【NHK放送予定】「耳をすませば 第2回~~作家 田辺聖子さん & マラソン指導者 小出義雄さん」NHK総合テレビ12月30日(月)午前6:10~6:39
【写真は、大阪文学学校に残る、“校旗”のもとでの1956年ごろの文校・入学式】
今年6月6日に91歳で亡くなられた大阪文学学校の大先輩作家・田辺聖子さんが、9月14日の「映像ファイル あの人に会いたい」につづいて、またNHK全国放送に出ます。
それまで勤めていた金物問屋を辞め、26歳で大阪文学学校へ入学し、小説を書き続けたエピソードも出てくると思います。
NHK総合テレビの「耳をすませば」という年末特集番組で、今年亡くなられた方の中から、心に響く言葉や生き方を遺されたとして、田辺さんが取り上げられます。放送日時は、12月30日(月)午前6時10分から、です。NHKから問い合わせがあり、文校提供の写真がふたつ出てくることになっています。
なお、「耳をすませば」は、29日~31日の3日連続企画で、田辺さんの他に紹介される方々は、小出義雄さん(マラソン指導者)、市原悦子さん(俳優)、八千草薫さん(同)、梅原猛さん(哲学者)、ドナルド・キーンさん(日本文学研究者)です。
以下は、NHKのホームページより―――
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田辺聖子さんは昭和3年大阪市生まれ。幼いころから本が大好きで、女学校時代には友人たちと手作りの文芸雑誌を出していた。家計を助けるため金物問屋に事務員として就職するが、26歳で退職し大阪文学学校に入学。同人誌で10年間ひたすら小説を書き続けた。「感傷旅行」で芥川賞を受賞して人気作家となり、多くの小説やエッセイを手がける。古典文学の紹介や文学者たちの評伝にも力を注ぎ、平成20年には文化勲章を受章した。