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昼・詩入門講座【担当:詩人の近藤久也さん】に、新入生2名をふくめ10名参加。作品提出8名中7名出席。


【昼・詩入門講座の模様/窓際が講師の近藤さん】

第1教室を大西クラスの組会(作品合評会)と入れ替わって、午後3時から5時40分まで、公開講座の昼・詩入門講座(秋期1回目)がおこなわれました。講座の担当は、23年春期からお願いしている近藤久也さん(詩人)。半年前の1回目と比べたら、15名少ない10名(うち秋の新入生2名)の参加でした。在校生も有料化(作品提出1,000円/聴講のみ500円)したことが影響しているのでしょう。

講座の初めに近藤講師から、高橋睦郎さんの詩作品「恢復期」を見本に、“詩のかたち かたちの無いかたち”について10分ほど話がありました。
提出作品8編のコピーを、講座の始まる前に文校事務局が配布しました。各々が自作詩について朗読しました。そのつど近藤講師は懇切で鋭い批評をくわえていきました。作者に創作の意図をたずねたり、会場から意見を求めたりしながら。
最後に近藤講師は、今回の8編の中で“私がいいと思った作品”として1編を選ばれました。それは、野々ゆかさん(通教部研究科休学中)の「キリンの瞳」という作品でした。残念なことに、西宮市の山奥に住んでいるという野々さんからは午後2時ごろ、「欠席せざるを得ません」と電話がかかってきていたのでした。「家を出て阪急の最寄駅に向かっていたのですが、大雨で道路が冠水してしまい、駅にたどり着けそうにありません。家に引き返してきたところです」。

◆次の公開講座は、11月9日(土)午後3時からの【昼・小説(エッセイ)入門講座<秋期1回目>】です。担当は、馳平啓樹さん(文校在籍時に文學界新人賞受賞)。課題作の提出は、すでに締め切っています。
4種類の公開講座のうち、この【昼・小説(エッセイ)入門講座】のみ、Zoom配信をおこなっています。今のところ、課題作を提出していない在校生・修了生・一般あわせて5名からZoom聴講の申込があります。

(小原)

本日公開!「詩時評(第38回)」(松本衆司執筆) ◆「詩同人誌評(第12回)」(中塚鞠子執筆)、「小説同人誌評(第42回)」(細見和之執筆)も公開中!

本日、「詩時評(第38回)」(松本衆司執筆)を公開しました。

『樹林』本誌上で2019年5月号(通巻652号)まで連載されていた「小説同人誌評」(細見和之執筆)と「詩時評〈詩集評〉」(松本衆司執筆)はその後、当HPのトップページ上に公開の場を移しました。
21年3月からは、あらたに「詩同人誌評」(中塚鞠子執筆)もくわわりました。
それぞれ原則、年4回執筆で、「小説同人誌評」は通算で42回目、「詩時評」は38回目、「詩同人誌評」は12回目になります。

公開済みの小説同人誌評、詩時評、詩同人誌評の一覧はこちら

『季刊文科』97号【その②/同人雑誌季評】・・・小説がとりあげられたのは、『樹林』通教号から通教部生・河内康さん、同人誌『せる』から塚田源秀・チューター、同人誌『あるかいど』から夜間部生・夏野緑さん。その他にも文校修了生が多数。


<河中;評/夏野緑「アマリリス」/文校夜間部・谷口クラス在籍>


<谷村;評/河内康「ブック・メーカー」/文校通教部・塚田クラス在籍>


<谷村;評/塚田源秀「犬を焼く」/大阪文学学校通教部チューター>

上のタイトルや画像のほかに――――

●『季刊文科』97号誌上の河中郁男さんによる“同人雑誌季評”で取り上げられている文校修了生2名の小説は次のとおり。( )内は掲載同人誌名と号数。
◎南水梨絵「あらゆる岸辺に着く舟」(白鴉・34号) ◎岩代明子<元チューター>「一番暗い時間に、彼女は耳をすます」(ignea・11号)

●同誌の谷村順一さんによる“同人雑誌季評”で取り上げられている文校修了生6名の小説は次のとおり。( )内は掲載同人誌名と号数。
◎藤本紘士「メッツェンバウムは届けられた」(白鴉・34号) ◎南水梨絵「あらゆる岸辺に着く舟」(白鴉・34号) ◎衿さやか<9月まで昼・津木林c在籍>「のびやかに息をして しなやかに踊り そして健やかに眠って」(徳島文學・7号) ◎岩代明子<元チューター>「一番暗い時間に、彼女は耳をすます」(ignea・11号) ◎梁正志「悪夢」(淡路島文学・20号) ◎渡谷那「Aハウスにて」(あるかいど・76号)  

(小原)

『季刊文科』97号【その①/転載】・・・『樹林』通教部作品集掲載の河内康さん(塚田c/栃木県)の小説「ブック・メーカー」が、全国文芸誌『季刊文科』に転載される! ◆修了生・南水梨絵さんが同人誌に発表した小説も。


〈『季刊文科』2024年秋季号(97号)の目次〉


『樹林』通教部作品集(24年7月号/通巻704号)
↓(転載)


『季刊文科』97号〈24年秋季号〉

栃木県足利市在住で、大阪文学学校通教部本科小説クラスに在籍している河内康<かわち・こう>さんの、『樹林』通教部作品集(24年7月号/通巻704号)に掲載されていた小説「ブック・メーカー」(34枚)が、9月末に発行された『季刊文科』(鳥影社・刊)97号〈24年秋季号〉に転載されています。『樹林』通教号への掲載は塚田源秀チューターの推薦によるものです。

●過去にも、『樹林』通教部作品集に載っていた小説が『季刊文科』に転載されたケースがあります。
◎当時・安芸cの鮎沢しほりさん「アゲハチョウ」・・・『樹林』通教号(19年3月号/通巻650号)から
◎当時・塚田cの湯谷大志さん「ゲロ味フラペチーノ」・・・『樹林』通教号(23年2・3月合併号/通巻690号)から

●また、『樹林』通教部作品集に掲載された小説が全国の同人雑誌優秀作に選ばれ『文學界』(文藝春秋・刊)に転載された方が3名います。
◎通教部休学中の森上晶さん(もりがみ・あきら/2020年下半期・同人雑誌優秀作) ◎修了生の南水梨絵さん(みなみ・りえ/19年下半期・同人雑誌優秀作) ◎修了生の渡谷邦さん(わたりだに・くに/16年下半期・同人雑誌優秀作)

◆『季刊文科』97号には、修了生の南水梨絵さんの小説「あらゆる岸辺に着く舟」(30枚)も、文校関係者のつどう同人誌『白鴉』34号から転載されています。

●『季刊文科』は、通販のアマゾンで買い求められます。

(小原)

【12/7(土)・京都嵯峨野】祈りの楽器シタ-と紡ぐ音楽と文学と―――白井朝香さんのシタ-演奏/文校夜間部・松本衆司クラスの仲間8名による自作詩朗読

ヴァイオリン&シタ-奏者の白井朝香さんは広島在住です。
自作詩の朗読をする松本クラス生8名のうち、中本さんは愛知から、あおきさんは長野からやって来ます。

バラ園の中の喫茶店≪ラビアンローズ≫は、京福電鉄・嵐電嵯峨駅の近くにあります。松本クラス生の月川奈緒さんが、日々バラ園の手入れに余念のない父とで経営しています。主に春と秋のバラの開花時期に限って開店しています。
過去に、文校昼間部・中塚鞠子クラスは≪ラビアンローズ≫で課外授業を行っています。23年6月2日・文校ブログ参照。
また、月川奈緒さんのことについては、24年5月28日・文校ブログで紹介してあります。

★12/7(土)の催しは、限定30名ですので、早めに申し込んでください。

(小原)