昨夕(7日)の朝日新聞・社会面に、金時鐘さん(詩人/文校特別アドバイザー)が登場! 藤本巧さんの写真集『金時鐘詩篇の風景』の刊行に関連して。
◆金時鐘(キム・シジョン)さんには“大阪文学学校特別アドバイザー”の任を引き受けていただいています。(もう一人の特別アドバイザーは、直木賞作家の朝井まかてさん)
金時鐘さんは、2015年2月まで18年半、年6~10回のペースで、公開“詩の連続講座”を受け持たれていました。その最終回(15年2月21日)は、在校生・OBやファン180名で大阪文学学校の教室は埋めつくされました。メディアも、朝日・共同・読売・NHKが取材に来ました。
2015年2月21日文校ブログ参照。
またそのときの模様は2日後、“詩人金時鐘さんが最終講座――現実認識における「革命」”と題して、共同通信社のyoutubeチャンネルにアップされました。金さんの冒頭の発言、受講生作品への寸評の様子、参加した文校生の感想などが取り上げられています。
https://www.youtube.com/watch?v=dqsyig1MfVk(youtube 共同チャンネル版)
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◆現在、藤原書店より『金時鐘コレクション』全12巻を刊行中。この3月に9冊目(『Ⅴ――日本から光州事件を見つめる 詩集『光州詩片』『季期陰象』ほかエッセイ』)が配本されました。文校の図書室には今までに刊行された9冊全て揃っています。
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◆2022年10月、金時鐘さんは「第4回アジア文学賞」を受賞されています。「アジア文学賞」は、韓国・光州市の国立アジア文化殿堂が主管する国際文学賞です。
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◆2022年5月、大阪市生野区のコリアタウンの一角に建てられた石碑「共生の碑」の裏面には、金時鐘さんの詩が刻まれています。
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◆朝日新聞「文化・文芸」面の(語る 人生の贈りもの)欄で、2019年7月17日から8月9日<日曜と火~金曜>まで全15回にわたって、金時鐘さんの生きてきた道が紹介されています。
(小原)