電光石火! 熊本市 の37歳男性が通教部へ入学! ★熊本からは今春入学の3名につづく。
今夜21時30分過ぎ、「通信教育部への入学を希望します。定員はまだ大丈夫ですか?」という短いメールが入っていました。初めて問い合わせてきた方で、名前のみで住所も電話番号も記されていませんでした。それに対し僕は20分後、「通教部も、まだ入学を受け付けています。入学の決心がついているのでしたら、大阪文学学校HPの申込フォームから入学申込書を送信していただけないでしょうか。学費のご納入は、数日後でもけっこうです」と返信しました。
すると、その20分後にオンラインで、熊本市の37歳男性から「入学申込書」が送られてきました。
★通教部/詩・エッセイクラスを希望されている、その男性の入学申込書を紹介します。
【 】内は、申込書の中の「入学のきっかけ・書きたいテーマなど」欄からの引き写しです。“ ”内は、影響を受けた作家・詩人名、です。≪ ≫内は、文校のこと(あるいは秋期生募集)を何で知りましたか、という問いかけへの答えです。
【コロナ禍と子の誕生をきっかけに書くことを再開することが出来ました。
易きに流れる惰弱な精神に鞭打ち腰を据えて書きたいと思いつつもうろうろしていました。
アキ・カウリスマキの「ラヴィドボエーム」を見て改めて人生は短いと尻に火がつきました。
今は3才の双子と1才の幼い三人の娘を抱える身なので主に俳句や短歌をぽつぽつと作っています。
詩はどのように生まれるのかという謎に一歩でも近づけるように勉強したいと思っています。】
“松岡正剛、辻信一、内田樹、別役実、岩松了、高橋源一郎、吉本隆明、石牟礼道子、坂口恭平、千葉雅也、村上春樹、伊藤一彦”
≪オモニハッキョ、熊本現代俳句協会、熊本県立図書館≫
(小原)
10/6(日)入学開講式には、朝井まかてさん(文校出身の直木賞作家)も臨席され、新入生を励まされます。★新入生だけでなく在校生も出席し、書く意気込みを新たにしよう!
入学式後の交流会のとき、朝井まかてさんの新作長編『青姫』(徳間書店)の販売・サイン会をおこないます。
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★新入生だけでなく在校生も出席し、書く意気込みを新たにしよう!★
≪2024年度秋期入学開講式プログラム≫
10月6日(日)午後2時~4時
大阪文学学校教室≪コロナの時のように人数制限はしません≫
[司会]小原政幸<大阪文学学校事務局長>
◆歓迎あいさつ
大阪文学協会代表理事 葉山郁生
大阪文学学校校長 細見和之
◆朝井まかてさん(直木賞作家/大阪文学学校特別アドバイザー)「文士たち、舞台に立つ!」(30分)――11/16文士劇の話にくわえ、小説と演劇性についても言及される予定
◆出席チューターあいさつ 自己紹介ならびに新入生への激励のメッセージ(各3分)
◆学生委員会アピール
◆新入生紹介
◆事務局紹介ならびにお知らせ
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〔交流会〕午後4時~6時
酒類・寿司・つまみを準備します。
新入生全員2分以内で“入学にあたっての一言抱負”を述べてもらいます。
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〔交流会〕とき、販売・サイン会
朝井まかてさんの新作長編『青姫』(徳間書店/2,000円+税)
――農と自由と民の物語――
■著者コメント■
連載時はちょうどコロナ禍でした。むしょうに土に触れたくて、田植えの匂いや稲刈りの景色が慕わしく、それで主人公に米作りをさせることにしました。舞台は、「青姫の郷」という秘境です。とはいえすべてが幻想(ファンタジー)ではなく、まだ幕府の支配体制が固まっていない江戸時代初期の様相を背景にしています。
青姫の郷は中央政権の支配がまだ及んでいない、いわば自由都市。民による自治が行なわれ、ですが人々がなにより重んじるのは「天意」です。主人公の杜宇はその天意によって生かされ、といおうか振り回されるのです。郷の人々は姫をはじめ、クセが強い曲者揃い。どの人物も書くのが楽しく、今も愛着のある人々です。ですが郷は、ある危機を迎えます。
土地は、領土は、いったい誰のものか。攻め込まれたとき、屈するのか逃げるのか、それとも?−−自らに問いながら書きました。自分ならどうするか、と。連載終了後まもなく、ウクライナ侵攻が始まりました。この小説のラストは、かの侵攻を予見できていない頃に書いた、一つの願いでした。
このちょっと不思議な物語、どうぞお楽しみください。
――朝井まかて
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入学を検討されている方から、よくある質問をQ&Aでまとめてみました。
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Q【質問】
秋期の『入学案内書』(樹林10月号)の表紙に“対面で作品合評する昼・夜間部に、オンラインでも参加できます”とありますが、もう少し詳しく説明してください。
A【回答】
10月8日(火)から始まる昼間部・夜間部あわせて計14のクラスゼミ(組会)は、コロナの時代になってから(2020年初め)、オンライン(Zoom)を導入するようになりました。それは、感染予防のための措置でしたが、コロナ禍が弱まってきても、Zoomを活用しつづけています。現在、昼・夜間部のどのクラスも、教室での対面合評を基本に、Zoomを併用しています。ですから、遠方からでも昼・夜間部に入る人が現れるようになりました。実際、長崎、山口、鳥取、三重、岐阜、愛知、長野、東京(海外ではインド)などからZoomを使って、週一の昼・夜間部に加わっています。
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Q【質問】
通信教育部希望です。仕事の関係で、入学式、スクーリングなど参加できない行事があるのですが、大丈夫でしょうか?
A【回答】
入学式、スクーリング、参加できなくても結構です。
通教部生は遠方の方が多いこともあって、入学式に参加される方は毎期少ないです。
スクーリングは年4回(いずれも日曜日)あるわけですが、そのうち1、2回でも参加していただければ・・・・・・。まったく参加できなくても、作品をきちんと提出していただければ、それに対する担当チューターの批評文などが返ってきますので、じゅうぶん勉強になるシステムになっています。
またスクーリングに全く参加できずとも、作品だけきちんと提出すれば、1年後に修了証書が授与されます。
スクーリングの前日、つまり土曜日の午後3時からプレ・スクーリングというのがあるのですが、こちらへの参加を検討してみてください。
【10/6入学式の模様はZoom視聴ができますし、12/8および明年3/9スクーリングでは一部のクラスでZoomを活用します】
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Q【質問】
平日の夜間部に通いたいのですが、会社員のため、18:30スタートでは毎回ぎりぎり滑り込みになると思われます。
遅刻などは、認めていただけますか。また、そのような方はいらっしゃるのでしょうか。
A【回答】
夜間部は勤めを持っている人が多いため、18:30スタートの予定が10分から15分遅れるクラスが多いのが実情です。その分、終わりの時刻が延長されるのですが。
遅刻については、口やかましくありません。19時過ぎに現れる方も珍しくありません。
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Q【質問】
土曜の昼間に通学希望なのですが、仕事が不規則なため、質問です。土曜が都合が悪い場合、金曜の昼間に何度か通いたいと思うのですが、それは可能ですか。
A【回答】
週ごとに違う曜日に出席できるのですか、という質問と解しましたが、それはちょっと無理ですね。といいますのは、昼・夜間部の小説クラスの組会(クラスゼミ)は、あらかじめクラス員と講師に自分の作品を配ったりメール添付で送って、1週間後に合評してもらうことを基本にしているからです。作品を読まずに、組会に出席してもあまり意味がありません。
欠席しても、自分のクラスの1週間後に合評される作品は郵送もしくはメール添付で送られてきます。欠席ということになっても、文学学校あてのFAXやメールを使って、合評に付される作品についての意見をクラスに届けることができます。また、クラスの中でできるだけ早く親しい人をつくることをおすすめします(文学学校は、できやすいです)。その人から、クラス情報を教えてもらってください。チューターはどんなことを言っていたか、クラス員はどんな意見だったか、など。
とりあえず、一番都合のつきやすい曜日にされたらいかがでしょうか。半年16回の組会、皆勤の方はそんなに多くありません。
一方で、聴講制度というのがあります。事務局で1回につき500円払っていただければ、他のクラスをのぞくことはできます。作品提出は認めていません。前もって他クラスの作品は入手しにくいので、小説クラスを聴講するのはちょっと無理かと思いますが、詩・エッセイクラスなら、その日に合評する作品をその場で読めますので、聴講をすすめています。ただし、連続してずーっと聴講するのは認めていません。学費を余分に払って2クラス掛け持ち在籍の人もいますから。
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Q【質問】
半年程は昼間で通学できると思うのですが、仕事の都合(転勤など)で、その後昼間は通えないことになりそうです。その場合、夜間や通信教育、休学などに切り替えていただくことはできるのでしょうか。
A【回答】
事務局に届けていただければ、各部間の異動はいつでも(期の途中でも)できます。休学は継続して1年間以上在籍した方に認めている制度ですが、1年未満の方にも事情によっては認めています。
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Q【質問】
作品の提出ができなかったとしても、入学することに問題はないでしょうか。
A【回答】
問題ありません。そういう方も実際いらっしゃいますが、そのことで居づらくなるということはありません。 いま書けないかもしれないと思っていても、クラス員の刺激や講師の叱咤できっと書けるようになると思いますよ。
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Q【質問】
今回、まだ可能であればぜひ入学したいと思っていますが・・・・・・。
A【回答】
まだ入学できます。入学開講式と各クラスのゼミ開始日が迫っていますので、決心がついたらホームページのトップページからオンラインで申し込みしてください。 クラス編成の都合があるため、できるだけ早めにお願いします。
今夜、大阪文学協会の定例理事会が開かれる。
新学期を前にして、大阪文学学校の運営母体である一般社団法人・大阪文学協会の理事会が、夜6時40分から8時20分まで、文校の一室でもたれました。
教室出席は、葉山郁生(協会代表理事)、平野千景、美月麻希、小原政幸(文校事務局長)の4名の理事。自宅からのリモート出席は、細見和之(文校校長)、津木林洋、中塚鞠子の3理事。事務局メンバーの真銅孝と角田美千代もオブザーバー参加しました。
議題にしたのは、今秋期の募集状況とクラス編成、2024年度春期の会計収支、第26回小野十三郎賞(11/16<土>に中之島フェスティバルタワー12階で贈呈式)、「樹林」編集、10/6秋期・入学開講式(朝井まかてさんが来校し、新入生を励ます!)などです。
(小原)
京都市の30代女性が、昼間部/エッセイ・ノンフィクション/谷良一クラスへ入学。★谷・新チューターの担当した9/25(水)昼の体験入学参加3名は全員入学。もう一人の参加者で休学中だった女性も谷クラスへ進級。
今日、オンラインで入学を申し込まれた京都市の女性は、谷良一チューターの担当した9/25(水)昼の体験入学にZoomで参加されていました。
たしかZoomで、長いこと哲学を勉強していたと自己紹介されていましたが、「入学申込書」の“影響を受けた人”欄には【プラトン】とありました。
谷チューターの体験入学では、藤原正彦さん(作家・数学者)の『文藝春秋』に載っていた短いエッセイをテキストにしていたのですが、京都市の女性は「テキストより皆さんのコメントのほうが面白かった」と最後に述べていました。
◆谷チューターの体入参加4名全員が、入学および進級(昼・小説クラスに3年半いて、今は休学中の女性)することになりました。うち3名が、昼・水曜の谷クラスへ。1名が昼・金曜・小説の平野クラスへ。
◆エッセイ・ノンフィクションの谷クラスへは、新入生だけでなく、専科・研究科生・学友も受け入れています。小説クラス、詩・エッセイクラスに属している方で、エッセイを中心に書かれている方は、谷クラスへの転入も考えてみてください。
(小原)