土曜から今日(月曜)にかけて、5名の新入生を迎えました。鳥取市の大学生女子・21歳も。
5名を紹介します。
◎和歌山市の40代後半・男性は、夜間部・小説クラスへ。入学申込者には【昨日、体験入学に参加させて頂きました。そこで先生及び在校生の方と直接お話を伺うことができたことで気持ちが固まりました。先生方のお話を聞いているうちに、自分の作品を仕上げるまではかなりしんどい思いもしなければならない、そういう覚悟が必要だということを改めて思いました。またその一方で、なぜか自然に引き寄せられてしまうような魅力をこの学校に感じました。妻の同意も得られましたので、自分の全力をこの1年に捧げようと思っています】と。
◎尼崎市の女性は、昼間部・小説クラスへ。
◎四條畷市の50代前半・男性は、夜間部・小説クラスへ。入学申込者には【8月下旬に授業見学に行かせてもらいました。そのときは、とても自分には無理だと思ったのですが、職場も近くにあるので、じっくり取り組んでみたいと思いました。濡れ手で泡のような儲け話でお金を失ったこともあり、今度は、濡れ手で粟ではなく、じっくり確実に身につくものを求めて、作家を目指そうと思いました。《中略》勤務先がろう学校なので、手話やろうの子供たちのことも書いてみたいです。手話が苦手なので、そのことも含めて私小説的にかければと思います。ろう学校だけでなく、肢体不自由な障害児の学校に勤務した経験も、肢体不自由の子供たちのことも書いてみたいです。書きたいことがあるようで、それがどんな形になるか楽しみです】と。
◎鳥取市の21歳(25歳以下の奨学制度適用)の大学生・女性は、通教部・詩/エッセイクラスへ。入学申込者には【入学のきっかけは、第六回文学フリマ大阪で、大阪文学学校の存在を知ったことと、その同時期に、初めて書いたエッセイで鳥取文芸賞をいただいたことです。昔から本が好きで、いつか小説家になりたいと思っていました。19歳の冬から公募に応募し始め、20歳の秋から同人活動を始めました。コバルト文庫やオレンジ文庫の文学賞の選考に引っかかることはありましたが、あまり手応えがなく、プロの指導のもとで本格的に文学を学びたいという想いが強くなっていきました。書きたいテーマは、日常の中に潜む非日常です。言葉で表現しにくいもやもやとした感情をくっきりと浮かび上がらせてくれるような作品を目指しています。《以下略》】と。
◎大阪市の40代前半・女性は来校し、夜間部・小説クラスへ手続きされました。入学申込者には【田辺聖子の短編小説が大好きです。今読んでも古さをまったく感じさせずおもしろい。田辺聖子が通った学校に行ってみたいと思っていました。同じ風景を見てみたいと思い入学を決めました】と。
(小原)