文校ブログ

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新入生55名(夜12、昼17、通教26)の皆さんへの「ハガキ一枚」課題【できればメールで】

今春の新入生55名の皆さんに、以下のような案内チラシと所定の〈課題ハガキ〉を、4月11日に郵送してあります。
提出分は全て、「文校ニュース」に載せます。

        *
「新入生の皆さんへの課題」
次の六つのタイトルのうちから、ふたつを選び、同封のハガキ二枚にそれぞれ400字~600字ほどで書いて〈ワープロ・パソコン可〉事務局まで持参するか郵送してください。タイトルひとつ・ハガキ一枚でもOKです。ハガキのかわりに、メールで送っていただいてもかまいません。冒頭にタイトル・氏名〈ペンネーム可〉・所属クラスを入れてください。締切は5月16日(土)必着とします。提出作品は全て、文校の多くの皆さんの眼に触れられるようにします。
◎私のふるさと
◎私の歩んできた道
◎文学学校入学にあたって
◎私だけのもの
◎私を売り込みます
◎最近強く思うこと

        *

今日までに10名近くの方から届いているのですが、その中から、井垣厚子さん(夜間部/73歳)の「文学学校入学にあたって」を紹介します。    (小原)

        ☆       ☆ 
文学学校入学にあたって   井垣 厚子(夜・小説・西村c 大阪府豊中市)

富士フィルムで営業写真館向けの技術指導を担当していた夫が、お客様が本当に喜んで下さる写真を撮れるスタジオを作りたいと箕面で開業し、二十二年が経ち、今では来客の半数の方がリピーターの方なのです。スタート段階では接客の仕事をしたことがない私にとってハラハラドキドキの毎日でした。そして次第にただ写真を撮るというだけでなく、それぞれの方の色んな思いまで感じとって写真を残してあげたいと思うようになりました。そしてお客様の御家族への優しさや、垣間見える人生のドラマを書き残せないだろうか、といつからか考えるようになりました。でも今まで長文など書いたことがない私にとって、それは無理難題をつきつけられているようなものでした。そんな折、朝日新聞の黒板欄の大阪文学学校の文字が目に止まりました。いつも流し読みしている私の目に入ったというのは、きっと何かのお導きだろうと感じ、とりあえず入学の申し込みをしました。そうすると次々に冊子が送られて来て、こわごわそれに目を通しています。コロナのせいで出勤日数を減らして家に籠っていますので、葉書2枚をなんとかがんばって投函出来ました。