《特別企画》文芸評論家・神山睦美さんの講演会に59名。うち文校生35名。
埼玉から神山睦美さんをお招きしての《特別企画》が午後4時半から、文校教室でおこなわれました。
神山さんの講演は、【いま、文学でしかできないテーマ探しとは何か】というテーマで、詩の話から漱石や村上春樹、ドストエフスキーまで縦横無尽で聴き応えのあるものでした。司会は、葉山郁生チューター。
一般の方も多く、文校生とあわせて59名の参加。細見校長、山田チューター、中塚チューター、小野賞選考委員の倉橋健一さんの姿も。
札幌の出版社・響文社の高橋さんも駆けつけ講演終了後、神山さんの最新の文芸評論書『サクリファイス』など響文社の刊行物をかなり割引いて販売していました。『サクリファイス』は10数冊売れた模様。
また文校の図書室に、響文社刊行の絵本詩集『金色の翼』(なかにし礼・著/宇野亞喜良・イラスト)、『文化亡国論』(笠井潔×藤田直哉)、幻想史学『薬師寺の向こう側――南船北馬の王権興亡』(室伏志畔)などを寄贈していただきました。
(小原)