春期1回目の体験入学に昼・夜で9名参加。そのうち3名(鹿児島、福岡、大阪)が、入学手続き。
大阪文学学校へ入学を希望されている方を対象とした一日体験入学(オープンキャンパス)がはじまりました。今日の担当は、昼の部が中塚鞠子チューター、夜の部が松本衆司チューターでした。
参加者は昼の部<Pm2~4>に6名、うち2人はZoom参加【写真】、夜の部<Pm6:30~8:30>に3名でした。夜の部には、在校生も1人、応援に駆けつけてくれました。
文学学校の学習システムや歴史、現状をつたえたあと、昼の部では、中塚チューターのもとで現在校生の数編の詩や短いエッセイをテキストにした模擬合評会がおこなわれました。一方夜の部では、松本チューターが今のクラスの雰囲気を伝えながら、詩とはどういうものか、書くとはどういうことか、と熱く語りかけました。
今日の“体験入学”で、文学学校のおおまかな形や雰囲気をつかめてもらえたのではないでしょうか。
体験入学は以後、3月23日(火)夜、27日(土)昼、30日(火)昼・夜、4月2日(金)昼・夜に開催します。それらに、何度参加していただいても結構です。
事前の申し込みがなくても参加できますが、できれば予約の電話かメールをください。
すでに入学手続きを終えている方の参加も歓迎します。
今春期の“体験入学”は、Zoom(オンライン会議)でも参加できます。メールで事前連絡をください。Zoom招待状をお送りします。そして、その日の体験入学が始まる30分前にミーティングルームを開きます。
◎今日の新入生は、3名。いずれも体験入学に参加されていて、その前後に事務局で入学手続きをされました。その3人の「入学申込書」に記されていた内容を紹介します。
◆体験入学に昼も夜も参加された北九州市の60代女性。通教部・詩/エッセイクラスへ。
【一昨年、詩誌「GAGA」の同人となり、福岡県詩人会に入会しました。60歳を過ぎて、リタイア後また詩を書き始めたのです。コロナ禍で「不要不急」と行動自粛を迫られる今日、「不要不急」は個人によって異なる。現代詩が「不要不急」なものであってはいけない、今書かなくてはと思いました。エッセイと詩を同じテーマで書いて、その表現の可能性を比較検討したい。作品への意見を聞きたい、そう思いました。極々私的、体験イメージも適確な言葉の力で、普遍なものになると思います。】
◆地下鉄で迷い、昼の体験入学に1時間遅れでやって来た鹿児島市の70代女性。通教部・エッセイ/ノンフィクションクラスへ。帰りは、小原がJR大阪駅のプラットホームまで送っていきました。鹿児島県からは2年半ぶりに文校生の誕生です。
【半年前、南日本新聞の記事を見て、文学学校に入学の問い合わせをしたところ、鹿児島県出身の事務局長の小原さんとお話をする事ができて、丁度エッセイを書きたいと思っていたので、半年間あれこれと思いあぐんだ結果、小原局長に負けました。ノンフィクションでは、社会面(性)に重きをおいて書けたらいいなと思っております。】
◆昼の体験入学に参加されていた吹田市の70代男性。昼間部・詩/エッセイクラスへ。歩くのが好きで、大阪から東京まで38日間かけて歩き通したそうです。
【文学学校の生徒さんの紹介を受けました。歩き旅のエッセイ本、ブログの文章を短文で書きたい。自分史を詩形式で書きたい。】
(小原)