一般財団法人おおさか創造千島財団が運営するWebメディア「paperC」で、4/28(日)文校特別講座(ゲスト;吉増剛造)が紹介される!
【次をクリック!】
https://paperc.info/event/32757
・・・・・・・・・・・・・・・
【以下、「paperC」より】
大阪文学学校で4月28日(日)、吉増剛造を迎えた特別講座「詩とは何か――土方巽の舞踏言語をめぐって」が開講。
現代詩を代表する詩人が語る、暗黒舞踏を生み出した男の言語とは。
詩人・吉増剛造による特別講座「詩とは何か――土方巽(ひじかたたつみ)の舞踏言語をめぐって」が大阪文学学校の特別講座として開講される。
吉増剛造は1939年に東京で生まれ、1964年に第一詩集『出発』(新芸術社)を刊行。詩集『黄金詩篇』(思潮社、1970年)が高見順賞を受賞し、詩壇を席巻する。以降、詩作と並行して朗読パフォーマンスや他ジャンルとのコラボレーションの実践も精力的に展開。主な詩集に『オシリス、石ノ神』(思潮社、1984年/現代詩花椿賞受賞)、『怪物君』(みすず書房、2016年)ほか多数。近年では、オルタナティブロックバンド・空間現代との共演を収めた『背 se』(七里圭監督、2021年)、映画作家ジョナス・メカスを悼む姿を追った『眩暈 VERTIGO』(井上春生監督、2022年)など、ドキュメンタリー映画で取り上げられることも多い。
本講座のテーマに挙げられた土方巽は、「暗黒舞踏」と称し、前衛舞踏の様式を確立させた舞踏家だ。吉増は大野一雄をはじめとする舞踏家との交流も深く、土方とは1968年の公演で立ち会って以来、1986年に亡くなるまで接し続けた。『慈悲心鳥がバサバサと骨の羽を拡げてくる』(書肆山田、1992年)は、土方の語りを収めたテープを吉増が筆録したものである。
詩人、文芸評論家の倉橋健一を聞き手として、吉増は土方の「舞踏言語」をどのように語るのだろうか。貴重な機会にぜひ足を運んでほしい。なお、前日の4月27日(土)には、西成区萩之茶屋の大衆立飲酒場「難波屋」にて、第22回小野十三郎賞受賞者である詩人の今野和代のプロデュースにより、吉増をゲストに招いた「横断する日—ポエトリーセッション」も開催される予定。あわせて要注目だ。