『文芸思潮』22年秋号(85号)で10頁にわたり、大阪文学学校が紹介される! “関西から日本へ広がる文学魂”というタイトルで。
9/25(日)産経新聞・文化面に“文校・秋期生募集”の記事 ◆【今日の新入生】22日(木)夜の体験入学に参加した60歳男性が夜間部/詩・エッセイクラスへ ◆明後日(30日/金曜)、5回目の体験入学。昼・夜で13名の予約あり(うち名古屋から1名、Zoom1名)。飛び込み歓迎!
上のような記事が、9月25日(日)の産経新聞・朝刊・文化面<21面>に載っていました。文校の“募集記事”の掲載、ありがとうございました。
◎松本チューターが担当した22日・夜の体験入学に参加していた大阪市の60歳男性が今夜来校し、夜間部/詩・エッセイ/松本クラスへ入学手続きをされました。
入学申込書には、【大学生の時、文筆家になりたいと思っていました。しかし、同時になぜか今はその時ではないとも思っていました。それから40年が・・・・・・のごとくに過ぎ去りました。今がその時なのか、過ぎ去った40年をうめたいと思っているのかよくわかりません。ただ書きたい気持がまだ残っていて、本気で取り組みたいと、人生のタイミングなのか、今思っているのはたしかです。大阪文学学校はそんな私のあやふやな気持も受け入れてくれるように思い、入学を決めました。】と。
文校のことは、文校ゆかりの作家の作品から知っていたそうです。
◆明後日(30日/金曜)、昼の部(午後2時~4時)と夜の部(午後6時30分~8時30分)の体験入学(オープンキャンパス)があります。この秋、最後・5日目の体験入学です。
昼に名古屋などから6名(うち1名がZoom参加)、夜に7名の予約があり、今まで4日間の体験入学のどの日よりも参加者の多い日になりそうです。
予約なしでも、参加できます。
短時間の参加でもかまいません。
今まで4回の体験入学に参加したことのある人も、もう一回どうですか。
すでに入学手続きをされている方も、どうぞ!
◆Zoomでの参加を希望される方は、メールで事前連絡をください。Zoom招待状をお送りします。そして、体験入学が始まる30分前にミーティングルームを開きます。
(小原)
9/24神戸新聞・文化面“同人誌”欄で、『樹林』在校生作品特集号(22年6月号)に掲載されている筒井透子さん(夜・大西クラス)の小説「愛だの恋だの」が取り上げられる。
9/24神戸新聞紙上で、評者の葉山ほずみさんによって、『樹林』在特号(通巻683号)に載った小説が取り上げられた大阪市在住の筒井透子さんは、21年4月に大阪文学学校夜間部入学で、本科小説・西井クラス(1年間)を経て現在、専科小説・大西クラスに在籍中です。
『樹林』在校生作品特集号は、応募のあった作品を学生たちで選考し、学生たちで編集して一冊の雑誌に仕上げたものです。年に2回発行され、選ばれてそれに掲載された小説・詩・エッセイの諸作品は、文校のゼミ(組会)の中で合評されています。
22年5月23日・文校ブログ参照
◆『樹林』在特・6月号(192頁だて)を所望される今秋の新入生の方には、無料でお分けします。ご連絡ください。
(小原)
4回目の体験入学(夜)に高校1年生ら9名[うちZoom1名]参加 ◆体入のあと、30代女性が夜間部・小説クラス(火)へ入学手続き。
今夜おこなわれた今秋4回目の体験入学【写真】の担当は、西村郁子チューターでした。参加者は、はじめて文学学校にやって来た5名(制服姿の高1女子も)+今秋2度目の体験入学1名+Zoom1名+今秋の新入生2名。
まず、19年9月にNHKテレビ大阪が関西エリアで放送した“文校の合評会模様”のビデオを7分間ほど観てもらいながら、文学学校の学習システムや文校名物の“合評”について、事務局から説明がありました。
その後、書いたり読んだりの体験を交えて、参加者各々に自己紹介をしてもらいました。
それから、現西村クラス生の短編小説をテキストに、西村チューターを仕切り役に約40分におよぶ活発な合評会をくり広げました。
●体験入学はもう1回、9月30日(金)昼・夜を予定しています。
事前の申し込みがなくても参加できますが、できれば予約の電話かメールをください。すでに入学手続きを終えている方の参加も歓迎します。
●体験入学には、オンライン(Zoom)でも参加できます。メールで事前連絡をください。Zoom招待状をお送りします。そして、体験入学が始まる30分前にミーティングルームを開きます。
◆今夜の体験入学の後、入学を申し込まれたのは、大阪府吹田市の30代女性で、夜間部/小説/西村クラス(火)へ。
その場で書かれた入学申込書には、【読むこと以外にも、本に関わりたいと思いました】と、ありました。好きな作家は、【宮部みゆき】とのことです。
(小原)
第24回小野十三郎賞(詩集部門、詩評論書部門)きまる。
7月10日をもって締め切った第24回小野十三郎賞には、全国各地から詩集112冊、詩評論書13冊の応募がありました。第21回から詩集部門と詩評論書部門に分けて選考していますが、各々に正賞(賞金各30万円)を設けています。予備選考委員は、高田文月、冨上芳秀、中塚鞠子、平居謙、細見和之、松本衆司(2回目のみ)の6氏で、2回にわたる予備選考を行いました。
本日(9/26)午後1時から、共催をいただいている朝日新聞社の協力を得て大阪市内で、オンライン併用の選考会を実施しました。最終選考委員(詩集部門 倉橋健一、坪内稔典、三井喬子、犬飼愛生/詩評論書部門 葉山郁生、細見和之、山田兼士[書面参加])の7氏により、最終候補の詩集12冊、詩評論書4冊について、詩集部門はほぼ3時間、詩評論書部門は2時間におよぶ討議の結果、以下のとおり決定しました。
【写真・上】詩部門の選考の模様
【写真・下】詩評論書部門の選考の模様
《第24回小野十三郎賞 詩集部門(賞金30万円)》
●詩集『さざえ尻まで』(思潮社 刊)
新井啓子(あらい・けいこ) 群馬県
《第24回小野十三郎賞 詩評論書部門(賞金30万円)》
●該当作なし
《第24回小野十三郎賞特別奨励賞 詩評論書部門(賞金10万円)》
●詩評論書『わたしたちのたいせつなあの島へ――菅原克己からの宿題』(七月堂 刊)
宮内喜美子(みやうち・きみこ) 東京都
〔授賞理由〕
●詩集部門● 新井啓子さん(群馬県前橋市)の『さざえ尻まで』(思潮社)に決定した。抑制が効いた静かな詩だが、作者の熱量を感じさせる作品と評価された。読み手に寄り添って表現されているところが、詩を読む喜びを読者に与えてくれるとの意見も。
●詩評論書部門● 今回は本賞の該当作はなかったが、宮内喜美子さん(東京都三鷹市)の『わたしたちのたいせつなあの島へ――菅原克己からの宿題』(七月堂)が、菅原克己の記憶を軸にして、東日本大震災の現場をめぐる詩と散文がゆたかな作品世界を開いていることが評価され、特別奨励賞の授与となった。
第21回までは、選考会のあと大阪文学学校に場を移し、記者発表を行っていましたが、一昨年、昨年に続き今年もコロナ禍を考慮し、それは控えました。その代わり、各新聞社をはじめ報道機関に、受賞決定のFAXを流しました。
朝日新聞の明日(27日)の朝刊(社会面)をご覧ください。
なお第24回小野賞贈呈式は、きたる11月26日(土)午後1時半より、大阪市北区の中之島フェスティバルタワー12階・アサコムホールにおいて行います。
◆小野賞を主催しているのは、大阪文学学校の運営母体である一般社団法人・大阪文学協会(代表理事;葉山郁生)。小野十三郎さんは、大阪文学学校創立の1954年から91年まで校長を務め、96年10月に93歳で亡くなるまで名誉校長でした。
(小原)