【学生委員会より】夏季合宿の参加申込、急いでください!
通教部の作品提出、いちおうの締切は6月29日(土)。
通信教育部(12クラス・139名)の春期第2回作品提出締切は、今度の土曜日・6月29日です。連日、幾人もから提出作品が事務局に届いています。
土曜日は、速達かレターパックしか配達されません。土曜日に事務局へ持参の方は、17時までにお願いします。その晩に、道頓堀近くの南郵便局に出向き、速達で各チューターに発送するつもりです。
29日に遅れると、『樹林』2024年8・9月合併号(通教部作品集)に自作品が載るチャンスをみすみす逃がすことになりかねません。
遅れて届く作品も、届いたその日にチューターにお送りし、作品集への掲載作決定に間に合うものはできるだけ対象に含めてください、とお願いはします。
まだの方、がんばって書いて送ってください。送り先は、担当講師ではなく、大阪文学学校事務局です。
30日以降の提出分も2週遅れの7月13日(土)まで受け付け、担当講師からアドバイス批評(個別評)は受けられます。また、9月8日(日)スクーリングの前段に持たれるプレ・スクーリングで、合評に付される機会があります。
封筒のおもてには、かならず“通教部24年春期第2回提出作品”と朱書してください。つづめて、“通教部作品”でもいいですが。
(小原)
☆新刊紹介★水田賢一さん<文校・昼間部生>第一詩集『南京虫(なんきんむし)』(澪標/1,760円)
神戸市の水田賢一さんは、2020年4月に大阪文学学校・昼間部詩/エッセイ・中塚クラスに入学し現在も同クラスに在籍中です。
最近刊行した第一詩集『南京虫(なんきんむし)』に収められている詩50篇の中には、第42回(2,021年度)大阪文学学校賞<詩部門>奨励賞受賞作など月刊文芸誌『樹林』に載った詩、選ばれて「神戸新聞」の文芸欄に載った詩などもあります。
なお詩集の表紙画は、二人のお孫さん(5歳・3歳)の手に成るものです。
文校入学前の2019年6月に、水田さんが刊行した『ステージⅣbからの脱出 膵臓がん・私の雑記帳』(文芸社/1200円+税)はよく売れて、『週刊現代』21年11月13・20日合併号でも大きく取り上げられました。21年11月19日・文校ブログ参照。
詩集『南京虫』の“あとがき”には次のように記されています。一部抜粋。
【母のことは、憶えているうちに書いておかなければ、という思いで書いてきました。母のことというのはつまり自分のことなのです。嬉しかったこと、辛かったこと様々ですが、これらのことは自分の子どもたち、そして孫たちにも遺しておかなければとも思います。「南京虫(なんきんむし)」の三十篇です。書かなくてもよいことまで書いているかもしれません。母が生きていれば叱られそうですが、でも書いてしまいました。
私は六十歳をちょっと過ぎたころに、大きな病を得ました。五年生存率が1.4パーセントという困難でしたが、名医に巡り会えて命を救われたのです。助けられた命は大事にしなければならないと強く思いますし、この経験は皆さんにぜひお伝えしなければと、義務のようにも思っています。・・・・・・(中略)・・・・・・「生きものの総数」としてまとめました。後半の二十篇です。】
(小原)
☆新刊紹介★内田るみさん<文校・通教部生>第二詩集『地に咲く花』(土曜美術社出版販売/2,200円)
大阪市の内田るみさんは2022年10月に大阪文学学校へ再々入学し現在、通教部・小説研究科・石村クラスに在籍中。
最初の入学が2006年10月で、昼間部・小説クラスに1年間在籍。2度目の入学は11年10月で、通教部・小説クラスに2年間在籍されています。
2013年に、第一詩集『赤い靴』(土曜美術社出版販売)を刊行されています。
今度の第二詩集『地に咲く花』(土曜美術社出版販売)の“あとがき”には次のように記されています。一部抜粋。
【前回の詩集を出してから、約十年たちました。生きることがますます困難になっていく現代、詩 は生きるための光であると感じます。詩は、どんな暗闇も照らすことができる光なのかもしれません。・・・・・・(後略)・・・・・・】
(小原)
今夕(24日)の毎日新聞・文化面・・太宰治賞受賞の市街地ギャオさん<大阪文学学校生>と受賞作が紹介される。
●市街地ギャオ(しがいちぎゃお)さんは、2018年4月に大阪文学学校へ入学し、夜間部本科小説・小原政幸クラスに1年間だけ在籍していました。その後、23年4月に昼間部に再入学し、本科小説・大西智子クラスに1年間属しました。この4月からは休学中。
◆5月11日・文校ブログ参照。
◆6月22日・文校ブログ参照。