新入生へのハガキ一枚の課題【できればメールで】
今秋の新入生は今のところ34名(夜7、昼15、通教12)。
昼間部・夜間部の新入生で教室に出てきている皆さんには、以下のような案内チラシと所定の〈課題ハガキ〉を組会のとき配っています。Zoom参加の昼・夜間部新入生と通教部新入生の皆さんへは、郵送してあります。
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「新入生の皆さんへの課題」
下の六つのタイトルのうちからひとつを選び、所定のハガキ一枚に400字~600字ほどで書いて〈ワープロ・パソコン可〉、事務局まで持参するか郵送してください。
ハガキのかわりに、メールで送っていただいてもかまいません。
e-mail. staff@osaka-bungaku.or.jp
冒頭にタイトル・氏名〈ペンネーム可〉・所属クラスを入れてください。
締切は11月25日(土)必着とします。
提出作品は全て、「文校ニュース」に載せ、文校の多くの皆さんの眼に触れられるようにします。
◎私のふるさと
◎文学学校入学にあたって
◎私を売り込みます
◎私の歩んできた道
◎私だけのもの
◎最近強く思うこと
【10月28日<土>】東京から三田誠広さん(作家)をお招きしての公開・特別講座に教室聴講37名(うち、一般・OB4名)。自宅からZoom視聴30名。
一昨日(28日)午後4時、東京から三田誠広さんをお招きし、公開・特別講座ははじまりました。《演題》は、「近代小説の起源と現況」。司会は、文校の運営母体である大阪文学協会の葉山郁生・代表理事が務めました。教室に集まったのは、5名の新入生(鳥取県、愛知県からも)をふくめて37名、うち一般・OBは4名。
淀みのない三田さんの1時半におよぶ講演は、源氏物語からドストエフスキーまで、島崎藤村から夏目漱石、川端康成まで、ともかく縦横無尽でした。ときに自著の芥川受賞作『僕って何』、64刷を重ねているという小説『いちご同盟』、翻訳『星の王子様』の創作秘話が挟まります。参加者のメモを取る手が止まることはなく、大いに勉強になった公開講座でした。
会場との質疑応答のコーナーに移ってからは、5名が質問に立ちました。これまた唸らせられる三田さんの回答の連続。
教室に入ってすぐの受付で、版元の作品社から取り寄せていた三田さんの近著である長篇小説『善鸞(ぜんらん)』(2,600円+税)と『光と陰の紫式部』(2,400円+税)の販売をおこないましたが、講座が始まる前に12冊が完売。講座終了後のサイン会には20名近い列ができました。
その後、午後6時30分から8時前まで、文校近くの中華料理店において、三田さんを囲む“懇親会”を持ちました。葉山代表理事、小原、2名の新入生を入れて在校生6名(埼玉県からも)、修了生1名で10名。
◆自宅Zoom視聴30名のうち、チューター陣では平野千景、津木林洋、中塚鞠子の3氏が視聴されていました。
(小原)
11/25(土)第二十五回小野十三郎賞贈呈式の案内状を今夜、関係者・新聞社などへ172通発送しました。
25年続いている小野十三郎賞は、大阪文学学校の運営母体である一般社団法人・大阪文学協会(代表理事;葉山郁生)の主催で、朝日新聞社に共催していただいています。さらには桃谷容子基金、澪標から後援をいただいています。
小野さんは、1954年(昭和29年)創立時から91年まで大阪文学学校の校長を務められ、96年10月に93歳で逝去されるまで名誉校長でした。
今25回の小野賞・詩集部門では、本賞に兵庫県の江口節(えぐち・せつ)
さんの『水差しの水』(編集工房ノア 刊)が選ばれています。
また小野賞・詩評論書部門では、本賞は該当作なしでしたが、東京都の青木由弥子(あおき・ゆみこ)さんの『伊東静雄――戦時下の抒情』(土曜美術社出版販売 刊)が特別奨励賞を受賞されています。
3年前(22回)、2年前(23回)は、コロナ禍のために、従来の一般公開の贈呈式および受賞パーティは控えざるを得ませんでした。代わりに、大阪市北区の朝日新聞社内会議室において、受賞者本人への賞の贈呈のみをおこないました。
昨年(24回)は、3年ぶりに贈呈式およぶ懇親会をおこなうことができました。
今年も、第25回小野賞贈呈式を、きたる11月25日(土)午後1時半より、大阪市北区の中之島フェスティバルタワー12階・アサコムホールにおいておこないます。
贈呈式には、大阪文学学校の秋の新入生、在校生も気軽に出席してください。贈呈式の日は、文校教室におけるクラスゼミや公開講座はありません。
今日(金)午後3時から6時半まで、小野賞事務局の高田文月チューターなど4人で、11/25小野賞贈呈式の案内状・式次第を作成し、封筒詰めを行いました。そして、受賞者、選考委員など関係者、新聞社、例年小野賞贈呈式に参列している方々など172名に宛てて、文校近くのポストに投函しました。
◆9/22小野賞・最終選考会の模様は9月22日・文校ブログ、選考結果を報じた朝日新聞(朝)全国版は9月25日・文校ブログに載せてあります。
(小原)
在校生の皆さんへ ●10/28特別講座【Zoom視聴】のご案内 ■教室聴講にはまだ余裕があります。予約なしの飛び込みOK。在校生無料、休学生・OBは千円。
10/28特別講座を視聴するためのZoomのURLは、以下のとおりです。
10月28日(土)PM4:00~
三田誠広(作家)
《演題》近代小説の起源と現況
〔司会〕葉山郁生(大阪文学協会代表理事)
Zoomミーティングに参加する(ミーティング ID: 864 8164 1061)
https://us02web.zoom.us/j/86481641061
上記リンクをクリックしたあと、在校生向けに配布されているチラシ裏面、『23年秋期・学習の手引き』の2ページ、または申込み受付メールに記載されていたパスコードを入力すると、視聴することができます。
対談開始10分前の午後3時50分から入室可能です。Zoom視聴に不安がある方は、早めに入室してテストしてみてください。
なお視聴時は、ご自身のZoomでの表示名を、文校に登録されているお名前にしておいてください。
「アスベスト・命を見つめるエッセー賞」などアスベストにまつわる四つの賞が創設されました。文校で講演をされたことのある佐伯一麦さん(仙台市在住の作家)も審査に携わります。
作家の佐伯一麦(さえき・かずみ)さんには、仙台市から来阪いただき、2017年7月に大阪文学学校で<『私』を描くということ>というタイトルの講演をしていただいています。講演録は、『樹林』17年12月(冬)に収められています。
★2017年7月9日・大阪文学学校ブログ
【佐伯一麦さんを招いての特別講座に82名。】
★大阪文学学校HP“お知らせ”(2017年7月13日)
【7/9教室での特別講座(ゲスト;佐伯一麦さん)に82名。居酒屋での6時間におよぶ懇親会【写真】に30名。】
(小原)