第43回大阪文学学校賞発表!
第43回(2022年度)大阪文学学校賞の各部門の受賞者は、下記のように決定しました。
コロナ対策上、規模縮小・人数制限・時間短縮で催す4月9日(日)の入学開講式の中で、文校賞の授与式はおこなわれます。受賞者へは、賞状・賞金(本賞5万円・佳作3万円・奨励賞2万円)が贈られます。
なお、授与式も簡素化に努め、「選評」はプリント配布にし、受賞者スピーチも例年より短めになります。欠席される受賞者には、スピーチ原稿を送ってもらい、後日クラスゼミなどの中で賞状・賞金をお渡しします。
●小説部門(応募9編+「樹林」年間掲載作21編のうちから)
田中芙未「光の布」(樹林 22年6月号)
佳 作:森田晏史「マリーのウィッグ」(樹林 22年11月号)
奨励賞:海辺こゆび「えんじゅの庭」(樹林 22年11月号)
●詩部門(応募19名44編+「樹林」年間掲載作16編のうちから)
サラトガいずみ「凍りついた琥珀」(樹林 22年11月号)
佳 作:山本瑛子「枇杷の実」(樹林 22年12月号)
奨励賞:国津洋子「金髪のライオン」(応募)
●エッセイ・評論・ノンフィクション部門(応募11編+「樹林」年間掲載作25編のうちから)
呉田軽穂「エノコログサ」(応募)
佳 作:入江達宏「人生のパスポート」(応募)
エッセイ奨励賞:丸山博大「『土』(明43・6・13~11・6)の構想について」(応募)
最終終候補は、3/14文校ブログで発表してあります。
今春4日目の体験入学に昼・夜で13名(うちZoom1名)。 ◆きょうの入学は5名――オンラインで2名、昼の体入後に2名、夜の体入後に1名。◆最終・5回目の体験入学は、4月4日(火)午後6時30分から。
今日の一日体験入学には、昼の部【写真・上】に8名、夜の部【写真・下】に高校生など5名(うち広島県からZoom1名)の参加がありました。
体験入学(オープンキャンパス)は、3月23日を皮切りに今日(31日)まで4日間にわたって、昼夜別に計7回催してきました。残りは、4月4日(火)夜の部を残すのみになりました。
今日の入学申込は5名でした。
◎オンラインで入学を申し込まれたのは、吹田市の23歳・女性(昼間部・大西クラスへ)と豊中市の35歳・女性(夜間部・西村クラスへ)。
吹田市の女性の入学申込書には、【物語を考えるのが好きですが、書き方や文章構成が分からず勉強したいと思い入学をしました。まだ何も書けませんが、いつか新人賞などの賞にも挑戦したいなと思っています。ミステリーやサスペンスが好きでどんでん返し系を自分も書いてみたいと思っています。
】と。
3/28体入に参加された豊中市の女性の入学申込書には、【知人に勧められたため。描きたいテーマはありませんが、私にも人が読むのに耐えうる小説が書けるのか確かめたいと思います。】と。
◎昼の体験入学終了後に入学された2名は、大阪市天王寺区の72歳・女性と大阪市北区の72歳・男性。
3/29朝日新聞(夕)の短信記事で文校を知った天王寺区の女性は昼間部・夏当クラスへ、大阪市立中央図書においてあった“募集チラシ”で文校を知った北区の男性は昼間部・佐伯クラスへ。
◎夜の体験入学のあと、夜間部・西井クラスへ入学を決められたのは、京都市の60代女性。
◆春期の入学締切日(4/9)まであと十日を切りました。
入学をお待ちしています!
(小原)
3/29朝日新聞<夕>文化面・・・朝井まかてさん(文校出身の直木賞作家)が、4月3日放送開始のNHK連続テレビ小説<らんまん>のモデル・牧野富太郎について熱く語る。
まもなく放送開始のNHK連続テレビ小説<らんまん>は、高知県出身で「日本の植物分類学の父」として知られる牧野富太郎をモデルにしたオリジナルの物語です。朝井さんは昨年1月、その牧野富太郎を描いた長編小説『ボタニカ』(祥伝社)を刊行しています。
朝井さんは<らんまん>にからめて、5月13日(土)に司馬遼太郎記念館で講演をすることになっています。題して「花を愛した関西人と、牧野富太郎」。
次のサイトで紹介されています。『ボタニカ』のサイン本も販売されます。
https://www.shibazaidan.or.jp
◆朝井まかてさんには20年春、以前からの金時鐘さんと並んで“大阪文学学校特別アドバイバー”に就任していただきました。それ以降、毎年春・秋の大阪文学学校・入学開講式に臨席していただいています。
文学学校でおこなわれる今春の4月9日(日)入学開講式にも、20分間だけ登壇して「新入生のみなさんへの言葉」を熱く語っていただく予定です。
(小原)
【今日の新入生2名】大阪府の30歳・女性が夜間部へ、神奈川県の22歳・女性が通教部へ。◆春期4回目の体験入学は、31日(金)昼・夜。予約9名あり。飛び込み歓迎。
今日、オンラインで入学された2名を紹介します。
●大阪府の女性は、西村郁子チューターが担当した昨夜の“体験入学”に参加されていました。その時聞いたのですが、町田康が審査委員を務めるある文学賞で2年前、最終候補まで残っていたキャリアの持ち主です。
夜間部・本科小説・西村クラス(火)に入学です。
●神奈川県の女性は、【詩を学べる学校をインターネットで検索し、ホームページがヒット】したことから、文校入学の運びになりました。通教部・詩/エッセイクラスへ入ります。
入学申込書には、【〇〇大学芸術学部文芸学科を卒業しましたが、納得のいく作品が作れなかったと感じました。もう一度言葉を扱う創作がしたいと思い、詩を学ぼうと考えます。テーマはまだあまり固まっていません。】と記されていました。
影響を受けた作品・作家は、【『僕が妊婦だったなら』山下洪文】とのことです。
(小原)