文校ブログ

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きょう(2/4)締切の「読書ノート」は、きょうの5編をふくめて37編の提出! まだ受け付けます! ◆飯田未和チューター推薦の小山田浩子『工場』は3位タイの3編。

文校チューター25名が一冊ずつ推薦した課題図書への「読書ノート」締切の今日、持参やレターパックで5名から提出がありました。昨日までの到着分とあわせて、総計は37名にのぼりました。
37名のうち、2月25日特別講座に広島から来校される小山田浩子さんの『工場』(新潮文庫/飯田チューター推薦)を選んで「読書ノート」を提出した人は3名。4名提出は2冊あり、堤未果『日本が売られる』(幻冬舎新書/音谷チューター推薦)と深沢七郎『楢山節考』(新潮文庫/高橋チューター推薦)。
ちなみに、最終的に52名から提出のあった半年前(22年8月)は、『工場』の「読書ノート」提出は4名で1位タイでした。ほかに4名提出のあった著作は、村上春樹『ノルウェイの森』、堤未果『日本が売られる』、遠野遥『改良』、凪良ゆう『流浪の月』、高橋源一郎『非常時の言葉』、芥川龍之介『蜜柑』、丸谷才一『樹影譚』の7冊でした。

次のように、「読書ノート」の提出者は、コロナの時代になってからグーンと伸びています。前回(22年8月)――53名、前々回(22年2月)――44名、(21年8月)――50名、(21年2月)――58名、(コロナで前倒し・20年5月)――60名、(20年2月)――27名、(19年8月)――30名、というふうに。

◎「読書ノート」に対する、それぞれの課題図書の推薦チューターによる“ノート評”は3月末をメドにお返しします。
◎数日遅れてもまだ受け付けますので、読みかけ、書きかけの方は、ぜひ提出してください。

1月24日・文校ブログおよび22年度秋期『学習の手引き』6~9ページを参照。

(小原)

1/27山陽新聞<朝刊>・・木山捷平短編小説賞を受賞した佐伯厚子さん(文校通教部/研究科生)

富田林市の佐伯厚子さんは、大阪文学学校昼間部・小説クラスへ2016年4月入学で現在、通教部研究科小説・飯田未和クラスに在籍中。
第18回木山捷平短編小説賞(岡山県笠岡市主催)に選ばれた小説「遠い入道雲」(42枚)は、22年春期の通教部提出作(30枚)を書き直して膨らましたもの。
1月26日・文校ブログ参照。

◆上の山陽新聞のコピーは、岡山市在住の内山さん(通教部・石村クラス)が送ってくれたものです。

(小原)

春期11人目の入学者。京都市の40代女性が、通教部・小説クラスへ。

京都市の女性から、オンラインで「入学申込書」がとどきました。通教部の小説クラス希望です。
入学申込書には次のように書かれていました。
【プロの小説家を目指していて、どなたかに見ていただく機会を得たいと思い、入学を決意致しました。歴史を題材にしたものやファンタジーが好きで、そういったジャンルを描きたいと思っております。】
また、影響を受けた作品・作家として、【『精霊の守人』シリーズ(上橋菜穂子)】を挙げています。

(小原)

林晋作さん(文校修了生)の時代小説<約20枚>が、「山新文学賞」に準入選し、昨年12/18、今年1/15と連続して山形新聞の一面を使って全文掲載される。

林晋作さんは現在、和歌山県御坊市在住。大阪文学学校には、1997年10月から夜間部1年、次いで通教部に1年在籍。


≪23年1月15日付・山形新聞8面》 林晋作さんの時代小説「研ぎ鶴の石」は、前月(12月)の応募作12編の中の第1席。


≪22年12月18日付・山形新聞8面の中の“はやし・しんさくさんのプロフィル”》 8面に全文掲載されている林さんの「湊女郎の夢」は、前月(11月)の応募作10編の中の第1席。
“はやし・しんさくさんのプロフィル”の書き出しは、次のとおり。
【小さい頃から読書と作文が好きで、松本清張の影響を受けた。大学生の頃から大阪文学学校に通い、本格的に小説を書き始めた。最初は純文学に取り組んでいたが、限界を感じて13年ほど前から時代物に切り替えた。・・・・・・】

(小原)

1/31読売新聞(朝)“文芸月評”欄で、中西智佐乃さん(文校修了生)の『新潮』2月号掲載作「狭間の者たちへ」(160枚)が取り上げられる。

中西智佐乃(なかにし・ちさの)さんは2018年3月まで長い年月、大阪文学学校の夜間部に在籍されていました。
中西さんは2019年10月、小説「尾を喰う蛇」(230枚)で第51回新潮新人賞を受賞されています。その受賞作は、新潮19年11月号に掲載されています。
◆詳しくは・・・・・・
2019年10月7日・文校ブログ
新潮社のサイト
【第51回新潮新人賞 受賞者インタビュー】
暴力を追いかける/中西智佐乃

(小原)