徳島市在住の浜幸子さんは、今年3月まで2年間、通教部に在籍。小説集『日振島の空の下』には、文校時代に書きためた7編を収載。そのうちの1編「大将の嫁」は、『入学案内書』(樹林2016年4月号)に載った「兄の結婚」を改題したもの。「日振島(ひぶりしま)」は愛媛県宇和島本土の先にある。
以下に、巻末の「おわりに」から一部抜粋します----
【三年前に、七十の手習いで文章の勉強を志し、大阪文学学校の通教部に入学した。そこで日野範之先生の懇切丁寧な指導を受け、これからも書いていきたい、と思うようになった。文学老女誕生。生きているうちは書き続けたい】
(小原)