文校ブログ

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沖縄から昼間部・大西クラスへ新入生。23歳女性。Zoomを使って、14日(土)のクラスゼミから参加します。

2日前の通教部スクーリングのとき、“歓迎あいさつ”のなかで僕は、「事務局で働くようになって31年間半の間、沖縄在住の方は絶えることなく文校に在籍していたのに、とうとういなくなってしまいました・・・・・・」と述べました。
願いが通じたのでしょうか、今日の夕方、沖縄県中頭郡の23歳女性からオンラインで「入学申込書」が飛び込んできました。
すぐに電話をしました。「入学申込書」の濃い内容からして、4月からの春期を待つより、今すぐ入学したがいいと考え、電話でそう伝えました。また、通教部にするか、Zoomを使って昼・夜間部にするか迷っていました。土曜日は仕事が休みとのことだったので、土曜日の昼間部を勧めました。
土曜日の大西チューターに電話して、4日後の14日に合評する作品2編と当日のZoom招待状をメールで送ってもらいました。それを沖縄の女性に転送しました。
25歳以下の奨学制度が適用され、年間学費は通常より2万9千円割引かれて10万円なのですが、中途入学なので更に1万〇千円割引く、ということも伝えました。

●「入学申込書」の中の“入学のきっかけや書きたいテーマなど”欄より―――
【大学時代より、沖縄県内にて文芸誌「煉瓦」を発行しており、ペンネームは「二藤」として活動しています。
 貴校の存在は、第51回琉球新報短編小説賞に選ばれた上地庸子さんの「寄居虫(やどかり)」という小説をきっかけに知りました。沖縄県内の大宜味村にある古書店の読書会でご本人に直接感想を言う機会があり、徐々に文学学校の交流とは如何なるものか・・・と興味を持ちました。
 元々、小さな文芸団体で詩の講習会をしたり、沖縄県内の公募で賞をいただいたりとしていましたが、県外の文学賞に挑戦しよう! ということで、「九州芸術祭文学賞」に応募してみました。けれど、結果は惨敗でした。
私の身近にいる方、またネットで交流のある方は、詩が得意な方が多く、「九州文学賞」にて賞をいただきたい! という目標を掲げて、貴校に入学を希望した次第であります。
 仕事の関係で、今村翔吾氏の横浜でのサイン会に行ってお話したときに、「琉球〇〇から来ました」と言うと、「琉球って、あの琉球か」「はい、沖縄から来ました」「上司に今村が会いたいと言っていたと伝えてくれ」というやりとりがあり、今度は仕事上ではなく作家として会いたいという個人的な夢ができました。
 私は、元々、周りの人の体験や、個人の体験を入れ込んだ小説を書くことが多く(自分を知られる怖さもあり、小説に入れ込むということで私は同化する心地よさも感じます)、ここ三年間は、「復帰直後の沖縄(私は体験していないため、ファンタジー的な要素もある)」、「パパ活女子」、「獄中にいる人間と、外の人間の手記」をテーマに書いていました。
 今後は、それらをより膨らませた、かつユーモアなども交えた小説を書いていこうと思っています。
 どうぞ、よろしくお願いいたします。

●“影響を受けた作家・詩人”欄より―――
【小川洋子 村田紗耶香 綿矢りさ 村上春樹 谷川俊太郎】

●“募集を何で知りましたか”欄より―――
【知人の紹介(現在、大阪文学学校に入学している)】
―――→僕は、すぐ当てることができました。

(小原)