一昨日の金時鐘さん(文校特別アドバイザー)をめぐる“国際シンポジウム”に満席の200名。うち文校関係者50名。
一昨日16日(日)14時から大阪大学中之島センター10階で開かれた、70年にわたる金時鐘さんの詩業を振り返る国際シンポジウム“越境する言葉ーー詩人金時鐘さんの生誕90年と渡日70年を記念してーー”には、200名を超す金時鐘さんファンや研究者、出版関係者が駆けつけました。そのうち、チューター・在校生・修了生の文校関係者がおよそ50名。金時鐘さんには、大阪文学学校特別アドバイザーを務めていただいています。
主催は大阪大学大学院の越境文化研究イニシアティヴ(代表・宇野田尚哉)で、後援団体のひとつに大阪文学学校もくわわっていました。
主催者あいさつ、来賓(駐大阪韓国総領事)あいさつ、浅見洋子さんの作成した金さんの歩みをたどるスライド上映、鵜飼哲さんによる基調講演、丁章さん・宮沢剛さん・キャサリン・リューさんによるパネルセッション(司会/宇野田さん・細見和之文校校長)、渡部八太夫の「猪飼野詩集」からの浄瑠璃語り、最後に金時鐘さんによる朗読とスピーチ【写真】と盛りだくさんで、アッという間の3時間でした。
その後、阪大の同じ建物の2階レストランで催された、金さん夫妻を囲む懇親会の司会を高田文月チューターとクラス生2名(島さん、大槻さん)が務めました。50名ほど参加。懇親会の冒頭で葉山郁生代表理事が、ラストで小原があいさつしました。
(小原)