講師紹介/平野 千景ひらの ちかげ
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- 担当科目:
- 本科
- 担当部門:
- 昼間部
- 担当曜日:
- 金曜日
- 担当クラス:
- 小説クラス
Profileプロフィール
1951年生。89年専科終了。「月子の秋」で第一回いずみ文学賞佳作(91年)。〈てくらまぐら〉に「夏の蜜」「ゆらぎの華」など発表。「月の虫」で神戸ナビール文学賞佳作(05年)。作品集『月の虫』刊行(10年)。同人誌〈てくる〉代表。大阪文学協会理事。
Messageメッセージ
表現することの醍醐味を味わえるのは、ふと何かが降りてくるときではないでしょうか。そして物語が、自分でも予想しなかった方向へ転がっていく。そこには、自身のなかにこんなものが眠っていたんだ、あるいは隠れていたんだという発見があります。「物語」の芽は、各々の心のなかにあるはずです。心の毛根を育て、芽をすくすくと伸ばすためには、好きな小説に限らず、幅ひろく本を読むことと批評を恐れずに書くことが大切です。とはいっても、チューターやクラスの仲間からの助言には謙虚に耳を傾けてください。自分の欠点は、案外気づいていないことが多いでしょうから。