【9月4日(土)PM4~6:20】作家の三浦しをんさん(Zoom出演)をお招きしての特別講座(葉山郁生との対談)に文校教室で15名、文校外から119名がZoom視聴。
半年に1度か2度、大阪文学学校で催す公開の特別講座。今回は9月4日(土)午後4時すぎ、Zoom出演のかたちで東京の三浦しをんさんをお招きし、特別講座ははじまりました。葉山郁生・大阪文学協会代表理事を対談相手に、視点、説明と描写、セリフなど日頃文校生が書くうえで悩んでいる問題について、三浦さんは分かりやすくそして存分に語ってくれました。
葉山代表理事は主に、三浦さんの近著『マナーはいらない 小説の書きかた講座』(集英社)や、直木賞受賞作『まほろ駅前多田便利軒』、織田作之助賞受賞作『あの家に暮らす四人の女』を話題にしました。それらの著作に関連させながら、教室外Zoom視聴者から事前にメールで寄せられていた9件の質問を三浦さんに投げかけました。また、教室参加者4名がマイクを通して質問しました。それらに対し予定より約20分オーバーして、三浦さんは丁寧に答えていかれました。
教室参加者15名の内訳は、在校生11名、休学生1名、『樹林』購読1名、一般2名でした。教室外からZoom視聴119名の内訳は、在校生・チューター97名、休学・文校OB・『樹林』購読19名、一般3名。
講座のあと小原のほうから、事務的なこともまじえてメールで三浦さんに謝意をお伝えしたところ、「貴校のみなさまからの熱心なご質問や、拙著をお読みいただいたうえでのご丁寧なご質問、大変ありがたく思いました」という返信をいただきました。