文校ブログ

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秋期1回目の体験入学にやって来てくれたのは1名だけでしたが、2時間10分実施しました。[ほかに、在校生が教室3名、Zoom2名] ◆2回目の体験入学は、19日(木)午後2時~と午後6時30分~。

大阪文学学校へ入学を希望されている方を対象とした一日体験入学(オープンキャンパス)がはじまりました。今日は夜の部<Pm6:30~8:30>のみで、担当は詩/エッセイクラスの高田文月チューターでした。文校教室に来られたのは、“文学フリマ大阪12”で文校のことを知った20歳男性だけでしたが、在校生3名が教室に駆けつけ、またZoomから在校生2名が参加してくれました。
2時間近くかけて、高田チューターを中心に7名で、クラス生の詩作品2編について深く合評しました。

◆体験入学は今後、②回目/19日(木)昼・夜とも《詩・エッセイ》、③21日(土)昼は《小説》、④24日(火)は昼・夜とも《小説》、⑤25日(水)昼は《エッセイ・ノンフィクション》、⑥27日(金)は昼・夜とも《小説》。いずれの日も【昼】午後2時~4時、【夜】午後6時30分~8時30分の2回。ただし、9/21、9/25は【昼】のみ。
それらに、何度参加していただいても結構です。
事前申込なしの飛び込み参加でもOKですが、できれば予約の電話かメールをください。
すでに入学手続きを終えている方の参加も歓迎します。

◆体験入学には、オンライン(Zoom)でも参加できます。メールで事前連絡をください。Zoom招待状と合評作品をお送りします。そして、その日の体験入学が始まる30分前にミーティングルームを開きます。

(小原)

いよいよ明日(17日)から、一日体験入学(オープンキャンパス)がはじまります!

◆入学検討のための、1日体験入学(オープンキャンパス)を、9月17日(火)から6日間にわたって、予定通り実施します。
詳しくは、9月7日の文校ブログを参照してください。
あなたの人生の大切なある時期を過ごす場として、大阪文学学校がふさわしいかどうか、ぜひ自分の目と耳で確かめにきてください。

◆体験入学では、大阪文学学校のシステムやカリキュラムなどの説明のあと、現在校生の作品を読んでもらって、参加者みなで合評会をおこないます。あなたも気軽に感想、意見を述べてください。
短時間の参加でもOKです。
また、今回は入学を見合わせ、次の機会にと考えている方でもOKです。

◆明日から9月27日(金)まで、日を置きつつ、計6日間・昼夜別に9コマおこないます。
①9月17日(火)夜は《詩・エッセイ》、②19日(木)昼・夜とも《詩・エッセイ》、③21日(土)昼は《小説》、④24日(火)は昼・夜とも《小説》、⑤25日(水)昼は《エッセイ・ノンフィクション》、⑥27日(金)は昼・夜とも《小説》。いずれの日も【昼】午後2時~4時、【夜】午後6時30分~8時30分の2回。ただし、9/21、9/25は【昼】のみ、9/17は【夜】のみ。
できれば、事前予約がほしいですが、飛び込み参加でもOKです。
すでに入学手続きを終えている方の参加も歓迎します。

◆オンライン(Zoom)でも参加できます。メールで事前連絡をください。Zoom招待状をお送りします。そして、その日の体験入学が始まる30分前にミーティングルームを開きます。

(小原)

《秋期14人目の新入生》茨城県鹿嶋市の68歳男性が、難波で開かれる“ブルースフェスティバル”を観に来たついでに文校に立ち寄り、通教部/詩・エッセイクラスへ入学を申し込む。

茨城県の男性から文校事務局へ電話があったのは、1週間ほど前。
9月16日(月・休日)、なんばHatchでおこなわれる“なにわブルースフェスティバル2024”<午後3時開場>を観に行くので、その前の午後1時ごろそちらに伺いたい、入学手続きもしたい、ということだった。
それで今日は、休みを返上し事務局で待ち構えていた次第。
手渡した「入学申込書」にさっさとボールペンで書き込んでくれ、その上でいろいろと1時間ほど雑談をした。これが面白かった。
◎「今朝4時15分に車で家を出て、東京駅の近くに停めた。6時の始発の新幹線に乗った。ブルースフェスティバルを観たあと、夜行バスで帰りたかったがチケットが取れなかったので、帰りもまた新幹線にする。東京駅からは車でもどる」――→いやはや、たいへんな強行軍!
◎「音楽全般に関心があって、ほうぼうのコンサートに行っている」――→自らは楽器はやらないらしい。
◎「3年前に、東京の某カルチャーセンターに月1回行っていたが、物足りなかった。そのころ、朝日新聞で大阪文学学校のことは知った」
◎「学生時代に買った小野十三郎の全集を今も持っている」――→事務局内にある小野さんの著作コーナーに来てもらったら、これです、と指差した。『定本 小野十三郎全詩集 1926-1974』(立風書房/1979年初版/定価五千円)だった。箱入りの大型本で総ページは800を超える。
◎「庄野潤三(「プールサイド小景」で芥川賞)のファンでこの7月、神奈川近代文学館であった“庄野潤三展”を観に行ってきた。庄野さんも文校の講師をされていたの?」――→小野さんと親しかったから何度か講義にきてくれているとは思うが、定期的に講師(チューター)としては関わっていないと思う。
◎「小野さんは戦後、吉本興業とも関わりがあったですよね」――→どこかで読んだことがある。当時の芸人たちとも付き合いがあったようだ。

●帰りがけ、茨城と言えば“霞ヶ浦”という話になり、思い出したことがあった。もう30年近く前になるが、千葉県に住んで霞ヶ浦高校の国語教師だった男が通教部にいたのだ。4年間ほどの間、スクーリングには毎回ゲタを履いて来ていた。音を立てない歩き方を心得ていた。高校にもゲタで通っているとのことだった。ただ酒癖が悪く、大阪に来るとき新幹線の中で酔っ払ってしまい、文校に到着したときには合評会に参加できるような状態ではなく、羽交い絞めにして参加をストップさせたことがあった。
数年前に70数歳でガンで亡くなった元国語教師にはとても感謝していることが二つある。一つは、2019年の第24回までつづいた関東ミニ文学学校(コロナもあって今は休止中)を中心的に立ち上げてくれたこと。彼が手配してくれた第1回の会場は茨城県土浦の霞ヶ浦湖畔だった。関東地方の通教部生のほかに、東京から長谷川龍生(当時・文校校長)、大阪からは高畠寛(当時・代表理事)と小原が駆けつけ総勢で10名集った。
もう一つは、絵画方面にも才能があり、“大阪文学学校通教部スクーリング”と色つきで大書きした大横断幕をつくってくれたのだ。それは、今でも年4回のスクーリングのとき掲げられている。

(小原)

【昨日(9/15)】2024年度春期の修了集会。修了生7名、在校生1名出席。

3月(秋期)と9月(春期)、年に2度おこなう修了集会。
コロナ禍で長い間開催を見送ってきましたが、昨年9月17日(日)、19年9月以来4年8期ぶりに再開しました。
その日午後3時から、7月10日に急逝された佐々木鈴・文校事務局員を“偲ぶ会”を予定していて、その前段に修了集会を開いたのでした。出席は7名のみ。ちなみに、コロナ前の19年9月の修了集会は修了生73名中11名出席、18年9月16日のときは修了生61名中20名出席でした。

例年3月中旬に開く秋期・修了集会は、20年以降5年間開催していません。コロナをもうあまり心配する必要のなくなった今年の3月は、3月16日(土)に催した“大阪文学学校創立70周年祭”の準備でてんてこ舞いだったために見送っています。
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この9月で、本科(1年)、専科(2年)、研究科(4年)を修了される方は、昼間部・夜間部・通信教育部あわせて52名でしたが、15日(日)午後2時からの修了集会への出席は7名のみ、ほかに林隆司・学生委員長。
式は、小原(事務局長)のあいさつ、細見校長(欠席のため、角田事務局員が代読)からの修了証書授与、出席修了生からの“一言メッセージ”とつづきました。

恒例の“修了生・一言メッセージ”コーナーでは、マイクを手に修了生一人ひとりにスピーチをしてもらいました。含蓄のある言葉のオンパレード。
◎84歳で「野垂れ死にする会」の会長を務める男性は、意気軒昂でした。「今日で文学とはすっぱりと縁を切る。第4の人生に挑んでいく(第1は会社経営、第2は愛妻との別れ、第3は文校に通いながら本を2冊出版)」と。第4の中身は明かされずじまいでした。小原の見立てでは、寂しくなって1年後には文校に戻ってくるものと思われます。

◎毎週土曜日の昼、愛知県から新幹線で通ってくる会社員の女性。クラスの合評会で打ちのめされるたびに、家で“ソリティア”をやって気分を鎮めているとのこと。10月から専科クラスに進級。

◎昼間部に4年間在籍した男性。「在特号に何度か挑戦したが、載ることはなかった。でも、4年で小説を16作書けたことはうれしい。1年間充電(休学)して戻って来ます」と。

◎昼間部に2年間在籍した26歳女性。“峰さそり”のペンネームで、在特号に小説が載ったとき、クラスメートの高齢男性から「ストリッパー」みたいな名前やなぁ、と言われたという。文校は辞めるが、作品を発表する場があるので、そちらで頑張りたいとのこと。

◎学生委員会でも活躍する女性。前日(14日)の昼・文章講座後の交流会で飲みすぎ・喋りすぎたためか、せっかくの美声がつぶれていた。「入学して思ったことは、この学校は遊びでやってるところではない、ということだった。一生書きつづけて、(有名になって)文校を宣伝したい」と。10月から専科クラスに進級。

◎神戸新聞の文芸欄に挑戦をつづけ、小説が全文掲載され、賞金2万円をゲットしたことのある50代半ばの男性。今度の在特号には詩が載る僥倖。ペンネームは、自宅近くの喫茶店とその隣りの弁当屋の名前を拝借して“緑北洋<みどり・ほくよう>”。昼・本科・佐伯クラス(火)をへて、10月からは昼・専科・津木林クラス(土)へ進級。

◎昼・佐伯クラスの男性。「2年前に父が亡くなって、気分転換のつもりで文校に来た。佐伯チューターは酒が強く、よく日本酒をぶら下げてくる。作品合評(1作のみのとき)を終え、3時30分から文校の教室で飲み会、5時半から“おくまん”で続きをやることもあった」「佐伯チューターの最新刊の小説『大空洞(うろ)ー逆説神話』<編集工房ノア>の編集のお手伝いをさせていただいて、光栄なことだった。100年後にも残る傑作だと思っている」と。夜・専/研究科・谷口クラスへ進級予定。

全員で記念写真を撮影したあと、事務局3人も加わってみんなで一つのテーブルを囲み、飲食入りの“交流会”に移りました。元会社社長の「タダとちゃうんかい」という突っ込みは無視して、会費は1000円いただきました。昨日の昼・文章講座後の交流会と連チャンになった人が、林委員長を含めて5名。交流会は1時間半ほどで終了。

●今期52名の修了生のうち、出席した方以外には後日、修了証書を郵送しますし、昼・夜間部で進級する方へは秋期最初の組会でお渡しします。

(小原)

【昨日(9/14)】馳平啓樹さんの担当する春期3回目の公開<昼・文章講座>に51名(うちZoom6名)。作品提出者は、47名中41名(うちZoom2名)出席。★講座後の会費千円の“交流会”には38名が参加し、午後11時まで延々5時間、ビール中瓶35本、ワイン3本、缶ビール・缶チューハイ25本を空けました!


昨日の午後3時から6時前まで、馳平啓樹さん(文校修了生で第113回文學界新人賞受賞)による春期最後・3回目の昼・文章講座がありました。台風接近のため、予定されていた8月31日(土)から2週間延期しての開催でした。
参加者は相変わらず多く、教室出席45名、Zoom視聴6名。
教室出席の内訳は、昼間部19名、夜間部8名、通教部10名、休学2名、修了生4名、一般2名。
Zoom視聴は、通教部4名(神奈川、福井、大阪、福岡)、修了生1名(東京)、一般1名(茨城県下妻市)。


長机の配置をレイアウトしなおして、講座修了後ただちに“交流会”に移りました。
机の上には、講座の始まる前に馳平さん、間瀬さん、南さん、田原さん、林・学生委員長らが、空堀商店街の脇にある〈ライフ〉で買い出ししてあったお寿司などのアテが並べられました。事務局内の冷蔵庫とクーラーボックスで冷やしてあったビール瓶も出しました。
交流会の最中、馳平さんは各テーブルを回られ、ほぼ全員と話されていました。
“交流会”には予測を上回る38名の参加がありました。午後9時前に一旦お開きにしましたが、まだ残る人も多く、結局11時の解散時までいた人は馳平さん、真銅・事務局員など8名。
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◆来期(24年秋期)から公開/昼・文章講座は一般公開“昼・小説(エッセイ)入門講座”と名称を改めます。在校生からも受講料をいただくことになりました。また、一般の方が参加しやすくなるようなシステムにしました。
開催される日時は、11月9日、2月1日、3月15日、いずれも土曜日の午後3時からです。課題作品の提出は、それぞれの講座日の22日前が締切で、郵送か持参で事務局まで。
詳しくは、文校HP(24年秋期公開講座の案内)に載っています。

(小原)