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平安女学院大学・国際観光学部主催《アグネス詩人賞》 ★平居謙・文校通教部チューター<平安女学院大学教授>が企画を担当し、細見和之・文校校長は審査員を務める。

昨夕(7/17)の朝日新聞・・・木下昌輝さん(大阪文学学校修了生)の新刊長編『愚道一休』(集英社)が大きく取り上げられる!

●木下昌輝さんは、『宇喜多の捨て嫁』(文藝春秋)、『敵の名は、宮本武蔵』(KADOKAWA)、『宇喜多の楽土』(文藝春秋)と今までに3度、直木賞候補。
2010年10月から大阪文学学校夜間部に3年半在籍。文校在籍中の12年、「宇喜多の捨て嫁」で第92回オール讀物新人賞を受賞。
6月14日・文校ブログ参照。
7月5日・文校ブログ参照。
・・・・・・・・・・・・・・・・
■11/16(土)大阪市北区のサンケイホールブリーゼで、大阪では実に66年ぶりの【文士劇】旗揚げ公演がおこなわれます。木下昌輝さん、朝井まかてさんも舞台に立ちます。チケット販売は9月1日(日)。
5月31日・文校ブログ参照。

(小原)

祝★方政雄さん(大阪文学学校修了生)、第1回アスベストセンター賞《文芸部門》を受賞。小説集『白い木槿』に収録されている「光る細い刺」で。


【上の記事は、7/17毎日新聞・朝刊の<兵庫版>のものですが、同日の<大阪版>、<東京都内版>、<福岡版>にも類似の記事が載っています】

兵庫県伊丹市の方政雄(パン・ジョンウン)さんは、2015年4月に大阪文学学校昼間部に入学し、休学を挟みながら24年3月まで9年間在籍されています。
その9年間に、2017年「大阪文学学校賞(小説部門)・奨励賞<第3席>」、2018年「部落解放文学賞(小説部門)」、2021年「大阪文学学校賞(小説部門)・佳作<第2席>」、2022年「労働者文学賞」、同年「さきがけ文学賞」《賞金50万円》を受賞しています。
また小説集は、『白い木槿(むくげ)』<新幹社>、『ボクらの叛乱』<兵庫県在日外国人教育研究協議会>、『草むらの小屋』<新幹社>と3冊出しています。
この度、アスベストセンター賞《賞金40万円》を受賞した作品「光る細い刺」は、『白い木槿』に収められていたものです。

“選評”が、主催者・アスベストセンターの次のウェブサイトに載っています。https://asbestos-center.jp/awards/
●「光る細い刺」の【選評】●
クボタショックの前史とその後に関係者にふりかかる悲劇が、どちらも具体性を持った物語として描かれ、迫力がある。一人の少年が成長していく視点を通して、その時代時代の尼崎の土地の様子が見事に描写されていた。
比喩表現も秀逸である。自然の風物や背景がしっかりと書き込まれていて、文章表現の巧さが小説としての味わいを生んでいる。
五感を活かした表現の中に、主人公が病に倒れながらも、前向きに生きようとする姿勢が読後感の良さに繋がった。アスベストのテーマだけではない、豊かな文学性を持った優秀な作品である。

◎今までに、方さんの『白い木槿』を取り上げている新聞は次のとおり。
【2022/5/2神戸新聞】2022年5月7日・文校ブログ参照。
【2022/4/22毎日新聞】2022年4月26日・文校ブログ参照。

(小原)

今夜(17日)、大阪文学協会の定例理事会が開かれる。理事7名全員出席(うち4名はZoomから)。来期(24年秋期)の組会・講座などについて議論し策定★1年ぶりに7/31(水)、文校総会(社員総会)を開くことに。

今夜、午後6時30分から9時15分まで、文校の一室で一般社団法人・大阪文学協会(大阪文学学校の運営母体)の定例理事会がもたれました。教室出席は、葉山郁生(協会代表理事)、平野千景、小原政幸(文校事務局長)の3名の理事。細見和之(文校校長)、中塚鞠子、津木林洋、美月麻希の4名の理事は自宅からリモート(Zoom)出席。
今期(24年春期)の進行状況、6月末での会計収支、来期(24年秋期)の組会・講座、『樹林』本誌や小野十三郎賞などについて討議しました。その詳細については、いずれ「文校ブログ」「文校ニュース」等でお知らせします。
◆昨年8月はじめ、コロナを警戒して開催を見送っていた“文校総会”を3年半ぶりに開催しましたが、今年も7月31日(水)午後7時から文校教室で開くことになりました。Zoomからでも出席できます。
“文校総会”は会社でいうなら社員総会に当たり、構成員は全理事、全チューター、事務局、学生代表5名です。

(小原)

◆昼・詩の連続講座【担当:近藤久也講師】に、今春の新入生2名、修了生1名、一般1名など17名出席。作品提出18名中15名出席。◆通教部の最終的な締切日の今日、宮崎、香川、青森などの7名から作品がとどく。◆≪2024・文校夏季合宿≫明日、24名で元気に≪姫路・福崎・豊岡――歴史・文化に触れる旅≫へ行ってきます。

◆夏休み前最後の大西・津木林2クラスの組会(小説の作品合評会)と入れ代って、午後3時から6時近くまで、公開/昼・詩の連続講座(春期2回目)がおこなわれました。
講座の初めに近藤久也講師から、貞久秀紀さん[2001年4月から05年9月まで文校昼間部チューター]の詩作品「口語」を見本に、“展開していく言葉の詩”についての話が10分ほどありました。
その後近藤講師は、事前にプリントを配布してあった提出作品18編(欠席3名の作品はのぞく)について1編ずつ懇切で鋭い批評をくわえていきました。作者に創作の意図をたずねたり、会場から意見を求めたりしながら。
また、今回の18編の中で“私がいいと思った作品”として2編を挙げられました。―――南条ひろし(昼・中塚c)「二つの手」、朽葉充(昼・中塚c)「駅」。

◆通教部・春期第2回提出作品の最終的な締切は今日でした。宮崎県延岡市、香川県高松市、大阪市、堺市、青森県弘前市の通教生から、作品が速達でとどきました。奈良市内2名は事務局への直接持参でした。

◆≪2024・文校夏季合宿≫は、いよいよ明日から2日間です。明日(14日)11時にJR姫路駅中央改札口集合です。
津木林洋・昼間部チューターに、事務局から角田美千代が参加します(昨日、通勤途上でバイク負傷した小原は無念にも姫路城のみ参加)。今春の新入生は3名(昼・佐伯C、昼・平野c、夜・松本C)、遠来組は茨城県水戸市(通・飯田C)、神奈川県秦野市(昼・佐伯C)、名古屋市(通・高橋C)の3名。小原を入れて総勢25名。

(小原)