82歳の誕生日を機に自分史を出版! 小林宏子さん(文校通教部休学中/札幌市)『野心――野に放された自由な心』◎『文芸思潮』エッセイ賞に入選した3年間の3作も収録。
札幌市の小林宏子さんは、23年春期に大阪文学学校通教部へ入学し、この10月からは休学中。通教部スクーリングに2回ほど来阪されています。
小林さんの自分史『野心――野に放された自由な心』(札幌市・中西出版/114頁/1,400円+税)の“帯”では、【バブル全盛の80年代には、ススキノのエンペラーで副支配人をされていたこともあり、多彩な経験を活かして何の衒いもなく書かれたエッセイ風自伝】とうたわれています。
全21編の中に、季刊文芸誌『文芸思潮』のエッセイ賞に入選した3編も収められています。それらは、今年度(24年)・優秀賞受賞「ひとつの約束」、昨年度(23年)・佳作受賞「コスミック・キャンディズ――宇宙の花たち――」、一昨年度(22年)・奨励賞受賞「都忘れ」の3編です。
(小原)
11/27神戸新聞・文化面“同人誌”欄において、田中一葉(文校修了生)、田中さるまる(研究科休学中)、三上弥栄(修了生)が所属同人誌で発表した小説が取り上げられる。
方政雄さん(大阪文学学校修了生)が1月11日(土)、伊丹市立図書館企画「気になる本で話そう(特別編)」において、自著『草むらの小屋』<新幹社>について語る。
方政雄(パン・ジョンウン)さんが参加する「気になる本で話そう(特別編)」は――――
2025年1月11日(土)10時~11時半 定員20名 参加無料(申込みが必要です)
伊丹市立図書館・ことば蔵 1階交流フロアにて(本を読んでいなくても参加できます)
◎兵庫県伊丹市の方政雄さんは、2015年4月に大阪文学学校昼間部に入学し、休学を挟みながら24年3月まで9年間在籍されていました。在籍中および卒業後に、さまざまな文学賞を受賞されています。
(小原)
☆新刊紹介★4コママンガ『パンダのガドゥ』(作・絵:ムッシュー・タン/訳:国津洋子)〔講談社/1,800円+税〕◎日仏翻訳者の国津さんは、2018年4月に文校夜間部入学で現在休学中。
大阪府の国津洋子(くにつ・ようこ)さんは、夜間部/詩・エッセイ/高田クラス(火曜)に2018年4月から5年間在籍し、現在休学中。
『女性自身』(光文社女性週刊誌)で現在連載中の「ガドゥ」シリーズを訳している。
≪講談社BOOK倶楽部のサイト≫
https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000405640
全国の在校生・チューター、出版社・新聞社・図書館などへ19日(木)に発送した『樹林』冬期(25年1月)号が、今日あたり届いているようです。大阪市内や四国から連絡がありました。
【『樹林』冬期(25年1月)号/通巻709号/116ページ立て】
表紙は目次並みに、作品や文章が載っている方を全員網羅してあります。
『樹林』本誌(1月号)が仕上がってきた19日の午後、大部分は《第3種郵便物》として発送しました。一部は《特約ゆうメール》と《レターパック》を使いました。
『樹林』1月号を入れた《第3種》封筒と《レターパック》を大型バッグ数個に詰め込み、真銅孝・事務局員が文校から百数十メートル離れた谷町郵便局へ台車で運びました。しかも、2往復しました。それほど、大変な数と重量なのです。
《特約ゆうメール》は、南郵便局の人がワゴン車で取りに来てくれました。
『樹林』1月号は、在校生、チューター以外にも、元チューターなど文校関係者、主だった出版社・新聞社・図書館、お世話になっている各地の作家・詩人、第26回小野賞の最終候補16名の方などへ発送しました。
休学生と『樹林』定期購読の方は、もうしばらくお待ちください。あした発行予定の「文校ニュース」といっしょに送ります。
◆『樹林』1月号の内容は、●第26回小野十三郎賞の発表・受賞の言葉・選評 ●宮内勝典さんと葉山郁生・大阪文学協会代表理事との文校での対談『文学は必要か?』 ●細見和之・文校校長、文校チューターなど11名の“詩+近況” ●日野範之・元チューターの論稿「大阪文学学校創立・七十周年――「大阪に文学の学校を作りたい」青年の夢から始まった」 ●文校関係者の詩集・小説集への書評8本 ●在校生の諸作品(詩、エッセイ、小説) などです。
(小原)