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通教生の皆さんへ●樹林12月号(通教部作品集)のPDF公開

12/8(日)通教部スクーリングの合評会テキストになる樹林12月号(通教部作品集)のPDFファイルを公開します。
下記リンクをクリック(タップ)したあと、スクーリング案内チラシに記載していた閲覧パスワード(半角数字)を入力すると、ダウンロードできます。

樹林24年12月号(通教部作品集)

スクーリング合評会は、出席人数やZoom等のつごうで、樹林1ページに記載されているクラスの組み合わせから変更になる場合があります。その際は、事前に「文校ニュース」や「文校ブログ」でお知らせします。自分のクラスに加え、いっしょになるクラスの作品も読んできてください。

なお、紙の雑誌は、発行予定日の11/25(月)、全通教生に発送します。

‘文校生空白県’だった佐賀県・石川県から通教部へ秋期新入生!★武雄市の45歳女性は15年半ぶり、河北郡の53歳女性は半年ぶりに再入学!【まだまだ秋期生を募集中。学費は割り引かれます】

◎佐賀県武雄市の女性は、事務局内の資料によると、2007年4月から09年3月にかけて日野クラスを経てたなかクラスに在籍していました。その時の居住地は宮崎県でした。
影響を受けた作家は、【夏目漱石、村上春樹、吉本ばなな、谷川俊太郎、枡野浩一】とのことです。

◎石川県河北郡の女性は、半年前まで約1年間菅野クラスに在籍していました。
今度の入学動機は、【小説家に憧れている。文学のすばらしさを書きたい。活字のすばらしさ、読書の大切さを書きたい。】とのことで、小説クラス希望です。
影響を受けた本や作家は、【外山滋比古『思考の整理学』 宮沢賢治】とのことです。
最初に文校のことを知ったのは、【北陸中日新聞】とのこと。

(小原)

昼間部の佐伯・伊藤クラスは合同し、作者を迎えて『樹林』11月(在校生作品特集)号の掲載作を合評。教室27名、Zoom1名出席。

『樹林』在校生作品特集(11月)号の掲載作を合同クラスで合評する週間は来週なのですが、事情があって火曜日・昼の合同合評会は前倒しし今日もたれました。
午後2時から、本科小説の佐伯クラスと専科/研究科小説の伊藤クラスが一緒になって、『樹林』11月号に載っている康玲子さん(伊藤C)の小説「壁の向こうは」<80枚>を合評しました【写真】。チューターお二人、作者の康さんをふくめて27名が教室出席、1名が和歌山県海南市からZoom参加。いつもとは違う雰囲気で、大いに盛り上がりました。
3時40分からは、別々の教室に分かれて、いつものようにクラス生の作品を合評しました。

◆午後6時30分からの夜間部(詩・エッセイの高田クラス、本科小説の西村クラス)はいつも通り、それぞれクラス生の提出作品を合評しました。

(小原)

第1回・夜/詩入門講座[担当:冨上芳秀チューター]に、秋の新入生2名(昼、通教)、修了生2名、一般1名をいれて9名出席。そのうち8名が作品提出。

冨上芳秀・通教部チューターが担当する公開・夜/詩入門講座(秋期1回目)は、今夜6時30分から8時40分まで、9名の出席でおこなわれました【写真】。あらかじめの作品提出は9名からあり、8名が出席。

まず冨上チューターから、谷川雁の詩「毛沢東」「故郷」を引き合いにして、<隠喩>や<呼びかけ>の技法について講義がありました。
その後、提出作品を各自が朗読し、それぞれに冨上チューターや参加者の2、3人が批評をおこないました。その後、有志は飲み会へ。

◎次回の夜/詩入門講座は、12月16日(月)午後6時30分からです。
課題作の締切は、12月7日(土)です。
小説クラスの皆さんもぜひ参加を! 勉強になります。

(小原)

●新入生「ハガキ一枚」課題●・・・◆作品発表・第3弾【夜間部・ぱるぷんてさん/昼間部・生一昌之さん】★未提出の方、急いでください【できればメールで】。締切は11月25日(月)です。

今秋の新入生全員(50名)に提出をもとめている〈課題ハガキ〉の既着分の中から、とりわけ印象的な作品を紹介する《第3弾》として、夜間部生と昼間部生の作品を取り上げます。今日までに、16名から届いています。

すでに文校ブログに載せた《第1弾》は通教部・北郷遥斗さんの作品(11/11文校ブログ)、《第2弾》は昼間部・久野庭子さんの作品(11/12文校ブログ)でした。
提出作品は全て、12月下旬発行の「文校ニュース」に載せ、文校の多くの皆さんの眼に触れられるようにします。
課題のタイトル6つについては、11/11文校ブログ参照。【小原】

        ☆       ☆ 
 [最近強く思うこと] 三つ子の魂百まで 
  ぱるぷんて(夜・小説・西井クラス/大阪市/32歳)
                        
 10年ほどアナウンサーをしている。
「話しことば」たちは、話す側の伝えたい音色、速さ、強さ、長さ、相手を選んで放つことができる。ちょっとわがままなことば…!だから仕事では受け取り手の立場や状況をよく考え、最小限に、わかりやすいものに形を整える。さらに「つまらないものですが」「せんえつながら」「おこがましくも」といった日本式丁寧さを内包しながら丁寧に放つよう心がけているつもりだ。
 ただ、本当の私は傍若無人な一人っ子。思ったことは口から直結で出てしまう。一人っ子特有の妄想癖もひどい。カメラが回ったこのまじめな場面でこんなこと、あんなことが起こったらどうなるだろう、と思うとわくわくしてしまう。
「書きことば」特に「文学」はそんなどうしようもない私の友達だ。読みたい人が読みたいタイミングで、自由な濃度で受け止めればいいし、途中で受け取るのをやめてもいい。どうしようもない私でいても、他人様にご迷惑をかける可能性が減る。あわよくば本当の自分を「つまらないものですが」「せんえつながら」「おこがましくも」―――
 愛してもらえるかも♡
 なんて考えている。三つ子の魂百まで。三十路超えても一人っ子。

      ☆       ☆
 [最近強く思うこと]
  生一昌之(なるいちまさゆき/昼・小説・平野クラス/京都市/62歳) 
 
 文章が書ける訓練にと、文校に入りました。一、二作、短い小説を書いたことがありましたが、自分で面白くないと、気持ちの中のごみ箱に入れていました。10代の頃、ビートルズのポール・マッカートニーが歌うペーパーバックライターを聞いて、将来小説家になれたらと夢想もしましたが、現実的に夢を追うのは回避していました。年齢を重ね人生の残りの時間を気にするようになり、緩く小説を書くということにチャレンジする気持ちになりました。夢に思っていた物書き、それが例え職業的なものでなくても、文学フリマや同人誌等で自己表現できるなら、それはきっと楽しいに違いない。若い頃は人生経験も少なく、表現する知識や関心も乏しく、何も思いつかなかったのに、年齢があがると経験値が増え、人が喜ぶ、興味を持つ観点がわかってきたように思います。読んだ人が元気や希望を持てる作品が好きで、書きたいです。個人的に中高校生ノリのおふざけが好きで、そんなこと言わなければ印象が良い人なのに、と周りから言われることがあります。でも、常識線を越える、おふざけやジョークが、私の創造を高めてくれるのと、心の中の根暗な部分がそうさせるので、どうにも仕方のないことで申し訳ないです。小説以外では、ビートルズやブレードランナーが好きなので、お好きな方は、イベント等でお声がけください。