19日(土)・・・第18回小野賞贈呈式、盛大におこなわれる。
19日(土)午後1時40分から4時15分まで、中之島フェスティバルタワー12階のアサコムホールにおいて、第18回小野十三郎賞の贈呈式が、中塚鞠子チューターの司会のもと約80名の出席で盛大におこなわれました。
第1部では、まず大阪文学協会(文校の運営母体)小野賞実行委員会代表の葉山郁生さんの主催者挨拶があり、つづいて金時鐘、倉橋健一、小池昌代、坪内稔典さんの選考委員四氏から選考時の経過や意見が述べられました。
授与式に移り、詩集『九月十九日』(ふらんす堂)で第18回小野賞に選ばれた森水陽一郎さん(千葉県いすみ市)に、賞状と賞金(50万円)が授与されました。また詩集『黎明のバケツ』が特別賞に選ばれた平野晴子さん(愛知県あま市)にも、賞状と賞金(10万円)が渡されました。そのあと、お二人の受賞者挨拶【写真・上は森水さん】。
最後に、共催の朝日新聞大阪本社の寺西淳生活文化部長、後援の桃谷容子基金の以倉紘平さんと澪標の松村信人さんから挨拶がありました。
第2部は、「小野十三郎賞の未来」と題して、選考委員四氏による座談会がおこなわれました【写真・中】。当初予定されていた東京在住・長谷川龍生さんの講演は、氏の健康状態がすぐれないため急きょ取り止めになりました。
第3部として4時30分からは、同じフェスティバルタワー12階の『フェスティバルキッチン』に場を代えて、松本衆司チューターの司会のもと懇親パーティー【写真・下】。10近くの文校生も交え約50名の参加がありました。
(小原)