文校ブログ

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11/27神戸新聞・文化面“同人誌”欄において、田中一葉(文校修了生)、田中さるまる(研究科休学中)、三上弥栄(修了生)が所属同人誌で発表した小説が取り上げられる。

田中一葉、田中さるまる、三上弥栄の三氏がそれぞれ属している同人誌『カム』、『ココドコ』、『星座盤』には、大阪文学学校の修了生やチューターが集っています。
それらの同人雑誌は、文校第3教室の“同人誌販売コーナー”に並んでいます。

(小原)

方政雄さん(大阪文学学校修了生)が1月11日(土)、伊丹市立図書館企画「気になる本で話そう(特別編)」において、自著『草むらの小屋』<新幹社>について語る。

方政雄(パン・ジョンウン)さんが参加する「気になる本で話そう(特別編)」は――――
2025年1月11日(土)10時~11時半 定員20名 参加無料(申込みが必要です)
伊丹市立図書館・ことば蔵 1階交流フロアにて(本を読んでいなくても参加できます)

◎兵庫県伊丹市の方政雄さんは、2015年4月に大阪文学学校昼間部に入学し、休学を挟みながら24年3月まで9年間在籍されていました。在籍中および卒業後に、さまざまな文学賞を受賞されています。

24年9月12日・文校ブログ参照

(小原)

☆新刊紹介★4コママンガ『パンダのガドゥ』(作・絵:ムッシュー・タン/訳:国津洋子)〔講談社/1,800円+税〕◎日仏翻訳者の国津さんは、2018年4月に文校夜間部入学で現在休学中。

大阪府の国津洋子(くにつ・ようこ)さんは、夜間部/詩・エッセイ/高田クラス(火曜)に2018年4月から5年間在籍し、現在休学中。
『女性自身』(光文社女性週刊誌)で現在連載中の「ガドゥ」シリーズを訳している。

≪講談社BOOK倶楽部のサイト≫
https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000405640

全国の在校生・チューター、出版社・新聞社・図書館などへ19日(木)に発送した『樹林』冬期(25年1月)号が、今日あたり届いているようです。大阪市内や四国から連絡がありました。


【『樹林』冬期(25年1月)号/通巻709号/116ページ立て】
表紙は目次並みに、作品や文章が載っている方を全員網羅してあります。

『樹林』本誌(1月号)が仕上がってきた19日の午後、大部分は《第3種郵便物》として発送しました。一部は《特約ゆうメール》と《レターパック》を使いました。
『樹林』1月号を入れた《第3種》封筒と《レターパック》を大型バッグ数個に詰め込み、真銅孝・事務局員が文校から百数十メートル離れた谷町郵便局へ台車で運びました。しかも、2往復しました。それほど、大変な数と重量なのです。
《特約ゆうメール》は、南郵便局の人がワゴン車で取りに来てくれました。
『樹林』1月号は、在校生、チューター以外にも、元チューターなど文校関係者、主だった出版社・新聞社・図書館、お世話になっている各地の作家・詩人、第26回小野賞の最終候補16名の方などへ発送しました。
休学生と『樹林』定期購読の方は、もうしばらくお待ちください。あした発行予定の「文校ニュース」といっしょに送ります。

◆『樹林』1月号の内容は、●第26回小野十三郎賞の発表・受賞の言葉・選評 ●宮内勝典さんと葉山郁生・大阪文学協会代表理事との文校での対談『文学は必要か?』 ●細見和之・文校校長、文校チューターなど11名の“詩+近況”  ●日野範之・元チューターの論稿「大阪文学学校創立・七十周年――「大阪に文学の学校を作りたい」青年の夢から始まった」 ●文校関係者の詩集・小説集への書評8本 ●在校生の諸作品(詩、エッセイ、小説) などです。

(小原)

12/7(土)京都・嵐山での共演“白井朝香さんのシタ-演奏/文校夜間部の松本チューターおよびクラス生8名による自作詩朗読”の模様を、月川奈緒さんがレポートしてくれました。

●【月川奈緒さん(夜・松本クラス生)のレポート】●

12月7日(土)の午後、紅葉が見頃の京都・嵐山で、冬の晴天のもと満開の薔薇が咲くカフェ「ラビアンローズ」で『祈りの楽器 シタ―と紡ぐ音楽と文学と』が開催されました。この催しで、フランスの琴と呼ばれ古くから教会の祈りの伴奏楽器として伝えられてきた、120本あまりの弦を張る楽器・シタ―と、詩・エッセイクラスの松本衆司チューターと学生8名による詩の朗読が共演しました。
シタ―奏者の白井朝香さんは広島在住で、シタ―の音色と共に広島から平和の想いを伝える活動をされています。詩と音楽の生み出す「澄み切った共感のひとときへ」人々をいざなうという松本チューターの願いに共鳴され、今回の企画が実現しました。
色とりどりの薔薇が飾られた会場は満席となりました。
前半は薔薇をテーマにした曲のシタ―演奏と、シタ―を伴奏に松本クラスのメンバーが自作の詩を朗読しました。
薔薇のスイーツ3種とローズ―ティーによる休憩を挟んだあと、後半は平和をテーマに、白井さんのお話とシタ―演奏、今回白井さんを紹介された浅井歌音さんによる詩が朗読されました。最後は松本チューターのお話と、自らの原点と言われる詩をはじめとした3編をシタ―の音色にのせて朗読されました。
薔薇の香り漂う空間で、美しく響くシタ―の優しい音色と、個性あふれた詩篇の朗読が醸し出す時間に、集まった人々は酔いしれているかのようでした。
シタ―と詩の朗読の共演により、それぞれの魅力を倍増して伝えることのできた素晴らしい会となりました。
出演した松本クラスのメンバーにとっても、皆で協力して作り上げた、心温まる貴重な経験となりました。

●【月川さん提供の写真3枚――キャプションは月川さんから話を聞いて小原が入れました】●


共演“シタ-演奏/詩朗読”の会場は、バラ園の中のカフェー≪ラビアンローズ≫。バラ栽培家として著書も持つ月川さんの父親・亀山寧<やすし>さんは94歳であるが、60年以上、日々丹精込めて薔薇を育てている。イベントのこの日に満開になるように手入れしてきた、とあいさつされた。】


【中央が、大阪文学学校夜間部/詩・エッセイクラス(木曜)の松本衆司チューター。右端でこちら向きが、広島在住のヴァイオリン&シタ-奏者である白井朝香さん】


【会場は40人余りと満杯――キャンセル待ちの4名は来場できなかった。いつもクラスゼミにZoomで参加している2人、中本さんは愛知から、あおきさんは長野から駆けつけた。また、20年(?)ほど前に松本クラス生だった女性3名の姿も。写真中央が、月川さん(左)と白井さん(右)】