今日の入学は3名。大阪市内のほか沖縄県名護市・群馬県藤岡市から。 ◆明日(9日/日曜)の入学開講式の準備は万端ととのう。 ◆まだ入学できます。入学開講式の“見学”もできます。
大阪文学学校の2023年度春期入学開講式は明日・9日(日)。
コロナ禍をまだ警戒して従来からすると、規模縮小・人数制限・時間短縮して、午後2時から4時までおこないます《その後、希望者には飲食付きの“交流会”を準備しています》。大阪文学学校特別アドバイザーを引き受けていただいている直木賞作家・朝井まかてさんも式に臨席され、「新入生のみなさんへの言葉」を贈られます。
“密”を避けるため、今春の新入生、第43回大阪文学学校賞の受賞者、そして本科(1年目)担当のチューターのみの出席に制限させていただきます。そのほか、葉山・大阪文学協会代表理事、細見・大阪文学学校校長、谷・学生委員長ら学生委員5名も出席されます。
入学開講式の模様は、オンライン(Zoom)でライブ中継します。式に参加されない今春期の新入生だけでなく、在校生・チューターのどなたでも視聴できます。
詳しくは、本日(4/8)14:15発信の文校ブログで案内してあります。
◆新入生65名に、本科後期生(半年前入学)、専科生(2年目)、研究科生・学友(3年目以上)をあわせると、今春の只今の在校生総数は310名に迫ります。(他に休学生80数名)。
春期『学習の手引き』や「入学者クラス名簿」を事務局でつくり、学生委員会の「勧誘」チラシを印刷しました。
教室内を掃除し、椅子を並べました。吊り看板をかけ、“校旗”【写真の右上】を掲げました。逆L字形のマークは“飛翔”をイメージしていると伝えられています。実は、“校旗”だけではなく、“校歌”もあるのですが、あまりにも勇ましい歌なので歌われることはまずありません。
◆皆さん、入学しようかどうしようか、土壇場まで悩まれているのでしょう。入学式がせまって、途切れなく連日数名の入学者があります。
今日の入学者3名を紹介します。
●≪大阪市の66歳男性≫―――→夜間部・詩/エッセイクラス(火)へ
4/4夜の体験入学に参加されています。大阪府立中之島図書館に置いてもらっている“募集チラシ”で文校のことは知ったそうです。
入学申込書には、【人との関わりの中で自分の言葉を見つけたい。それを通して自分の生きられる場を創りたい】と記されていました。
影響を受けた文学者の欄には、【尾崎喜八 水原秋桜子 川喜田二郎 竹田青嗣 ジェンドリン】 が挙げられていました。
●≪沖縄県名護市の56歳男性≫―――→通教部・小説クラスへ
3月9日付「沖縄タイムス」で<文校・春期生募集>の短信記事をみて、最初の問い合わせが電話で事務局にありました。
●≪群馬県藤岡市の78歳男性≫―――→通教部・エッセイ/ノンフィクションクラスへ
文校のことは、スマホのネット検索で知ったそうです。
封書でとどいた入学申込書には、【○正しい日本語を十分使えるようになりたい。 ○ボケ防止に。字を忘れがちです。 ○小さいころから書くのが好きでした。 ○主に日本の立場をあきらかにしたい。若人に誇りと自信を!】と。
影響を受けたのは【太宰治 萩原朔太郎】。
◆明日、文字どおりの駆け込み入学もOKです。 むろん、入学式に出席いただかなくとも、オンラインで入学を申し込むこともできます。
また、入学式の“見学”もできます。
(小原)
新入生、在校生の皆さんへ●入学開講式【ライブ中継】のご案内
入学開講式【ライブ中継】を視聴するためのZoomのURLは、以下のとおりです。
4/9(日)午後2時~4時
2023年度春期入学開講式
Zoomミーティングに参加する(ミーティングID: 827 0454 2465)
https://us02web.zoom.us/j/82704542465
上記リンクをクリックしたあと、4/1発行の「文校ニュース」1面に掲載されていたパスコードを入力すると、視聴することができます。
開始10分前から入室可能です。入退室は自由です。
Zoomのビデオレイアウト(画面表示)は「スピーカービュー(アクティブスピーカー)」でご覧ください。
当日の注意事項として以下の2点、ご協力をおねがいします。
1)視聴中は常にマイクをオフ(ミュート)にしておいてください。
2)在校生限定としますので、視聴時の表示名は、文校に登録されているお名前にしておいてください。
* *
Zoom視聴方法(環境により表記、手順等が多少、異なる場合があります)
●パソコンの場合
1)ZoomのURLをクリックします
2)どちらかの方法で
a)Zoomアプリがインストールされている場合は、アプリが起動します
b)アプリがインストールされていない場合は、ダウンロード画面が表示されますが、「ブラウザから参加」をクリックすれば、インストールせずに参加することもできます
3)自分の表示名を入力して、「参加」をクリックします
4)次の画面で、パスコードを入力して、「ミーティングに参加する」をクリックします
5)ミーティング画面が開きますので、「コンピューターでオーディオに参加する」をクリックすると、入室できます
●スマホの場合
1)事前にZoomアプリ(Zoom Cloud Meetings)をインストールしておきます。iPhoneはAppStore、androidはGooglePlayで
2)ZoomのURLをタップすると、アプリが起動します
3)パスコードと自分の表示名を入力して、「OK」をタップすると、ミーティング画面が開きます
4)通知(アクセス)やカメラ、マイク等に関する確認メッセージが表示されたら、「許可」をタップします
5)オーディオ接続の画面で、「インターネットを使用した通話」「Wifiまたは携帯のデータ」「デバイスオーディオを介して通話」などをタップすると、入室できます
【今日の新入生は4名とも女性】 ●高槻市の24歳(昼/金) ●西宮市の41歳(夜/火) ●神戸市の50歳(昼/火) ●愛知県岡崎市の65歳(通/詩エッセイ)
◆今日、入学された4名を紹介します。
【 】内は、入学申込書の中の「入学のきっかけ・書きたいテーマなど」欄からの引き写しです。“ ”内は、影響を受けた作家・詩人・作品名、です。
●≪大阪府高槻市の女性≫―――→昼間部・小説クラス(金)へ
3/31昼の体験入学に参加されています。
【書くということにじっくり向き合って考えてみたく、入学することにしました】
“安部公房、青山七恵、今村夏子”
●≪兵庫県西宮市の女性≫―――→夜間部・小説クラス(火)へ
入学しようかどうしようか、なかなか決断できずに、事務局と何度もメール交換しました。田辺聖子さんの半生をモデルにしたNHK連続テレビ小説「芋たこなんきん」で、文校の存在は知ったとのことです。
【主に、医療、福祉、社会問題をテーマにした物語(小説)を書きたいが、まだ何も書いたことがないので、書けるようになれるか、不安が大きいです。】
“田辺聖子さんの文章”
●≪神戸市の女性≫―――→昼間部・小説クラス(火)へ
【高校生の頃は詩を、成人してからは小説を書いていましたが、小説は多忙を言い訳に思ったところまで仕上げられず、ここまできてしまいました。
上の子どもに引き続き、下の子どもが進学で家を出て、4月から夫婦2人の生活になりました。これを機に、一度、書くことに向き合いたいと思って入学を決めました。
書きたいことは、日々を生きる人への共感や非共感を含めた敬意です。具体的には、主人公を自分に近いところに置くか、子どもに置くかなど、まだ固まっていません】
●≪愛知県岡崎市の女性≫―――→通教部・詩/エッセイクラスへ
大阪在住の友人が文校のことを知って、『入学案内書』を送ってくれたのだそうです。
【大阪に住む大学時代の友人と、よく手紙のやり取りをします。友人はとても面白がってくれ、「こんなん入って勉強してみたら?」と誘ってくれました。
自分は5月に66歳になります。自分がいちばん驚いています。お寺の坊守(奥さん)としてボヨヨーンと、また、忙しく生きてきましたが、人生もあと三分の一ほどでしょう。 昔から本が好きで、年甲斐も無くファンタジーが好きな自分を、違う方面からいじめられてみるのも良いかと思いました】
“宮沢賢治、田辺聖子、森見登美彦、万城目学”
(小原)
昨日・6名、今日・2名の新入生を紹介します。
●昨日・6名●
《オンラインで入学申込》1名
◎東京都小金井市の69歳女性―――→通教部・エッセイ/ノンフィクションクラス
影響を受けた作家は【朝井まかて 沢木耕太郎 森類】で、文校のことは【朝日新聞】で知ったとのこと。
入学申込書には、【日常、気が付いたことを文章にしたいと思っています。何か形にする一歩を探していて、たまたま新聞の記事に引き込まれました。高齢の家族の世話があり、度々、出かけるのは難しい状況です。通信教育は、もしかしたら宿題を抱えている日々になるかもしれませんが、ふだん開けてない窓を開くきっかけになることを期待しています。
入学の動機は、まったく大阪には無縁で興味津々です。京都、奈良には何回か行っているのに、これを機に大阪を身近にしたいです。】と、記されています。
《文校事務局を訪れて入学申込》2名
◎大阪市の65歳男性―――→昼間部・小説クラス(金曜)
3/31(金)昼・体験入学に参加。文校のことは、韓国居酒屋<すかんぽ>で知ったとのこと。いただいた名詞が華々しい。劇団座長、太極拳、サンシン、日中文化芸術、テナントビル経営・・・・・・
◎奈良県生駒郡の67歳男性―――→昼間部・小説クラス(土曜)
3/23(木)昼/夜・体験入学に参加。影響を受けた作家は【山崎豊子 伊集院静】。文校のことは、奈良市立図書館に置いてあった“募集チラシ”で知ったとのこと。
《昨日(担当;高田チューター)の体験入学後に入学申込》3名
◎上にある生駒郡の男性―――→夜間部・詩/エッセイクラス(火曜)
昨日(火)の昼下がり、事務局で昼間部・小説クラスへ入学を申し込み、夜の体験入学に参加した後に今度は夜間部にも申し込み、2クラス掛け持ち在籍することに。2クラス目の年間学費は、3万9千円割り引かれます。
◎大阪市の40代女性―――→夜間部・詩/エッセイクラス(火曜)
影響を受けた作家・詩人は【萩原浩 宮沢賢治】
入学申込書には、【書くことに興味がわいた。(仕事が忙しく、本当に自分がやりたい事を考えた)】
◎大阪市の30代女性―――→夜間部・詩/エッセイクラス(火曜)
ネットで探した地下鉄谷6駅近くのロシア料理店<ボーチカ>で食事をし、辺りをぶらぶらしていたら文校の看板を見つけたのが始まり。<ボーチカ>の経営者は、文校生であることを教えました。
入学申込書には一言だけ。【詩について学びたいと思います】
●今日・2名●
《オンラインで入学申込》2名
◎神戸市の40歳女性―――→昼間部・小説クラス(金曜)
昨夜(火)の体験入学にZoomで参加。その日、ネット検索で文校を知ったばかりとのこと。
影響を作家・作品は【池澤夏樹「スティル・ライフ」 江國香織「きらきらひかる」 長江優子「サンドイッチクラブ」】
入学申込書には、【現在主婦ですが、息子2人が大きくなり手が離れてきて、ライフワークを定めたいと思い入学することにしました。書きたいテーマ:家族・母娘関係、読み書き障害に関すること】と、ありました。
◎大阪府枚方市の70歳男性―――→昼間部・小説クラス(金曜)
昨夜だけではなく何度も体験入学に参加。文校のことは【朝日新聞】で知ったとのこと。
入学申込書には、【定年前に始めた演劇に熱中し、昨年は戯曲講座に通ってごく短篇を幾つか仕上げたものの、台本としての制約無しに表現したくなりました。まずは、子供の頃の体験を思い出し物語として綴りたいと思っています。】と。
(小原)
2023年度春期・入学開講式は4月9日(日)午後2時から、コロナ前とくらべると規模縮小・人数制限・時間短縮でおこないます。朝井まかてさんも来校し、新入生を励まされます。式の模様は、全在校生・チューターに向けてオンライン(Zoom)でライブ中継します。
【23年度春期・入学開講式をおこなうに当たって】
●式2時間【文校修了生で直木賞作家の朝井まかてさんが20分間だけ登壇して「新入生のみなさんへの言葉」。大阪文学学校賞〈3部門〉の授与コーナーは、選評はプリント配布にし、受賞者スピーチのみ】、そしてすぐに交流会1時間30分【酒食付き】へ移ります。
交流会では、出席新入生全員に「入学にあたっての一言抱負」を述べてもらい、盛り上がるようにします。
●“密”を避けるため出席は、新入生とその担当チューター、そして葉山代表理事、細見校長、学生委員会代表5名、文校賞受賞者のみに制限します。
●入学開講式の前日に文校ブログで公開するURLをクリックしたのち、「文校ニュース」4月1日号1面に記載されているパスコードを入力すると、当日の模様をZoom視聴できます。なお視聴は在校生限定としますので、視聴時の表示名は文校に登録されているお名前でお願いします。
●春と秋、入学開講式の前におこなっている文校総会(従来は校長、理事、全チューター、学生代表5名、事務局に参加要請)は、今回も取りやめます。
☆ ☆ ☆
昼間部・夜間部のクラスゼミ(組会)は、4月11日(火)からスタートします。ほとんどのクラスでZoomを活用しますので、遠方からも昼・夜間部に入れます。
文校教室内は、ドアや窓を開けはなって換気をよくし、各人の座席間隔も広くとるようにします。またアルコール消毒液などを設置して、できうる限り感染予防対策を講じます。
上記の内容に関して、ご質問のある方はどうぞご連絡ください。
なお、文校事務局は、日曜日以外、午後1時から10時(土曜のみ7時まで)の時間帯開いています。
2023年4月5日
大阪文学学校事務局長 小原政幸(こはら・まさゆき)