●新入生「ハガキ一枚」課題●・・・◆作品発表・第3弾【昼間部・小池和代さん/昼間部・藤澤美子<よしこ>さん】★未提出の方、急いでください【できればメールで】。締切は11月25日(土)です。
今秋の新入生全員に提出をもとめている〈課題ハガキ〉の既着分の中から、とりわけ印象的な作品を紹介する《第3弾》として、昼間部2名の作品を取り上げます。
すでに文校ブログに載せた《第1弾》は通教部・塩崎拓さんの作品(11/9文校ブログ)、《第2弾》は通教部・古松恵子さんと昼間部・錦織万里子さんの作品(11/14文校ブログ)でした。
提出作品は全て、12月発行の「文校ニュース」に載せ、文校の多くの皆さんの眼に触れられるようにします。
課題のタイトル6つについては、10/31文校ブログ参照。
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文学学校入学にあたって
小池和代(昼・小説・佐伯クラス/大阪府吹田市/52歳)
四十にして惑わずという言葉がある。それに反して、私は惑いまくりの五十二歳だ。今年の猛暑、文学学校への入学を申し込んでしまった。それもいきなりオンラインでだ。その直後「近所のカルチャーセンターに行ってください」と入学拒否されるかと怯えた。そう言われたら、文学学校推薦のカルチャーセンターを教えてもらえば良い事だ。と前向きに考えたのは、やはり年の功か。
その後、事務局の小原さんから確認の電話を頂いた。近所のおじさんのような話しぶりが楽しかった。門前払いもされず、無事に文校へ潜り込めた事に安堵した。後は、十月の入学開講式を待つばかり。たとえ週一でも、再び学生に戻れるのが嬉しい。「イェーイ」てな気分で、入学までの日々を過ごすようになった。
入学開講式には、やはりベレー帽と眼鏡でキメて行くか? それでは漫画道場か? とワクワクして迎えた当日は、谷町六丁目で迷子になりつつも一番乗りで到着。初めての文校のビルと教室は、想像以上でも以下でもなかった。正に私の想像通りの経年劣化と雰囲気が良かった。そこに、ぽつねんと緊張して座りながら「皆に、四十分前精神を教えたらなあかん」と、緊張して変な事を考えていた。
あの日から約一ヶ月経ち思うのは、思い切って飛び込んでみて良かった。これに尽きる。自分が書くのも、人の作品を読むのも、私には凄く難しい。合評も緊張する。でもその分、チューターとクラスメイト達と飲む、ゼミ後のビールの美味しさよ。と書いたは良いが、次の合評や飲み会では、掴み合いの喧嘩になったりして。それはそれで戸惑いながらも楽しんでいきたい。私は五十二歳でピカピカの新入生なのだから。
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私を売り込みます
藤澤美子(昼・小説・夏当クラス/三重県津市/65歳)
年齢は65歳です。顔で踊る「顔ダンス」の講師です。顔ダンスというのは「顔ヨガ」ほどは有名ではありませんが、最近女優のMEGUMIという人が『キレイはこれでつくれます』という本の中で、「おきゃんママの顔ダンス」で目の下のたるみが取れたなどと書いていることから「知る人ぞ知る」美容法です。顔の中にある笑顔に特化した表情筋を鍛えて、顔をリフトアップさせ、笑顔も改善させます。あなたのお顔をマイナス10歳若返らせることができます。
文校に入ろうと思ったきっかけは、同人誌『文芸中部』に入り何年も小説を書いてきましたが、最近モチベがダダ下がりで外からの刺激が欲しかったからです。
ブログは「顔ダンスでリバースエイジング」、noteもやっています。インスタもXもやってます。良かったらフォローしてみて下さいね。
第25回小野十三郎賞贈呈式の≪第二部≫で添田馨さん(詩人・評論家)が講演。演題は「現代詞人『中島みゆき』という在りかた」。【入場無料。どなたでも参加できます】
11月25日(土)午後1時30分から、中之島フェスティバルタワー12階で、第25回小野十三郎賞の贈呈式がおこなわれます。主催は一般社団法人・大阪文学協会[大阪文学学校の運営母体]、共催は朝日新聞社。後援として、大阪府・大阪市・桃谷容子基金・澪標など。
その《第一部》の贈呈式では、兵庫県の江口節(えぐち・せつ)さんの『水差しの水』(編集工房ノア)に詩集部門の第25回小野賞、東京都の青木由弥子(あおき・ゆみこ)さんの『伊東静雄――戦時下の抒情』(土曜美術社出版販売)に詩評論書部門の第25回特別奨励賞が授与されます。
《第二部》では、埼玉県の添田馨(そえだ・かおる)さんが、「現代詞人『中島みゆき』という在りかた」というタイトルで一時間ほど講演をおこないます。
添田さんは、詩集『語族』(思潮社)で第7回(2004年)小野賞、詩評論書『クリティカル=ライン 詩論・批評・超=批評』(思潮社)で第21回(2019年)小野賞を受賞しています。小野賞を2度! 今25回から、小野賞の詩評論書部門の選考委員に加わっていただいています。
講演は、パワーポイントを使っておこないます。下の画像は、その資料の一部。
(小原)
【学生委員会在特部より】『樹林』24年6月(在校生作品特集)号に向けて
◆18日(土)の文校ブログで、今度(秋期第3回)の学生委員会は今日・20日(月)おこなわれる旨お知らせしましたが、今日はありませんでした。1週先送りし、27日(月)午後7時から開催することになっているとのことです。学生委員会との連携が取れていなくてすみませんでした。
1人の夜間部生が今夜、学生委員会にはじめて参加しようと文校にやって来ています。『M-1はじめました。』をアマゾンで買って読み、その著者である谷良一・学生委員長に会いに来たのでしたが・・・・・・。
(小原)
28日(火)から昼・夜間部は、合同クラスで『樹林』在特(11月)号・合評会週間
11月28日(火)から12月2日(土)にかけて、合同クラスで『樹林』11月(在校生作品特集)号に載っている学生作品の合評会が行なわれます。
上の一覧表のように、合同で行います。また、Zoomを使うところもあります。
●作品が取り上げられる作者は、ぜひ教室で参加してください。
●昼・夜間部クラスの『樹林』合評会週間に先立って、11月26日(日)には学生委員会主催で“『樹林』11月(在特)号の合評会”が行われます。詳細については、11月9日・文校ブログを!
(小原)
◆昼・詩の連続講座【担当:詩人の近藤久也さん】に25名参加。作品提出24名中21名出席。◆通教部生の方は、12/10スクーリング「出欠ハガキ」を早めに届けてください。
【昼・詩の連続講座の模様/向こう側の一番左が講師の近藤さん】
大西・津木林2クラスの組会(作品合評会)と入れ替わって、午後3時から6時5分まで、公開/昼・詩の連続講座(秋期1回目)がおこなわれました。講座の担当は、春期に引き続き近藤久也さん(詩人)。半年前の1回目と比べて、1名多い25名(うち一般1名)の参加がありました。秋の新入生は岐阜県の通教部生一人だけでしたが、在校生で初めて参加する人が目立ちました。
講座の初めに、近藤講師から“事実をもとに書く詩”について、15分ほど話がありました。
その後近藤講師は、事前にプリントを配布してあった提出作品24編(欠席3名の作品はのぞく)について1編ずつ懇切で鋭い批評をくわえていきました。作者に創作の意図をたずねたり、会場から意見を求めたりしながら。
また、今回の24編の中で“私がいいと思った作品”として4編を挙げられました。―――エントリー順に、名倉弓子(通教・小説・飯田c)、谷町蛞蝓(通教・詩エ・平居c)、加藤清三郎(昼・小説・島田c)、三村あきら(通教・小説・高橋c)。
◎次回の公開講座は、12月11日(月)午後6時30分からの夜・文章講座(春期2回目)です。担当は、津木林洋チューター。課題作「登場人物を会話と行動で造形する」の提出締切は12/2(土)で、事務局まで郵送か持参のこと。整理に手間取るので、メールでは受け付けていません。
●12/10(日)通教部スクーリングの「出欠ハガキ」の締切は11/25(土)ですが、クラス編成の都合上、できるだけ早めに届けてください。
◆あさって(20日/月曜)午後7時から、秋期3回目の学生委員会(谷良一・委員長)です。在校生なら誰でも参加できます。
(小原)