☆新刊紹介★藤岡陽子さん(文校修了生)長編小説『空にピース』(幻冬舎/1870円)。刊行を記念して、『小説玄冬』22年3月号で“藤岡陽子・空にピース”特集。
単行本化にあたり、『小説玄冬』(2020年10月~21年9月)に連載された作品を大幅に加筆修正。
“藤岡陽子・空にピース”特集は巻頭におかれていて、『空にピース』執筆にまつわる藤岡さんへのインタビュー、吉田伸子さんによる書評、書店員さんの声、刊行記念試し読み という内容になっています。
◆京都府在住の藤岡陽子(ふじおか・ようこ)さんは、1999年に大阪文学学校夜間部クラス、2006年に昼間部クラスにそれぞれ1年間在籍されています。06年、「結い言」で宮本輝氏選考の第40回北日本文学賞選奨を受賞。09年、『いつまでも白い羽根』でデビュー。著書に『手のひらの音符』、『晴れたらいいね』、『おしょりん』、『満天のゴール』、『跳べ、暁!』、『きのうのオレンジ』、『メイド・イン京都』(第9回京都本大賞)、『金の角持つ子どもたち』など。
16年11月に、文校教室で「大阪文学学校で見えた作家への道」と題して、講演をおこなっていただいています。
(小原)