本校の特色

年齢を超えた学びあい

現在、文学学校では21歳大学生から92歳の方まで、多彩な人々が学び語りあっています。戦争体験を書き残そうとしている人、子育てを終え”文学少女”へ回帰しようとしている人、職場、学校、社会、家庭、人間関係など、それぞれにあきたりなかったり苦悩している人……文学学校での出会いは多様です。

全国各地から集う学校です

現在の在籍者は、全国40都道府県にまたがり、総勢390名になります。昼間部、夜間部、通信教育部に分かれ、さらに15名ほどのクラスへと分かれます。そして関西で永年、詩や小説を書き継いでいる26名の講師(チューター)とともに、持ち寄った作品を批評しあっています。

豊富な公開講座

文学学校では年間を通じて、一般にも開放して公開講座を開催しています。第一線で活躍している作家や詩人の特別講座や、文学学校講師らによる小説(エッセイ)入門講座、詩入門講座など、創作のヒントにつながるさまざまなカリキュラムを用意しています。

独自の授業スタイル

昼・夜間部では、講師とクラス員が、一人ひとりの作品に感想や意見を述べあう作品合評がメインです(週1回)。そこでは、モチーフ、テーマ、構成、描写と説明、視点、細部、文体などについて全員が意見を出しあい、作品をよりよいものにしていきます。

ジャンルを幅広くカバー

夜間部には小説クラス、詩・エッセイクラス、昼間部と通信教育部にはそれらに加えエッセイ・ノンフィクションクラスがあり、創作のジャンルを幅広くカバーしています。 各クラスとも15名ほどの少人数制なので、各人の発言の機会が多く、創作、批評に集中できる環境となっています。

文学賞受賞者を多数輩出

13,500名を超える修了生の中からは、全国各地の文学創作、地域文化活動の中心的な担い手として活躍している方が多数います。また芥川賞、直木賞、織田作之助賞、文學界新人賞、ホラーサスペンス大賞、日本ラブストーリー大賞、オール讀物新人賞、新潮新人賞、太宰治賞、三好達治賞、丸山薫賞など文学賞の受賞者を輩出しています。