昨年12/26毎日新聞(夕刊)・関西版・・・戸田栄・金沢支局長が再び、小原政幸・大阪文学学校事務局長にスポットを当ててくれました。
戸田さんが最初、小原・文校事務局長の若い頃を記事にしたのは、昨年12/16毎日新聞の北陸版。12月20日・文校ブログ参照。
コロナにめげず、2023年、文校事務局が始動! 冬休み明け昼・夜間部組会は1月10日(火)から。
冬休みの間の、通教部提出作品、文校賞応募(1/10締切)、『樹林』在特号応募(1/14締切)、1/14昼・詩の連続講座の作品、年賀状、各地から同人雑誌の寄贈など郵便物は、たいへんな量でした。メールは、通教部チューターからの『樹林』2・3月合併号(通教部作品集)掲載作についての寸評、『入学案内書』の請求、在校生からの種々の問い合わせ等、40件は超えていました。
通教部提出作品は10数名からとどいていて、そっこく各担当チューターに郵送しました。明日以降とどく分は、次回(4月15日締切)提出作とみなします。
コロナ情勢は全国的にまたまた悪化してきていますが、昼・夜間部の冬休み明け組会(クラスゼミ)は、10日(火)からいっせいにスタートします。一部クラスではZoomを使います。
『樹林』在特(6月)号応募の締切は、14日(土)午後3時厳守。学生委員会・在特部が、分類やリスト作りや発送作業をするため、ぜったい厳守とのことです。
2023年も事務局3人(小原政幸、真銅孝、佐々木鈴)、よろしくお願いします。
皆さんの筆が上達するように、ハッパをかけつづけたいと思います。
(小原)
昨日(24日・土曜)、“仕事納め”として、「文校ニュース」秋期第3号を郵送しました!
【「文校ニュース」22年度秋期第3号(12月23日号)/14ページ立て】
昨日午後2時過ぎ、「文校ニュース」秋期第3号を、全国37都道府県の全文校生412名、文校チューター30名に郵送しました。22年度秋期「クラス別・名簿」(都道府県名入) と、再配布の〈樹林・23年6月在特号へ向けたお知らせ〉チラシも同封しました。後者は、休学生には入っていません。
『樹林』定期購読35名の皆さんにも、『樹林』秋期(12月)号に添えて「文校ニュース」今号も送りました。
また、来年1月29日にその「偲ぶ会」を催すことになっている故・高畠寛さん(前代表理事)が関わっていた同人誌『あるかいど』と『空とぶ鯨』の会員の皆さん40名にも、“高畠追悼特集”の組まれている『樹林』12月号と、「偲ぶ会」の案内が載っている「文校ニュース」今号を届けました。
◆「文校ニュース」今号は、●山田兼士さん(文校チューター)の訃報、●「高畠寛さんを偲ぶ会」案内、●通教生のスクーリング体験記、●秋の新入生の「ハガキ一枚・課題作品」(56名中30名提出)、●金時鐘さん(文校特別アドバイザー)の「アジア文学賞」受賞[新聞記事]、●第24回小野十三郎賞贈呈式〔新聞記事〕、●方政雄さん(昼間部生)の「さきがけ文学賞」受賞[新聞記事]、●小原(文校事務局)の若かった頃〔新聞記事〕、●木下昌輝さん(修了生)、冨上芳秀さん(チューター)など文校関係9名の新刊本紹介と、読みごたえのある14ページ立てになっています。
◆一昨年、昨年と同様、今年もコロナに翻弄された1年でしたが、文校は昼・夜間部の組会(クラスゼミ)や通教部スクーリングでZoomを活用するなどして、なんとか年間スケジュールを乗り切ってきました。また、新入生を春期に76名、秋期に56名迎えることができて、在籍総数(休学生をのぞく)は前年より十名以上増えました。
昨日やっと事務局の“仕事納め”にたどりつくことができ、真銅孝、佐々木鈴、小原の事務局3人とも、正直ホッとしているところです。
コロナがいつおさまるのか見通せませんが、来年も皆さんの知恵を拝借しながら、はつらつとした文校でありつづけたいと思っています。
◆年内にあと1日は、郵便物の整理のために、事務局にやってくるつもりです。そのとき通教部の提出作品がとどいていたら、担当チューターに速攻で送ります。
(大阪文学学校事務局長・小原政幸)
《2023年度春期入学第1号》奈良県の29歳男性が夜間部・小説クラスへ。
早くも、来年4月開講の<23年春期生>が誕生しました!
大学生だった20歳過ぎに、夜間部・小説クラスに2年間(13年4月~15年3月)在籍していた29歳の青年が夜間部にカムバックしてきます。
オンラインでとどいた「入学申込書」の中の“入学のきっかけや書きたいテーマなど”の欄には、熱い思いが書き連ねられていました。以下に紹介します。
【就職を機に文学学校からは離れていましたが、30歳を前に自身の文章を見つめ直す過程で原点回帰してみたくなり、また、文校の中で自分の文章力や創作論が以前在籍していた学生の時と比べて成長しているのか。そして、同じく文章を書く同志の中に混ざってどこまで通用するのかを試したくなり再びの入学を希望します。
書きたいテーマと言えるものは模索中ですが、現状『ロマンシス』や『人のあこがれの感情』が一番それに近いかと思います。
また、『読者に恋をしてもらえるようなヒロインを書くこと』は常に目標にしています。
あと、『登場人物たちの細かな仕草の描写』『自然なセリフ回し』『比喩表現』などは常に意識して書いていきたいです。
ジャンルは主に『恋愛』『ファンタジー』『コメディ』を書きます。】
(小原)
《2023年度春期入学2人目》東京都江東区の61歳男性が、通教部/エッセイ・ノンフィクション(菅野)クラスへ。
一昨日の29歳男性(奈良県)につづいて、今日も23年春期(4月9日開
講)の新入生が誕生しました。
東京の61歳男性で、2013年4月~15年3月の2年間、通教部の詩・エッセイクラスに在籍されています。1年目は本科・冨上クラス、2年目は専科・川上クラスでした。今度は、同じ通教部のエッセイ・ノンフィクションクラスに入学です。
オンラインでとどいた「入学申込書」も見ても、しかとは思い出せず、電話をしてみました。「前のとき、スクーリングに来られていますよね」―→「2年間で、3、4回は行ってますね」。「スクーリングの交流会のとき、マイクを持って張り切っていましたよね」―→「間違いないです」。「体は大きいほうですよね」―→「身長はデカいです」。
だいたいこんな会話を交わし、「スクーリングは、できるだけ来てほしい」と最後に告げて、電話を切りました。
「入学申込書」の中の“入学のきっかけや書きたいテーマなど”の欄には、とても思慮深いことが記されていました。以下に紹介します。
【道具とての日本語。これが書きたいテーマです。
翻訳の英日翻訳を生業にしてから「存在を消してしまう文体」というものに興味を持ち始めました。様々な経歴や背景を持つ翻訳者の文をチェックして、レビューをする「リンギスト」と呼ばれる仕事をしています。依頼者の求める企業イメージや設定されたペルソナに合う「声」を構築するのは骨の折れる作業です。10年前に大阪文学学校に在籍したときには「存在感のある文体」というものに理想を感じていましたが、今は「目的のために存在を消し切る技術」に興味があります】
影響を受けた作家・作品は、【中島らも「砂をつかんで立ち上がれ」、スティーヴン・キング「書くことについて」、筒井康隆「虚構船団」】。
また影響を受けた詩人は、【川上明日夫、俵万智、甲本ヒロト】とのことです。
(小原)