昨夜のクラスゼミを教室で見学した21歳男性が、オンラインで夜間部小説クラスへ入学手続き。大学を休学して、“書く”ことに賭けます。
2/8(火)昼、2/18(金)夜と2度、教室でクラスを見学した神戸市の21歳学生が、大学を休学までして、文校への4月入学を決めてくれました。どちらのときもゼミのあと、ぼくは30分ほど大学や家族のことなどを聞き、ほんとうに応援したくなりました。さっそく、明日の特別講座(東京から堀江敏幸さんがZoomで講演)に参加します。
なお、≪25歳以下の奨学制度≫が適用され、年間学費は通常より2万9千円割り引かれます。
お昼に届いたオンラインによる「入学申込書」の中の“入学のきっかけや書きたいテーマなど”のところを全文紹介します。
【僕は自分を「知るため・知ってもらうため」に作品を書きたいと思っています。
大人になるにつれて、内からみた自分と、外からみた自分の乖離がどんどん大きくなっているのを感じます。それに「自分はこういう人間だ」と口で正しく説明することが、ほとんど不可能に近いということにも気づきました。そこで、物語という別の媒体に僕という人間の一部を授けて、それを読んでもらうことで自分を知ってもらう、また書きながら自分で自分を知っていく、今の僕の小説を書く源泉はそこにあります。
大阪文学学校には、小説を書く上での基礎体力、テクニックを身に付けるため、また自らの内面に挑戦し続ける多種多様な人たちとの出会いを求めてやってきました。
小説を読み始めたのも最近という素人ですが、今年一年は大学を休学し、本気で文学にぶつかっていきたいと思っております。
どうぞよろしくお願いします。】
影響を受けた作家は【村上春樹、ドストエフスキー、ガンディー(自伝作家)】で、文校のことは【大学の担当教授の紹介】があったとのことです。
(小原)