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11/16(土)第二十六回小野十三郎賞贈呈式の案内状を、関係者・新聞社などへ156通発送しました。★贈呈式には、新入生・在校生もぜひ出席を!

26年間続いている小野十三郎賞は、大阪文学学校の運営母体である一般社団法人・大阪文学協会(代表理事;葉山郁生)の主催で、朝日新聞社に共催していただいています。さらには桃谷容子基金、澪標から後援をいただいています。
小野さんは、1954年(昭和29年)創立時から91年まで大阪文学学校の校長を務められ、96年10月に93歳で逝去されるまで名誉校長でした。

今26回の小野賞には、詩集部門で東京都の和田まさ子(わだ・まさこ)さんの『途中の話』<思潮社>、詩評論書部門で愛知県の安智史(やす・さとし)さんの『萩原朔太郎と詩的言語の近代』<思潮社>が選ばれています。お二人には、賞金30万円が贈られます。

20年度(22回)、21年度(23回)の2年間は、コロナ禍のために一般公開の贈呈式および受賞パーティは控えざるを得ませんでした。代わりに、大阪市北区の朝日新聞社内会議室において、受賞者本人への賞の贈呈のみをおこないました。
22年度(24回)からは、コロナ禍以前と同じような形で贈呈式およぶ懇親会をおこなっています。
今年も、第26回小野賞贈呈式を、きたる11月16日(土)午後1時半より、大阪市北区の中之島フェスティバルタワー12階・アサコムホールにおいておこないます。
贈呈式には、大阪文学学校の秋の新入生、在校生も気軽に出席してください。贈呈式の日は、文校教室におけるクラスゼミや公開講座はありません。

18日(金)午後3時から8時半まで、小野賞事務局の高田文月チューターと文校事務局で、11/16小野賞贈呈式の案内状・式次第を作成し、封筒詰めを行いました。そして、受賞者、選考委員など関係者、新聞社、例年小野賞贈呈式に参列している方々など156名に宛てて、文校近くのポストに投函しました。

◆9/20小野賞・最終選考会の模様は9月20日・文校ブログ、選考結果を報じた朝日新聞(朝)全国版は9月21日・文校ブログ、毎日新聞(夕)全国版は10月10日・文校ブログに載せてあります。

(小原)

★課題作品を提出し、4種類の公開講座に出席しよう。★一般の方も、文校生と同一受講料で参加できます。★◎10/28<月>夜・小説(エッセイ)入門講座の作品締切は10/21<月> ◎11/9<土>昼・小説(エッセイ)入門講座の最終締切は10/25<金>

大阪文学学校HP‘公開講座’に詳細が載っています≫

★大阪文学学校OBで文學界新人賞受賞歴のある馳平啓樹(はせひら・ひろき)さんが23年春期から担当する公開「昼・小説(エッセイ)入門講座」。前に期までの「昼・文章講座」から名称を改め、それにふさわしい内容をめざします。また、一般の方の受講料をひきさげて在校生と同一額にして、自由闊達な文校の魅力をより広く伝えていきます。

全3回のうち1回目[11月9日(土)]は、“自分をさらけ出す”ことをテーマにします。教材作品として、村田沙耶香「コンビニ人間」を取り上げます。課題は、【自分を自分らしくしてくれる極端な性癖を書く】です。

◎前回9月の馳平講座については、24年9月15日・文校ブログ参照。

■■備考■■
○課題作は小説又はエッセイでお願いします。
○課題がうまく書けない方は自由に書いて頂いても構いません。
○字数の目安は1000字でお願いします。
○提出の最終期限は各講座の15日前。22日前までの提出にご協力お願いします。
○作品の提出は大阪文学学校事務局(〒542-0012 大阪市中央区谷町7-2-2-305)まで郵送または持参でお願いします。

Ⓐ公開講座のうち昼・小説(エッセイ)入門講座に限って、教室受講にくわえZoom配信をおこないます。持参してきたパソコンを操作しながら、馳平講師はパワーポイントを使って、自作の教材をスクリーンに映し出しつつ、1時間余り講義をします。その後、全提出作品の中から講師が選びだした作品10数編のそれぞれの作者が、マイク越しに自作朗読をおこないます。講師は、それらの作品に対して優れている点などを指摘します。また、講座の始まる前に、講師は提出作品すべてに対し個々に600字前後の寸評・改善点を書いたA4紙を配ります。
Ⓑ3回の講座のうち、[1回目]の作品提出は入学1年までの在校生と一般に限定します。2年生以上の文校生および修了生は、教室聴講とZoom視聴のみ(どちらも受講料500円)。[2回目][3回目]には制限は設けず、すべての在校生・修了生・一般が作品を提出できます。

■■Zoom受講について■■
◎Zoom受講料 一般・文校生・修了生とも同一
・視聴費3回分セット料金1500円+作品提出を希望する回数×500円
(上記Ⓑの項目にご注意ください)
◎申込方法
・名前、住所、電話番号および所属(一般、文校クラス名、休学、OB、『樹林』購読)を明記のうえ、文校事務局あてメールをください。
・受講料は、3回分をまとめて、郵便振替「00940-0-16991 大阪文学学校」または、ゆうちょ銀行「14160・2064271 (社)大阪文学協会 ※他金融機関からの場合【店名】四一八(読み ヨンイチハチ)【店番】418【預金種目】普通預金【口座番号】0206427」で振り込んでください。(申込名と振込人名義が異なる場合は、事前にご連絡ください)
・申込メールおよび入金を確認でき次第、視聴用のパスコードを事務局からメールで送信します。講座の前日に文校ブログで公開するURLをクリックしたのち、パスコードを入力すると、視聴することができます。パスコードは半年3回分とも同じです。
・講座の[2回目]から、あるいは[3回目]のみ視聴される方は、事務局までお問い合わせください。

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●津木林洋チューター担当の10/28「夜・小説(エッセイ)入門講座」の作品締切は、10/21<月>です。課題、もしくは自由題のどちらかを本文800字程度で書き、それをpdfファイルにし、次のアドレスまでメール添付で送ってください。 bunsyokoza@yahoo.co.jp ※@は半角に置き換えてください
ネット環境のない方は、課題作品を文校事務局まで持参、もしくは郵送していただければ、その後の手順を事務局で説明します。

●その他の公開講座の課題作品の締切日と開催日は次のとおりです。
◎昼・詩入門講座〔近藤久也〕 10/26<土>締切―→11/2<土>開催
◎夜・詩入門講座〔冨上芳秀〕 11/9<土>締切―→11/18<月>開催
どちらの詩入門講座も、提出作品は1編、40行以内とします。
提出は大阪文学学校事務局(〒542-0012 大阪市中央区谷町7-2-2-305)まで郵送または持参してください。メールでは受け付けません。

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◆昼・夜/小説(エッセイ)入門講座、昼・夜/詩入門講座の受講料は1回につき、在校生・休学生・OB・一般すべての皆さんが同一の1000円です。どなたでも事前にそれぞれの課題作品を提出できて、講座のとき講師や参加者からいろいろな感想・批評を受けられます。

【11/3】神戸エルマール文学賞“文藝講演会”で、佐伯敏光さん(VIKING同人/文校昼間部チューター)が講演。★佐伯さんの新刊長編『大空洞(うろ)――逆説神話』<編集工房ノア/670枚>を文校事務局で5名に進呈!

●第18回神戸エルマール文学賞の贈呈式および祝う会[会費;3,000円]は、11月3日(日)15時から、JR神戸駅近くの≪HDC神戸5F≫にておこなわれます。
その前に、同所で13時から文藝講演会[会費;無料]がおこなわれます。
[第1部]講演会の講師は、佐伯敏光・大阪文学学校チューター(VIKING同人)で、演題は「VIKINGの創設時の精神と約束」。
[第2部]は、『季刊文科』で同人雑誌季評を執筆されている谷村順一さん(日大文芸学科教授)と佐伯チューターによる対談。


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●佐伯敏光さんは、1948年(昭和23年)鳥取県日野郡生まれ。高校数学教師として定年まで勤務。二十代後半から創作を始め主に文芸同人誌『VIKING』において活動。文校チューター歴十数年。長編『活断層』や、評論『水を運ぶ子どもたち』、紀行『源郷のアジア』など著書多数。
最近、“世界創造物語を主題とした逆説神話”として長編小説『大空洞〈うろ〉』(編集工房ノア/2,200円)を刊行。その『大空洞〈うろ〉』をぜひ読みたい方は、文校事務局まで。佐伯さんの好意で、先着5名に進呈します。

(小原)

祝☆第18回神戸エルマール文学賞の“本賞”に渡谷邦さん(文校通教部修了生)。同賞の“特別賞“に神保メイさん(昼間部修了生)と谷口あさこさん(夜間部修了生)。

今年の第18回神戸エルマール文学賞(同賞基金委員会主催)の本賞と二つの特別賞に大阪文学学校の修了生の小説が選ばれました。
神戸エルマール文学賞は、「同人雑誌に拠る作家の活動に脚光を当て、優秀作品を顕彰し、かつ同人雑誌運営の努力に報いる」(募集要項より)ことを目的としていて、今年は3月までの1年間に近畿圏内で発行され応募のあった散文同人誌87冊・作品総数869編を選考対象にしています。

その中から本賞に選ばれたのは、岡山県の渡谷邦さん(2013年10月から4年半、通教部に在籍)の小説でした。その受賞作は、同人誌『あるかいど』74号に発表した「水路」。
さらに、和歌山県の神保メイさん(12年4月から9年間、主に昼間部に在籍)の小説「トゥインクルタッシュ」(同人誌『文の鳥』5号所収)がKDL特別賞に選ばれました。
また、兵庫県の谷口あさこさん(1998年4月から休学を挟みながら9年半、夜間部に在籍)の小説「蝶の行方」(同人誌『せる』123号所収)が島京子特別賞に選ばれました。

◎渡谷邦(わたりだに・くに)さんの受賞作「水路」<45枚>は、『三田文学』『文學界』両編集部によって、2023年下半期同人雑誌優秀作に選ばれ、『文學界』23年12月号(発行・文藝春秋)に転載されています。
実は、渡谷さんの小説が『文學界』に転載されたのは2度目のことでした。1度目は、文校在籍中のことです。若林亨チューターの推薦で、『樹林』通教部作品集(16年3月号/通巻614)に載った小説「籠崎さんの庭で」<32枚>が、2016年下半期同人雑誌優秀作に選ばれ、『文學界』16年11月号に転載されているのです。

◎神保メイさんは、『樹林』16年11月号(在校生作品特集号)に掲載されていた小説「三キログラム」で第37回(2017年度)大阪文学学校賞を受賞されています。

◎谷口あさこさんは、1999年6月の『樹林』在特号から2年間4期にわたって学生委員会在特号部のキャップを務めています。まだ20代でした。

●第18回神戸エルマール文学賞授賞式は、11月3日(日)に神戸市内でおこなわれます。

(小原)

10/5京都大学吉田寮における細見和之・文校校長/京大教授のギター演奏(ドラム、ヴィオラと共演)のライヴをHP上にアップしてあります。

大阪文学学校HP上の【講師紹介(その他)】欄の細見和之校長のところにライヴ動画をアップしてあります。

2024年10月5日「ティーアガルテン」ライヴ
京都大学吉田寮食堂にて
細見和之[Vocal/Guitar]、小林哲也[Drums]、鵜飼大介[Viola]

24年9月11日・文校ブログ参照