★新刊紹介☆細見和之・大阪文学学校校長の歌詞集『京大からタテ看が消える日』(澪標/1,600円+税)
2月23日(木・休)、京都大学吉田寮で細見和之・文校校長/京大教授のギター演奏(ドラムを叩く職場の同僚と共演)のライブに行ってきましたた。聴衆60名ほど。
金時鐘さんの代表的な7編の詩それぞれを解説しながら、それらに細見さんが曲をつけ歌いました。そして、1時間30分ほどのライブの最後に、曲をつけた自身の詩も二つ歌いました。その2曲は、先ごろ刊行された歌詞集『京大からタテ看が消える日』に収められている表題作と「夢のなかで約束の時間に遅れないように」でした。
細見校長のライブを聴くのは文校教室などにおいて都合5、6回目でしたが、だんだんすごみが増してきています。文校からは、高橋チューター、在校生3名、修了生2名が駈けつけていました。在校生は、昼・津木林クラス生、夜・高田クラス生、夜・西村クラス生でした。西村クラス生は、昨秋文校に入ったばかりの若い女性で2・7文校ブログをみてやって来たとのことでした。
(小原)
12日(日)通教部スクーリングのクラス分け(部屋割) ◆計6クラス(美月、塚田、大沢、若林、菅野、冨上C)でZoom併用 ◆案内のために、文校のビル1階・エレベーターホールに事務局員が待機。
通教部の秋期第2回スクーリングは4日後です。
昨年6月のスクーリングにおいて、2年半ぶり(10回ぶり)にコロナ制限を緩和し、条件付きながら【全体講義】と【交流会】を復活させました。9月、12月同様、今回もその二つはおこないます。【担当講師紹介】は、まだ見合わせます。
◎文校教室での【全体講義(PM0:30~)】は、石村和彦・通教部チューターによる《芥川賞受賞作品に何があるか~文体と異化を「感じる」ために~》です。資料がふんだんに使われそうです。
◎クラス別合評会のあと、文校教室で持たれる【交流会(PM5~)】では、ビール・ドリンクに加え、お寿司やつまみを事務局で準備します。
◆文校教室に立ち寄らず直接、『樹林』2・3月合併号(通教部作品集)に載った作品の【合評会(PM1:15~)】会場に向かわれてもかまいません。そんな皆さんのために、文校のビル1階・エレベーターホールに事務局員が待機し、①合評会の会場案内、②出欠ハガキから採録した“メッセージ特集”、を配布します。
◆【合評会】の会場は文校教室だけでなく、近くの公共施設などの貸し教室も使って、3名から一番多いところでも13名に分散します。各クラスの会場は、以下のとおりです。( )内は出席予定者数。3/4「文校ニュース」から、若干変動があります。
【大阪文学学校教室】
Zoom(オンライン)を併用します。クラス生で参加希望者は事前に文校事務局へメールをください。Zoom招待状を送ります。
《第1教室》美月+塚田〈合同〉クラス(4+Zoom1)
《第2・3教室》大沢+若林〈合同〉クラス(10+Zoom5)
【大阪府社会福祉会館】●文校の近くです
《203》平居クラス(6)
《405》石村クラス(11)
《406》高橋クラス(8)
《407》菅野クラス(4+Zoom1)●Zoom併用
《502》冨上クラス(5+Zoom1)●Zoom併用
《505》飯田クラス(10)
《506》音谷クラス(13)
【桃谷会館 集会室】●東の空堀商店街を出たところです。
谷口クラス(3)
◆合同で【合評会】をおこなうクラスの方は、テキストになる『樹林』通教部作品集は、自分のクラスだけではなく、いっしょになるクラスの作品も読んできてください。
◆“出欠ハガキ”によると今のところ、前回12月スクーリングの63名(ほかにZoom参加11名)よりかなり増え、前段のプレ・スクを含めて全国各地から75名が出席予定です(ほかにZoom参加11名)。
遠来組は、長崎、福岡4名、島根、鳥取、広島2名、岡山5名、香川、岐阜、愛知3名、長野、神奈川2名、東京、千葉、福島、北海道などからです。
◆スクーリングを欠席される方は、『樹林』通教部作品集掲載作についての感想(コメント)をメールかFAXでぜひ文校事務局まで届けてください。――そうそうに沖縄の琴森戀さん(冨上クラス)からいただいています。その感想は、スクーリング当日、掲載者およびチューターにお渡しします。
掲載者が欠席の場合は後日、掲載者あて郵送します。
スクーリングの合評において口頭で作品批評する代わりに、またクラス員やチューターと密なつながりをつくっていくために、ぜひ感想を寄せてください。
自クラスの掲載全作ではなく、1編だけの感想でもかまいません。
他クラスの作品への感想も歓迎します。。
(小原)
新刊紹介★神石直樹さん(文校修了生)『小説 革命だ!!』(アメージング出版/1,300円+税)
大阪府の神石直樹さんは、2020年4月から1年間、通教部・塚田クラスに在籍されていました。
『小説 革命だ!!』は、電子書籍がメインの出版で、紙の本はAmazon、ヤフー、楽天のネットショッピングから販売されています。電子書籍はほぼすべての電子出版サイトで取り扱いがあります。
献本に添えられていた神石さんのお手紙には、「文校在学中から読書会をテーマにした小説を書いていまして、そのまま完成することなく卒業し、その後も書き続けてようやく完成し出版できました」と記されていました。
また、著書の奥付の<著者略歴>欄には、「今まで一貫して国民全員参加の話し合いによって憲法を作り、その憲法によって国家を作るというテーマで書いてきました」とあります。
(小原)
本日公開!「小説同人誌評(第36回)」(細見和之執筆) ◆「詩同人誌評(第7回)」(中塚鞠子執筆)、「詩時評(第29回)」(松本衆司執筆)も公開中!
本日、「小説同人誌評(第36回)」(細見和之執筆)を公開しました。
『樹林』本誌上で2019年5月号(通巻652号)まで連載されていた「小説同人誌評」(細見和之執筆)と「詩時評〈詩集評〉」(松本衆司執筆)はその後、当HPのトップページ上に公開の場を移しました。
21年3月からは、あらたに「詩同人誌評」(中塚鞠子執筆)もくわわりました。
それぞれ原則、年4回執筆で、「小説同人誌評」は通算で36回目、「詩時評」は29回目、「詩同人誌評」は7回目になります。
公開済みの小説同人誌評、詩時評、詩同人誌評の一覧はこちら。
新刊紹介☆長瀬春代さん(文校修了生)小説集『シンデレラの母』(編集工房ノア)
箕面市の長瀬春代さんは、2008年4月に大阪文学学校へ入学し21年3月まで13年間、主に昼間部に在籍されていました。受け持たれたチューターは、日野、夏当、岡、平野、佐久間、島田、錺さんと7人にものぼります。
このほど刊行された『シンデレラの母』(編集工房ノア/2,200円+税)は、
22年4月刊行の『海が見える』(編集工房ノア)につづく長瀬さん自身2冊目の小説集。「鹿児島おんな」(196頁)と「シンデレラの母」(29頁)の二つの作品が収められています。
(小原)