【【速報】】木下昌輝さん<文校修了生>、『愚道一休』(集英社)で第10回渡辺淳一文学賞受賞!★木下さんは明日<6日>の入学式の交流会のとき登場の予定★昨年11/16文士劇公演≪放課後≫のパンフレットを販売!
つい先日、昨年6月に刊行されていた木下昌輝(きのした・まさき)さんの『愚道一休』(集英社)が第10回渡辺淳一文学賞<集英社など主催>を受賞しました。
賞金200万円。贈賞式は5月16日、東京都内で。
選考委員は、浅田次郎、小池真理子、髙樹のぶ子、宮本輝の4氏。
《過去の受賞作および受賞者は、以下のとおり》
第9回 2024年 存在のすべてを 塩田 武士
第8回 2023年 フィールダー 古谷田 奈月
第7回 2022年 灼熱 葉真中 顕
第6回 2021年 透明な夜の香り 千早 茜
第5回 2020年 アタラクシア 金原 ひとみ
第4回 2019年 芙蓉の干城 松井 今朝子
第3回 2018年 僕が殺した人と僕を殺した人 東山 彰良
第2回 2017年 マチネの終わりに 平野 啓一郎
第1回 2016年 あこがれ 川上 未映子
◎集英社HP参照
★木下昌輝さんは、大阪文学学校の夜間部に2010年10月から14年3月まで3年半在籍されています。在籍中の2012年、「宇喜多の捨て嫁」で第92回オール讀物新人賞を受賞。その後、直木賞候補に4度ノミネートされています。今年1月、4回目のノミネートだった『秘色(ひそく)の契り 阿波宝暦明和の変 顚末譚』(徳間書店)は、惜しくも直木賞の受賞を逃しました。
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■木下さんは明日<6日>の入学開講式の交流会のとき(17時頃)、文校に来てくれる予定です。みんなで、渡辺淳一文学賞受賞を祝いたいと思います。
◎昨年11月16日、大阪市北区のサンケイホールブリーゼで、大阪では実に66年ぶりの【文士劇】旗揚げ公演がおこなわれ、前売りチケットはアッという間に売り切れ、芝居自体も大好評でした。その公演≪放課後≫には、朝井まかてさん(明日の入学式には最初から出席)とともに木下昌輝さんも舞台に立ちました。木下さんの解説付きで、そのときのパンフレットの販売会を、交流会の中でおこないます。一部2千5百円。
(小原)