藤岡陽子さん(文校修了生)の新刊2冊 ☆『きのうのオレンジ』(集英社) ☆『メイド・イン京都』(朝日新聞出版)
京都府在住の藤岡陽子さんは、1999年に大阪文学学校夜間部クラス、2006年に昼間部クラスにそれぞれ1年間在籍されています。06年、「結い言」で宮本輝氏選考の北日本文学賞選奨を受賞。09年、『いつまでも白い羽根』でデビュー以降、著書多数。
16年11月には、文校教室で「大阪文学学校で見えた作家への道」と題して、講演をおこなっていただいています。
『きのうのオレンジ』の奥付によると、藤岡さんは現在、作家活動の傍ら、京都の脳外科クリニックに勤めていらしゃるとのこと。
◆『きのうのオレンジ』(集英社/1600円+税)は、『小説すばる』に2020年2月号から8月号にかけて連載されていた「夕空のうらがわ」の単行本化にあたり改題したもので、加筆・修正がおこなわれています。
◆『メイド・イン京都』(朝日新聞出版/1760円)は、書き下ろしです。
(小原)