日野範之チューターの7年半に及ぶ昼・文章講座の最終回に31名。3時間45分の講座の後は、文校近くの興隆園において20数名で慰労会。
日野範之チューターは、5月中旬に夫人ともども高知県黒潮町に引っ越しされる予定です。
そのため今日が、日野チューターの担当する公開/昼・文章講座の最終回でした。北九州市の通教部生、岐阜県恵那市の昼間部生、徳島県鳴門市の休学生、90歳の通教部生(娘さんを伴って)、文校OB、一般をふくめて31名の参加がありました。作品提出26名中、25名出席。
来期(23年度春期)、昼・文章講座を引き継ぐ馳平啓樹(はせひら・ひろき)さんも教室に来てくれました。冒頭、手短にあいさつされ、3時間45分に及んだ講座にずっと付きあわれていました。
●文校事務局が用意したは花束が、通教部・音谷クラスの大瀬さんから日野チューターへ手渡されました。
●慰労会をお膳立てしてくれたのは、昼間部・島田クラスの石川さんでした。
●慰労会(送別会)の最後に、花束を抱える日野さんを囲んで記念撮影。
(小原)
16人目の春期新入生。大阪市の40代女性が、夜間部・小説クラス(金)へ。
オンラインで届いた「入学申込書」には、
【生野オモニハッキョで日本語の読み書きを学んでいらしゃるオモニたちの存在と言葉を伝え残していきたいと思い始めたのですが、それをどのような文体や言葉づかいで書くことがふさわしいのか、ここで学ぶことを通して見つかればいいなと思い、入学を希望します。】
と記されていました。
影響を受けた作家・詩人は、
【ヘルマン・ヘッセ、小林秀雄、金時鐘】
とのことです。
(小原)
2/14神戸新聞で、細見和之・文校校長によって、現文校生・朽葉充さんと文校修了生・桑田今日子さんの詩集が取り上げられる。
◎朽葉充さん(昼間部生/大阪府)の詩集『聖域 サンクチュアリ』については、1月18日・文校ブログで紹介してあります。
朽葉さんは2016年4月、大阪文学学校入学で現在、昼間部/詩・エッセイ/中塚鞠子クラスに在籍中。
詩集『聖域 サンクチュアリ』の表題作(10頁に及ぶ)は、第41回(2021年度)大阪文学学校賞<詩部門>を受賞しています。
◎桑田今日子さん(文校修了生/富山市)の詩集『ヘビと隊長』については、1月18日・文校ブログで紹介してあります。
(小原)
一挙に3名の春期新入生! 愛媛県の24歳女性と茨城県の50代男性が通教部へ、大阪市の60代男性は昼間部へ。
◆昨日・今日で、入学された3名を紹介します。
【 】内は、入学申込書の中の「入学のきっかけ・書きたいテーマなど」欄からの引き写しです。“ ”内は、影響を受けた作家・詩人、です。
●≪愛媛県松山市の24歳女性≫―――→通教部・小説クラスへ。
1年前から数えると、電話とメールで10回以上やりとりしたうえで、やっと入学していただきました。≪25歳以下への奨学制度≫が適用され、通常学費より2万9千円割り引かれます。
【小説を書きたいと思い、発想したことを文章にしていますが、うまく書けません。文校の『入学案内書』の“さあ、書きはじめよう”というタイトルの1ページ目で、「ともかく何かを書くことからはじめること。最初は日々のスケッチでもよい。書くことで今までに見えていなかったものが、見えてくる。」という文章を読んで、身構えて書かなくてもよいことに気づかされ、入学したいと思いました。作家になるために、賞に出しています。】
“東野圭吾”
●≪茨城県水戸市の50代男性≫―――→通教部・詩/エッセイクラスへ。
現在、文校生“空白県”の茨城から。
【日本詩人クラブで 細見先生に出会い ぜひ勉強したいと思いました】
“瀧口修造 西脇順三郎 トリスタンツアラ バロウズ ランボー マラルメ”
●≪大阪市の60代男性≫―――→昼間部・小説クラス(金)へ。
今までに3度、昼間部と夜間部のクラスゼミを見学されています。
【年齢が年齢ですので、若い世代の事は書けませんが、出来るだけ時代に合ったものが書ければと思っております。】
“山本周五郎”
(小原)
25日(土)来校される小山田浩子さん(芥川賞作家)が、2/2文校ブログをtweetされています。
https://twitter.com/holeandweasel/status/1621710214822252544?cxt=HHwWgMDSsaS2vIEtAAAA
◎小山田浩子(おやまだ・ひろこ)さんを広島からお招きしての2/25(土)特別講座は、教室聴講、自宅Zoom視聴ともまだ申込OK。申込締切は、2/21(火)です。急いでください。
◎小山田浩子さんの著書をできるだけ読んだうえで、特別講座(葉山郁生・文校チューターとの対談)には参加してください。当日、小山田さんにドシドシ質問してください。2時間の講座の後、小山田さんのサイン会も予定しています。
(小原)