文校ブログ

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明日(6日/日曜)の入学開講式の準備は万端ととのう。札幌、横浜の新入生も出席予定。★新入生だけでなく、進級生・継続生もぜひ出席を!◆まだ入学できます。入学開講式の“見学”もできます。

大阪文学学校の2024年度秋期入学開講式は明日・6日(日)。
23年春期(4月)まで3年半の入学開講式(20年4月は中止)は、コロナ禍の影響で、規模縮小・人数制限・時間短縮の措置をとりましたが、23年秋期(10月)からはコロナ以前と同じような内容で実施しています。今回も、人数制限はしません。
新入生だけでなく、進級生・継続生も出席して、書く意気込みを新たにしよう!

◆今日までの新入生42名に、本科後期生(半年前入学)、専科生(2年目)、研究科生(3年・4年目)・学友(5年目以上)をあわせると、今秋の只今の在校生総数は280名に迫ります(他に休学生約90名)。
明日に備えて、教室内を掃除し、椅子を並べました。吊り看板を掛け、“校旗”【写真の右上】を掲げました。逆L字形のマークは“飛翔”をイメージしていると伝えられています。実は、“校旗”だけではなく、“校歌”もあるのですが、あまりにも勇ましい歌なので歌われることはまずありません。
さらに、秋期『学習の手引き』や「入学者クラス名簿」をつくり、学生委員会への勧誘チラシと11/3新入生歓迎・文学散歩の案内チラシを印刷しました。

◆入学開講式は、午後2時開始です。
小原政幸〈文校事務局長〉の司会で、葉山郁生〈大阪文学協会代表理事〉と細見和之〈文校校長〉のあいさつの後、朝井まかてさん〈文校修了生で直木賞作家〉が新入生を励まされます。およそ30分のお話のタイトルは「文士たち、舞台に立つ!」です。
出席チューターからの激励メッセージ、学生委員会アピール、新入生紹介とつづき、最後の事務局紹介まで2時間ほどの予定です。
入学開講式の模様は、オンライン(Zoom)でライブ中継します。式に参加されない今春期の新入生だけでなく、在校生・チューターのどなたでも視聴できます。
詳しくは、本日・10月5日14:45発信の文校ブログで案内してあります。

式のあと、希望者は教室に残ってもらい、事務局であらかじめ用意した酒類・寿司・つまみを飲食しながら“交流会”をもちます。こちらも2時間の予定。その中で、新入生全員に、2分以内で“入学にあたっての一言抱負”を述べてもらい、盛り上がるようにします。
交流会のとき並行して、朝井まかてさんの最新長編『青姫』(徳間書店/2,000円+税)の販売・サイン会をおこないます。

◆明日、文字どおりの駆け込み入学もOKです。 むろん、入学式に出席いただかなくとも、オンラインで入学を申し込むこともできます。
また、入学式の“見学”もできます。2007年に在籍していた(修了証書を今も大事に持っている!)ことのある豊中市の女性から“見学”予約が入っています。

(小原)

【今秋42人目の新入生】迷いに迷い、ついに昼間部・小説クラスへ入学。茨木市の56歳女性。

茨木市の女性は、9月8日(日)通教部スクーリングの本科・小説クラスをZoom見学されています。大西智子チューターの担当された9月21日(土)の体験入学にも参加されています。
事務局からお誘いの電話を掛けたり、女性から逡巡の電話をもらったりが、何度あったことでしょう。
その上で、入学式が目前に迫った昨日の深夜り、とうとう入学の決断をしてくれました。昼・小説・大西クラスへ入ります。
・・・・・・・・・・・・・
その方のオンラインによる「入学申込書」は、悩みや不安がやる気に転化していって“秀逸”です。以下に紹介します。
【迷いに迷って入学します。
毎日眠くて仕方ないのに、文を書くなんてできるのか、平凡極まれる人生を歩んできた私が書く文章なんて、よそ様に読んでいただいていいものなのか、不安ばかりです。
でも、なぜか私の人生、いつも本と関わっている気がします。読書よりスポーツ!と、本から離れがちな時期もありましたが、国語の教員をやったり、出版社や図書館で働いたり…。だらだらと生きてきたのですが、人生もすっかり後半戦、ここらできちんと文学と向き合おうと思います。読むだけでなく、書く方もやってみる。へこたれやすいので、合評会なんて考えただけで怖いし、怒られないと何もできないので、締め切りをすっ飛ばしてしまわないか今から気がかりですが、とにかくなんとか書いてみようと思います。
そして、いつか古典作品から材をとった作品を書いてみたいと思っています。】
影響を受けた作品は、【『二十歳の原点』】。
文校については、【30年以上前に知りました。何からかは覚えていません】。

(小原)

新入生、在校生の皆さんへ●入学開講式【ライブ中継】のご案内

入学開講式【ライブ中継】を視聴するためのZoomのURLは、以下のとおりです。

10/6(日)午後2時~4時
2024年度秋期入学開講式

Zoomミーティングに参加する(ミーティング ID: 849 6738 2596 )
https://us02web.zoom.us/j/84967382596

上記リンクをクリックしたあと、9/28発行の「文校ニュース」1面に掲載されていたパスコードを入力すると、視聴することができます。

開始10分前から入室可能です。入退室は自由です。
Zoomのビデオレイアウト(画面表示)は「スピーカービュー(アクティブスピーカー)」でご覧ください。

当日の注意事項として以下の2点、ご協力をおねがいします。
1)視聴中は常にマイクをオフ(ミュート)にしておいてください。
2)在校生限定としますので、視聴時の表示名は、文校に登録されているお名前にしておいてください。

*    *

Zoom視聴方法(環境により表記、手順等が多少、異なる場合があります)

●パソコンの場合
1)ZoomのURLをクリックします
2)どちらかの方法で
a)Zoomアプリがインストールされている場合は、アプリが起動します
b)アプリがインストールされていない場合は、ダウンロード画面が表示されますが、「ブラウザから参加」をクリックすれば、インストールせずに参加することもできます
3)自分の表示名を入力して、「参加」をクリックします
4)次の画面で、パスコードを入力して、「ミーティングに参加する」をクリックします
5)ミーティング画面が開きますので、「コンピューターでオーディオに参加する」をクリックすると、入室できます

●スマホの場合
1)事前にZoomアプリをインストールしておきます。iPhoneはAppStore、androidはGooglePlayで
2)ZoomのURLをタップすると、アプリが起動します
3)パスコードと自分の表示名を入力して、「OK」をタップすると、ミーティング画面が開きます
4)通知(アクセス)やカメラ、マイク等に関する確認メッセージが表示されたら、「許可」をタップします
5)オーディオ接続の画面で、「インターネットを使用した通話」「Wifiまたは携帯のデータ」「デバイスオーディオを介して通話」などをタップすると、入室できます

【一挙に新入生5名】昼間部入学3名、夜間部入学1名は、今秋の体験入学参加者。通教部入学1名は宮城県仙台市から。

★きょう入学された5名を紹介します。
【 】内は、入学申込書の中の「入学のきっかけ・書きたいテーマなど」欄からの引き写しです。“ ”内は、影響を受けた作家・詩人名、です。≪ ≫内は、文校のこと(あるいは秋期生募集)を何で知りましたか、という問いかけへの答えです。

◆夕方、文校にやって来て、入学手続きをされた若い男女2人連れは、平野千景チューターが担当された9/27(金)昼の体験入学に揃って参加されていました。2人とも大阪市内在住で、昼・小説・平野クラス(金)に入ります。
◎女性の「入学申込書」
【創作についての話ができる環境が欲しくて入学しました】
≪通りがかり≫・・・文校の入っている9階建てビルの玄関に『入学案内書』を入れたラックを置いてある。
◎男性の「入学申込書」
【長編小説の構想はあるものの、なかなか筆が進まず、一度きちんと勉強してみたいと思った】
“星新一、東野圭吾、中島らも”
≪通りがかり≫

◆大阪市(文校のすぐ近く)と福岡市の2カ所で仕事と生活をしている52歳女性も、平野チューターの体験入学に参加していて、平野クラスに入ります。
【書きたいテーマは、子どもの心の動きを大人の読者に伝えること、です。
小さい時から、ママ違うよ、と思って大きくなり、それを覚えておこうと思って日記をつけ始め、日記歴は、40年です。子供のころ、大人に言いたかったことを今、言いたい感じです。】
“世界文学全集で大きくなりました。どの作家も大体好きですが、純文学が好きです。アメリカ黒人文学を専攻したものの、黒人文学よりも、レイモンド・カーバー、トルストイ、エンデが好きでした。アメリカ女性作家なら、エイミー・タン。『アルジャーノンに花束を』『大地』。児童文学なら、赤毛のアンとTheBigWoodsシリーズ。最近だと、テレビシリーズのイギリス版TheGood Doctorsにハマり、シナリオを英語で読破しました。日本の作家は、あまり読んだことがないです。”
≪通りがかりにビルの入り口でチラシを見ました≫

◆9/24(火)夜と9/27(金)夜の2回、体験入学に参加した大阪市の43歳男性。夜・小説・西井隆司クラス(金)に入ることになりました。
【思えば、不得意なことばかり選択してきた気がする。
幼少期から好きな「物語」を深く掘り下げて、自身のアイデンティティーにすることができれば、この先に続く生活を照らす灯になると期待します。
書きたいテーマは「サバイバル」。強く生きる人を描きたいです。】
“「寄生獣」岩明均、「宝島」真藤順丈、「ともぐい」河崎秋子、「お父やんとオジさん」伊集院静、「高瀬舟」森鴎外、「ザ・ロード」コーマック・マッカーシー、「夜を賭けて」梁石日、「火定」澤田瞳子、「特捜部Q」ユッシ・エーズラ・オールスン、「ミレニアム」スティーグ・ラーソン”
『ニキ』という作品を読了後、作者を検索したら貴校を紹介していた。≫

◆文校には事前の問い合わせが全くなかった方からオンラインで「入学申込書」が飛び込んできました。仙台市の女性から。通教部・小説クラスへ入ります。
【こちらでお勉強された方のお話を伺い、この度申し込みを決意しました。小説執筆における基礎的な部分を知り、先生方に添削をいただきながら学びを深めたいと思っております。
通信教育を選択した理由は、仕事や育児の都合で通学が現実的でなかったためです。通信教育という選択肢をくださり、感謝しています。
書きたいテーマは「ヒューマンドラマ全般」ですが、これから自分の作風などを理解していく時期にあるため、さまざまなテーマにチャレンジしてまいりたいと考えております。】
“『月魚』三浦しをん著”
≪衿さやかさんに学校の存在をご紹介いただいた。≫

(小原)

今日までに、春期「読書ノート」を提出された54名のほぼ全員に、推薦チューターによる“ノート評”を返却!◎通教部生へは郵送、昼・夜間部生へは手渡しかクラス籠で。

24年春期の課題図書は、文校24名のチューターからそれぞれ1冊ずつ推薦してもらっていました。それらの中から1冊選んで書いた「読書ノート」の提出を全在校生に求めていました。
それに応えて、8月17日の締切までに(10日遅れもOK)、54名から「読書ノート」がとどいていました。
各チューターの「読書ノート」に対する“ノート評”がほぼ出そろいましたので今日までに、“ノート評”とともに「読書ノート」を51名へ郵送などで返却する手筈をととのえました。

【画像】は、森田晏史さん(昼間部研究科・津木林C)のカフカ『変身』についての「読書ノート」と佐伯敏光・昼間部チューターによる“ノート評”。

(小原)