3/24神戸新聞・文化面“同人誌”欄で、『樹林』在校生作品特集号(22年11月号)に掲載されていた海辺こゆびさん(再入学し4月から夜・大西クラス)の小説「えんじゅの庭」が取り上げられる。海辺さんは、今春66人目の入学生。
3/24神戸新聞紙上で、評者の葉山ほずみさんによって、『樹林』在特号(通巻687号)に載った小説が取り上げられたのは、大阪市在住の海辺こゆびさん。22年9月に大阪文学学校夜間部専科・大西クラスを退校していましたが、条件が整ったということで昨日、大西クラスに再入学されました。
その小説「えんじゅの庭」は、4/9入学開講式の中で授与式のあった“第43回大阪文学学校賞”小説部門の奨励賞に選ばれています。
◆『樹林』在校生作品特集号は、応募のあった作品を学生たちで選考し、学生たちで編集して一冊の雑誌に仕上げたものです。年に2回発行され、選ばれてそれに掲載された小説・詩・エッセイの諸作品は、文校のゼミ(組会)の中で合評されています。
◆『樹林』在特・22年11月号(198頁だて)を所望される今春の新入生の方には、無料でお分けします。ご連絡ください。
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◎3/24神戸新聞では、文校修了生・藤本紘士さんが同人誌『白鴉』33号で発表した小説「バケモン」も取り上げられています。
(小原)
きのう(9日)、2023年度春期の入学開講式【まだ入学は受け付けています!】
大阪文学学校はきのう、春期の入学開講式【写真・上】をおこないました。
きのう時点で昼間部21名、夜間部14名、通教部30名で計65名の方が入学されています。そのうち、教室での式に参加された新入生は36名。Zoomから式の模様を視聴された方は14名いて、そのうち春期新入生4名、夜間部チューター1名、ほかは在校生。
小原(事務局長)の司会で午後2時に始まった式ではまず、葉山代表理事と細見校長の歓迎あいさつがありました。その後、文校特別アドバイザーで直木賞作家の朝井まかてさん【写真・中】が、ご自身の文校時代の体験を披露しつつ、作品を書くにあたっての種々の心構えを教示されました。放送が始まったNHKテレビ<らんまん>のモデルである牧野富太郎を描いた自身の長編小説『ボタニカ』(祥伝社)についても少し触れられました。
第43回大阪文学学校賞授与のコーナーでは、受賞者9名全員に賞状と賞金が手渡され、受賞スピーチを受けました。受賞者の中には、鳥取県や岐阜県の方もいましたが、全員が出席されました。
プログラムは進み、出席された本科担当の計8名のチューター(ほかにメール代読1名)から新入生への励ましのメッセージをいただきました。
つづいて学生委員会の活動紹介と勧誘のあと、受付で配布された<春期入学者クラス名簿>をもとに新入生紹介、事務局3名のあいさつがありました。
午後4時50分から6時40分までは、飲食付きの交流会【写真・下】をおこないました。教室に残った広島、岡山、愛媛などからの新入生20数名全員に、マイクを通して〈入学にあたっての一言抱負〉を述べてもらいました。その場に、理事・チューター団8名、学生委員会のメンバー4名が残っていました。
これからの1年、がんばって書いてください。
(小原)
今日の入学は3名。大阪市内のほか沖縄県名護市・群馬県藤岡市から。 ◆明日(9日/日曜)の入学開講式の準備は万端ととのう。 ◆まだ入学できます。入学開講式の“見学”もできます。
大阪文学学校の2023年度春期入学開講式は明日・9日(日)。
コロナ禍をまだ警戒して従来からすると、規模縮小・人数制限・時間短縮して、午後2時から4時までおこないます《その後、希望者には飲食付きの“交流会”を準備しています》。大阪文学学校特別アドバイザーを引き受けていただいている直木賞作家・朝井まかてさんも式に臨席され、「新入生のみなさんへの言葉」を贈られます。
“密”を避けるため、今春の新入生、第43回大阪文学学校賞の受賞者、そして本科(1年目)担当のチューターのみの出席に制限させていただきます。そのほか、葉山・大阪文学協会代表理事、細見・大阪文学学校校長、谷・学生委員長ら学生委員5名も出席されます。
入学開講式の模様は、オンライン(Zoom)でライブ中継します。式に参加されない今春期の新入生だけでなく、在校生・チューターのどなたでも視聴できます。
詳しくは、本日(4/8)14:15発信の文校ブログで案内してあります。
◆新入生65名に、本科後期生(半年前入学)、専科生(2年目)、研究科生・学友(3年目以上)をあわせると、今春の只今の在校生総数は310名に迫ります。(他に休学生80数名)。
春期『学習の手引き』や「入学者クラス名簿」を事務局でつくり、学生委員会の「勧誘」チラシを印刷しました。
教室内を掃除し、椅子を並べました。吊り看板をかけ、“校旗”【写真の右上】を掲げました。逆L字形のマークは“飛翔”をイメージしていると伝えられています。実は、“校旗”だけではなく、“校歌”もあるのですが、あまりにも勇ましい歌なので歌われることはまずありません。
◆皆さん、入学しようかどうしようか、土壇場まで悩まれているのでしょう。入学式がせまって、途切れなく連日数名の入学者があります。
今日の入学者3名を紹介します。
●≪大阪市の66歳男性≫―――→夜間部・詩/エッセイクラス(火)へ
4/4夜の体験入学に参加されています。大阪府立中之島図書館に置いてもらっている“募集チラシ”で文校のことは知ったそうです。
入学申込書には、【人との関わりの中で自分の言葉を見つけたい。それを通して自分の生きられる場を創りたい】と記されていました。
影響を受けた文学者の欄には、【尾崎喜八 水原秋桜子 川喜田二郎 竹田青嗣 ジェンドリン】 が挙げられていました。
●≪沖縄県名護市の56歳男性≫―――→通教部・小説クラスへ
3月9日付「沖縄タイムス」で<文校・春期生募集>の短信記事をみて、最初の問い合わせが電話で事務局にありました。
●≪群馬県藤岡市の78歳男性≫―――→通教部・エッセイ/ノンフィクションクラスへ
文校のことは、スマホのネット検索で知ったそうです。
封書でとどいた入学申込書には、【○正しい日本語を十分使えるようになりたい。 ○ボケ防止に。字を忘れがちです。 ○小さいころから書くのが好きでした。 ○主に日本の立場をあきらかにしたい。若人に誇りと自信を!】と。
影響を受けたのは【太宰治 萩原朔太郎】。
◆明日、文字どおりの駆け込み入学もOKです。 むろん、入学式に出席いただかなくとも、オンラインで入学を申し込むこともできます。
また、入学式の“見学”もできます。
(小原)
新入生、在校生の皆さんへ●入学開講式【ライブ中継】のご案内
入学開講式【ライブ中継】を視聴するためのZoomのURLは、以下のとおりです。
4/9(日)午後2時~4時
2023年度春期入学開講式
Zoomミーティングに参加する(ミーティングID: 827 0454 2465)
https://us02web.zoom.us/j/82704542465
上記リンクをクリックしたあと、4/1発行の「文校ニュース」1面に掲載されていたパスコードを入力すると、視聴することができます。
開始10分前から入室可能です。入退室は自由です。
Zoomのビデオレイアウト(画面表示)は「スピーカービュー(アクティブスピーカー)」でご覧ください。
当日の注意事項として以下の2点、ご協力をおねがいします。
1)視聴中は常にマイクをオフ(ミュート)にしておいてください。
2)在校生限定としますので、視聴時の表示名は、文校に登録されているお名前にしておいてください。
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Zoom視聴方法(環境により表記、手順等が多少、異なる場合があります)
●パソコンの場合
1)ZoomのURLをクリックします
2)どちらかの方法で
a)Zoomアプリがインストールされている場合は、アプリが起動します
b)アプリがインストールされていない場合は、ダウンロード画面が表示されますが、「ブラウザから参加」をクリックすれば、インストールせずに参加することもできます
3)自分の表示名を入力して、「参加」をクリックします
4)次の画面で、パスコードを入力して、「ミーティングに参加する」をクリックします
5)ミーティング画面が開きますので、「コンピューターでオーディオに参加する」をクリックすると、入室できます
●スマホの場合
1)事前にZoomアプリ(Zoom Cloud Meetings)をインストールしておきます。iPhoneはAppStore、androidはGooglePlayで
2)ZoomのURLをタップすると、アプリが起動します
3)パスコードと自分の表示名を入力して、「OK」をタップすると、ミーティング画面が開きます
4)通知(アクセス)やカメラ、マイク等に関する確認メッセージが表示されたら、「許可」をタップします
5)オーディオ接続の画面で、「インターネットを使用した通話」「Wifiまたは携帯のデータ」「デバイスオーディオを介して通話」などをタップすると、入室できます
【今日の新入生は4名とも女性】 ●高槻市の24歳(昼/金) ●西宮市の41歳(夜/火) ●神戸市の50歳(昼/火) ●愛知県岡崎市の65歳(通/詩エッセイ)
◆今日、入学された4名を紹介します。
【 】内は、入学申込書の中の「入学のきっかけ・書きたいテーマなど」欄からの引き写しです。“ ”内は、影響を受けた作家・詩人・作品名、です。
●≪大阪府高槻市の女性≫―――→昼間部・小説クラス(金)へ
3/31昼の体験入学に参加されています。
【書くということにじっくり向き合って考えてみたく、入学することにしました】
“安部公房、青山七恵、今村夏子”
●≪兵庫県西宮市の女性≫―――→夜間部・小説クラス(火)へ
入学しようかどうしようか、なかなか決断できずに、事務局と何度もメール交換しました。田辺聖子さんの半生をモデルにしたNHK連続テレビ小説「芋たこなんきん」で、文校の存在は知ったとのことです。
【主に、医療、福祉、社会問題をテーマにした物語(小説)を書きたいが、まだ何も書いたことがないので、書けるようになれるか、不安が大きいです。】
“田辺聖子さんの文章”
●≪神戸市の女性≫―――→昼間部・小説クラス(火)へ
【高校生の頃は詩を、成人してからは小説を書いていましたが、小説は多忙を言い訳に思ったところまで仕上げられず、ここまできてしまいました。
上の子どもに引き続き、下の子どもが進学で家を出て、4月から夫婦2人の生活になりました。これを機に、一度、書くことに向き合いたいと思って入学を決めました。
書きたいことは、日々を生きる人への共感や非共感を含めた敬意です。具体的には、主人公を自分に近いところに置くか、子どもに置くかなど、まだ固まっていません】
●≪愛知県岡崎市の女性≫―――→通教部・詩/エッセイクラスへ
大阪在住の友人が文校のことを知って、『入学案内書』を送ってくれたのだそうです。
【大阪に住む大学時代の友人と、よく手紙のやり取りをします。友人はとても面白がってくれ、「こんなん入って勉強してみたら?」と誘ってくれました。
自分は5月に66歳になります。自分がいちばん驚いています。お寺の坊守(奥さん)としてボヨヨーンと、また、忙しく生きてきましたが、人生もあと三分の一ほどでしょう。 昔から本が好きで、年甲斐も無くファンタジーが好きな自分を、違う方面からいじめられてみるのも良いかと思いました】
“宮沢賢治、田辺聖子、森見登美彦、万城目学”
(小原)