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【26日(土)】・・第24回小野十三郎賞贈呈式、3年ぶりに一般公開でおこなわれる。

11月26日(土)午後1時30分から4時すぎまで、中之島フェスティバルタワー12階のアサコムホールにおいて、第24回小野十三郎賞の贈呈式が、高田文月チューター(小野賞事務局)の司会のもと約50名の出席でおこなわれました【写真・上から②番目】。
コロナのために一年前(第23回)と二年前(第22回)は、大阪市北区の朝日新聞社の一室において、受賞者と主催・共催関係者のみの臨席で賞状と賞金目録の授与式をおこなっていました。
なお、今回の贈呈式の受付を夜間部・高田クラスの7名の皆さんが手伝ってくれました【写真・①番上】。

贈呈式の第1部では、まず大阪文学協会(文校の運営母体)小野賞実行委員会代表の葉山郁生さんの主催挨拶があり、つづいて詩集部門について坪内稔典さん、三井喬子さん、犬飼愛生さん、詩評論書部門について葉山郁生さん、と4名の選考委員から選考経過が述べられました。

そして授与式に移りました。詩集『さざえ尻まで』(思潮社)で本賞受賞の新井啓子さん<群馬県前橋市>、詩評論書『わたしたちのたいせつなあの島へ――菅原克己からの宿題――』(七月堂)で特別奨励賞の宮内喜美子さん<東京都三鷹市>それぞれに、賞状と賞金目録(本賞30万円、特別奨励賞10万円)が授与されました。そのあと、お二人の受賞挨拶がありました【写真・③番目は新井さんへ葉山代表から賞状授与/④番目は宮内さんの受賞挨拶/⑤番目はお二人そろって】。
最後に、共催の朝日新聞大阪本社の桝井政則・文化部長、後援団体である桃谷容子基金の以倉紘平さん、同じく澪標の松村信人さんから挨拶がありました。

第2部は、「わが夜学生」と題しておよそ1時間、以倉紘平さんに講演していただきました【写真・⑥番目/中央が以倉さん、左が司会の高田さん】。

受付テーブルの上に並べていた受賞作2作および以倉さんの『わが夜学生』(編集工房ノア)は、あわせて28冊売れました。

◎4時20分頃からは、12階から地下1階に下り、『ワインホールグラマー中之島』に場を代えて、小原政幸・文校事務局長の司会で《受賞者をかこむ懇親会》が開かれました。【写真・⑦番目】。36名の参加がありました。宮内さんの連れ合いの作家・宮内勝典(かつすけ)さん、横浜から駆け付けた新井さんの教え子、新井さんの詩集を担当した思潮社の編集者、文校チューター4氏(音谷健郎、中塚鞠子、冨上芳秀、高橋達矢)など。

◆受賞2氏は、昨日(日)そして今日(月)文校教室で、文校ホームページに載せる予定の“受賞者対談”に臨んでいただきました。
昨日、新井啓子さんの相手を務めたのは高田文月チューターで、今日の宮内喜美子さんの相手は細見和之・文校校長でした。

(小原)