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藤岡陽子さん(大阪文学学校修了生)の長編小説『リラの花咲くけものみち』(光文社)が吉川英治文学新人賞の最終候補5作に選ばれています。受賞発表は3月上旬。


【2/24(土)朝日新聞の広告】

第45回を数える吉川英治文学新人賞は、公益財団法人吉川英治国民文化振興会が主催し、講談社が後援しています。
選考委員は、朝井まかて、大沢在昌、京極夏彦、辻村深月、村山由佳の五氏。

◆京都府在住の藤岡陽子(ふじおか・ようこ)さんは、1999年に大阪文学学校夜間部クラス、2006年に昼間部クラスにそれぞれ1年間在籍されています。06年、「結い言」で宮本輝氏選考の第40回北日本文学賞選奨を受賞。09年、『いつまでも白い羽根』でデビュー。同作は、18年4月
に東海テレビ・フジテレビ系でドラマ化。著書に『手のひらの音符』、『晴れたらいいね』、『おしょりん』(映画化され23年11月全国ロードショー)、『満天のゴール』(TⅤドラマ化/NHK 4Kドラマ)、『跳べ、暁!』、『きのうのオレンジ』、『メイド・イン京都』(第9回京都本大賞)、『金の角持つ子どもたち』、『空にピース』、『リラの花咲くけものみち』など。
16年11月に、文校教室で「大阪文学学校で見えた作家への道」と題して、講演をおこなっていただいています。

23年12月22日・大阪文学学校ブログ参照
23年9月25日・大阪文学学校ブログ参照

(小原)