【今日の入学者は3名】大阪府・65歳男性が昼間部へ、京都市・27歳女性と滋賀県・49歳男性が通教部へ◆明日・25日(土)午後2時から、2回目の体験入学。9名(うち、長野と鹿児島からはZoom)の予約あり。飛び込み歓迎!
今日入学された3名を紹介します。
【 】内は、入学申込書の中の「入学のきっかけ・書きたいテーマなど」欄からの引き写しです。“ ”内は、影響を受けた作家・詩人名、です。≪ ≫内は、文校の学生募集を何で知りましたか、という問いかけへのお答えです。
◆教室へ来られて入学手続きをされたのは、大阪府高槻市の男性で、昼間部・小説クラス(金)へ。
20年以上俳句グループに属し、すでに『桑原武夫と「第二芸術」――青空と瓦礫のころ――』という著書を持っている方です。
昨年8月〈ゲスト/大島真寿美・川田オール讀物編集長〉と今年2月<ゲスト/小山田浩子>の文校・特別講座のとき、教室にやって来られてもいます。
【これまでずっと小説を書きたいと思っていたので・・・。】
“夏目漱石 村上春樹 藤沢周平 安部龍太郎”
≪朝日新聞 ネット検索 など≫
◆手書きの入学申込書を封書で送っていただいた京都市の女性は、通教部・小説クラスへ。
【元々小説を書くことが好きだが、家庭のことや仕事で書けない期間ができてしまったため、継続的に執筆する策として入学したいです。文章力の向上も目指したいです。小説を書く方々とも知り合いたいです。自分が命尽きる直前まで書いていることが夢です。少しずつでも書き続けて、あきれられて死にたいです。自分の身近な悩みを解決できないかと考えながら書いているので、「生活」など身近なテーマで書きます。今は「介護の仕事」についての小説を書いています。ゆくゆくは苦手なファンタジーを作品に取り入れることもしてみたいです。】
“辻村深月 藤岡陽子 夏目漱石 泉鏡花”
≪ネットで関西の小説の学校を調べて出てきました≫
◆オンラインで入学された滋賀県彦根市の男性は、通教部・小説クラスへ。
【一念発起して、新潮新人賞、太宰治賞、滋賀作家クラブ(エッセイ)と応募しましたが、全て駄目でした。一人で書いていても難しいと考え、アドバイス等を受けたいと考えました。
テーマは、地方の前近代的な記憶と都会の現代社会を結びつけると共に、男の幻想としての女性と現実のそれとの落差を描く。又は、徹底的な孤独(失われた30年)について書きたいです。ミステリー、ノンフィクション、童話(絵本)にも興味・関心があります。】
“大江健三郎、中上健次、古井由吉”
≪玄月さんの本を読み、ホームページを見ました。それ以外でも、大阪文学学校の名前は何度も本や雑誌で目にしていました≫
・・・・・・・・・・・・・・・・
●体験入学には、オンライン(Zoom)でも参加できます。メールで事前連絡をください。Zoom招待状と合評作品をお送りします。そして、その日の体験入学が始まる30分前にミーティングルームを開きます。
(小原)
沖縄県の琴森戀さん(通教部本科/詩・エッセイクラス)が、次から次に受賞を果たす!
沖縄在住の大阪文学学校通教部生・琴森戀(こともり・れん)さんの最近の活躍ぶりを紹介します。
◆名桜大学主催の「名桜文学賞〈詩部門〉」で、応募17編の中から、詩「而今(にこん)」が最優秀賞を受賞。
◎「名桜文学賞」の選考結果は下記のURLから---
https://www.meio-u.ac.jp/news/2023/01/009840/
◆日本現代詩歌文学館主催の「まつりと詩歌」で、一般の部185編の中から詩「獅子祭(イタシキバラ)」が優秀賞に選ばれる。
◎「まつりと詩歌」の選考結果は下記のURLから---
https://www.shiikabun.jp/event/contest/1328.html
◆金澤詩人倶楽部主催の「2022金澤詩人賞」で、応募3624編の中から「手榴弾」「戦火の森」「風に舞う群蝶」の詩3編が入選を果たす。
(3編とも通教部提出作で、それに対する冨上チューターの添削をもとに推敲して応募したもの)
◎「2022金澤詩人賞」のURLは下記で、青い文字をクリックすると、PDFで作品が読める。
http://bach2.sakura.ne.jp/
(小原)
今日(3/24)から4/24まで●●●金時鐘詩篇の風景 共生の町 藤本巧写真展●●●大阪韓国文化院にて
春期1回目の体験入学(昼・夜)に8名[うち、長野県などZoom2名]
大阪文学学校へ入学を希望されている方を対象とした一日体験入学(オープンキャンパス)がはじまりました。今日の担当は、昼の部が中塚鞠子チューター、夜の部が松本衆司チューターでした。
あいにく一日中雨の日でしたが、参加者は昼の部<Pm2~4>が教室参加4名・Zoom参加2名、夜の部<Pm6:30~8:30>に教室参加2名でした。なお夜の部には、現・松本クラス生7名が応援に駆けつけてくれました。
文学学校の学習システムや歴史、現状を事務局が説明したあと、緊張をほぐすために参加者各々に簡単な自己紹介をしてもらいました。
その後、昼の部、夜の部とも、チューターを中心に現クラス生の詩や短いエッセイをテキストにして、模擬合評会がおこなわれました。
今日の“体験入学”で、文学学校のおおまかな姿や雰囲気をつかめてもらえたのではないでしょうか。
“体験入学”は今後、3月25日(土)昼、28日(火)昼・夜、31日(金)昼・夜、4月4日(火)夜に開催します。
25日にはすでに7名の予約が入っています。予約がなくても参加できますが、できれば事前に電話かメールをください。
すでに入学手続きを終えている方、一度参加されている方も歓迎します。
“体験入学”には、オンライン(Zoom)でも参加できます。メールで事前連絡をください。Zoom招待状と合評作品をお送りします。そして、その日の体験入学が始まる30分前にミーティングルームを開きます。
(小原)
第3教室の壁に設えてある書架の同人誌コーナーを整理しました。[概算]6日間のべ30時間かけて、2300冊を地下のゴミ置き場に運びました。
【3/15 文校に送られて来ていた30年以上前の、バックナンバー数冊の同人誌の整理・処分にとりかかる】
【30~50年前の、地名が題号に入った同人誌が続々と出てくる!「伊勢路」「近江文学」「九州人」「米子文学」「京阪神文学」「奈良文学」「随筆こうべ」「徳島作家」「瀬戸内海文学」「とやま文学」「神戸文芸」・・・・・・。これらは、できるだけ書架に残した。】
【写真左上で高く積まれているのは、文校の大先輩・田辺聖子さんが属していた同人誌『航路』。その第7号に掲載されている「感傷旅行(センチメンタル・ジャーニイ)」で第50回芥川賞を受賞しているが、残念ながらその号は欠号。44号中30冊残っている中で、田辺さんの作品が載っている号は4冊』】
【今回の書架整理に踏み出させてくれ、どんな同人誌を処分すべきか
指南してくれたのは、日野範之チューター。5月に夫人とともに高知県黒潮町に引っ越しするため、摂津市の自宅の本棚にあった小野十三郎・文校初代校長や文校にゆかりのある詩人たちの詩集群の寄贈を申し出てくれたことが発端だった。】
【3/22 翌日から“体験入学”が始まるために途中、パン3個のみで休みなく9時間を費やして、同人誌処分・書庫整理にケリをつけた。200頁の雑誌を15冊ずつビニールひもでくくる見当で、台車にそのくくりを17、8個載せタイヤチューブなどでぐるぐる巻きにした。文校ビルを半周するかっこうで地下1階のゴミ置き場に運び入れた。台車を往復させること全6日間で9回。200頁の雑誌に置き換えると2300冊を運んだということになるのではなかろうか。200頁以下の雑誌が圧倒的なわけで、実際の冊数はもっと多いだろう。】
【ご安心ください。ぼくの知る限りの文校関係の同人誌は1冊たりとも処分していませんので。すでに活動をやめているものも含めてです。】
(小原)