◆今日の昼・詩の連続講座【担当:詩人の近藤久也さん】に28名。作品提出23名中21名出席。◆明日(9日)12時20分から、学生委員会主催の『樹林』6月(在特)号の合評会。◆通教部生で、6/23スクーリングの「出欠ハガキ」まだの方は急いでください。
【昼・詩の連続講座の模様/こちら向きの白シャツ姿が講師の近藤さん】
大西・津木林2クラスの組会(作品合評会)と入れ替わって、午後3時から6時10分まで、公開/昼・詩の連続講座(春期1回目)がおこなわれました。講座の担当は、23年春期から引き受けていただいている近藤久也さん(詩人)。その時と比べて4名多い28名の参加がありました。うち、今春の新入生は6名。
講座の初めに近藤講師から、木坂涼さんの詩作品「水栽培」を見本に、“共通言語、共通認識”についての話が10分ほどありました。
その後近藤講師は、事前にプリントを配布してあった提出作品23編(欠席2名の作品はのぞく)について1編ずつ懇切で鋭い批評をくわえていきました。作者に創作の意図をたずねたり、会場から意見を求めたりしながら。
また、今回の23編の中で“私がいいと思った作品”として3編を挙げられました。―――エントリー順に、名倉弓子(通教・小説・飯田c)、森岡大(夜間・小説・休学中)、海辺小指(夜間・小説・大西c)。
◆あした(日曜)12時20分からの、学生委員会主催の『樹林』6月(在特)号の合評会には、掲載作者、選考委員はむろんのこと、在校生や新入生も気軽に参加してほしいとのことです。基本的には文校教室でやりますが、Zoom参加もできるとのことです。
◆あさって(10日/月曜)午後7時から、春期4回目の学生委員会です。在校生なら誰でも参加できます。
◆6/23(日)通教部スクーリングの「出欠ハガキ」が続々届いています。今日が一応の締切でしたが、まだ出されていない方は至急お願いします。クラス編成の都合があります。
スクーリングを欠席される方からは、来週中頃に届けられる『樹林』7月号(通教部作品集)掲載作への感想を募ります。
(小原)
昨夜が、6/29(土)昼・文章講座に向けた課題作品の【一次締切】でした。春期新入生10名を含めて35名から作品提出。★昨夜18時30分、それらの作品群のコピーを引き取りに、担当の馳平啓樹講師が文校に現われました。◆【二次締切】は6/14(金)19時。厳守。郵送か持参で。
大阪文学学校OBで文學界新人賞受賞歴のある馳平啓樹(はせひら・ひろき)さんが23年春期から担当する公開「(昼)文章講座」。今期2回目は6/29(土)に予定されています。第1回目の作品提出者が57名ととても多かったので、馳平講師が作品を読み批評を書く時間を十分に確保する必要から、当初予定の締切日を1週間早め、【一次締切】としました。それが昨夜(6/7)で、【二次締切】は6/14(金)19時です。作品は、整理に手間取るため、メールでは受け付けていません。
■課題作を提出していない方でも、講座には参加できますし、勉強になります。在校生に限り無料。休学生・文校OBは、1回につき1000円、一般は1500円です。
今期全3回の「(昼)文章講座」は、教室参加にくわえ、講座の模様をZoom配信します。視聴方法は、春期『学習の手引き』3ページに載っています。
【(夜)文章講座、(昼)/(夜)詩の連続講座は従来どおり教室参加のみ】
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●《作品提出にあったっての注意事項。今回実際にあったこと》●
①封筒のオモテ書き
公開講座で課題作品を提出できる講座は、(昼)文章講座、(夜)文章講座、(昼)詩の連続講座、(夜)詩の連続講座と4種類あります。そして、それぞれが半年に3回開かれます。
ですので、事務局における仕分けがスムーズにおこなわれるように、協力をお願いします。
開催日/講座の種類/担当講師名を必ず入れてください。
[何が入っているか記入なしで、事務局泣かせ。ハサミを入れないと仕分けができません。事務局には、通教部提出作、在特号や文校賞の応募作、読書ノート、修了生などからのお便り、同人雑誌など毎日たくさんの郵便物が届いているのです]
②封筒の種類
できるだけ、大きな封筒でお願いします。小さな封筒を使い、作品を3つ折り、4つ折りにしていると、コピーするときに難渋します。破れたりします。大きい封筒は高くつくでぇ、郵便代また上がるんやでぇ、と津木林クラスのトラック運転手Mくんからぶつぶつ言われましたが、作品が何よりも大事なのではないでしょうか。
③自分の名前は必ず記入してください。ペンネームでもよろしいですから。【氏名無記入の樹林・在特号応募とは異なります】
④原稿のウラには書かない(印刷しない)こと。こちらが見落としてコピーされかねません。
⑤1編限定と分かっているはずなのに、2編提出して、選んでいただいた1編に寸評をくださいとお願いのメモが入っているもの。どこかに作品を応募する時と同じ状況と考えてください。
⑥文字の薄いパソコン原稿。そのままのわけにはいかず、濃いコピーにとり直してから印刷にかけることになります。
⑦同じ作品を2度提出。すでに提出しているのを忘れているのでしょう。
⑧2段組み、横書きはできるだけ避けてください。
(小原)
【6/2(日)昼】山形隆鋭さん(昼間部・佐伯C)の出版パーティー、心斎橋で盛大に!
山形隆鋭<やまがた・たかとし>さんの自伝的小説『雲流るる果て』(ブイツーソリューション)
<オモテ表紙>朝、奈良県三郷町の山形さんの自宅庭から東の若草山をのぞむ。
<ウラ表紙>夕方、自宅近くの大和川にかかる橋から西の方をのぞむ。
『雲流るる果て』は、60歳まで親族とともに会社を経営していた、当年84歳の山形さんにとって2冊目の自費出版本。
1冊目の『年老いた夢は適う』は、海外旅行のトラブルや大切にしているもの、日常雑感などをつづったエッセイ集で、2022年10月に大阪文学学校・昼間部へ入学する数カ月前に刊行しています。文校に入っのは、若い頃から84歳に至るまでの“我が恋愛”を書き残すためでした。
その大部分を昼間部・佐伯敏光クラスの合評会で批評を受けて仕上げた『雲流るる果て』には、今は亡き夫人との関係もふくめて幾多の体験的恋愛が盛り込まれています。どの恋愛も、常人は体験することがないようなもので、興味深く面白く読めます。
また、57歳から取り組んできたトライアスロンのことにもかなりページが割かれています。62歳のとき、マレーシア・ランカウイ島でアイアンマンレースに挑戦し、水泳3800m、ロード用自転車180km、マラソン42・195kmをやり抜き、16時間57分44秒という記録を打ち立てています。国内・国外の大小さまざまなトライアスロンに毎年何度も挑みつづけていて今年も、9月におこなわれる兵庫県の芦屋浜アクアスロン大会(水泳500m+ランニング5km)に出場予定。そのために朝5時から、週3回の4kmランニングは欠かさないそうです。
出版パーティー会場で、マイクの前で挨拶する山形隆鋭さん。会場は、大阪心斎橋のど真ん中の中華料理店3階の貸切部屋。
2時間半のパーティーの最後に、山形さんを囲んで記念撮影。総勢19名。
文校からは佐伯チューター、新旧の佐伯クラス生+クラス生の母親、小原。そして、山形さんのトライアスロン仲間の男性2名、山形さんがひいきにしている北新地のラウンジの文学好きな女性2名。
山形さんに大散財させてしまいましたが、とても楽しい1日でした。
(小原)
【7/13(土)東京】『源氏物語』の女君たちⅠ――その情念を語る、奏でる 「桐壷」★松浦このみさん<通教部・菅野c>が“朗読”で出演!
松浦このみさんは、東京在住。大阪文学学校・通信教育部には2020年4月入学で、エッセイ・ノンフィクション/音谷Cの4年間を経て、この4月からは同/菅野Cに在籍中。
評伝「箏(こと)に選ばれた女~箏演奏家・八木美知依の歩む道」(85枚)で今春、第44回大阪文学学校賞<エッセイ・評論・ノンフィクション部門>を受賞。受賞作は、『樹林』24年5月号に一挙掲載されています。
●上に載せたチラシ<おもて・うら>は、松浦さんから届けていただいたものです。次のような便りが添えられていました。
【・・・・・・今回同封したのは、大阪文学学校賞に選んでいただいた作品で書いた箏奏者の八木さんと取り組む『源氏物語』です。原文と様々な作家の現代語訳を組み合わせて、オリジナルの箏曲とともに、語っていこうと思っています。今回は初回なので「桐壷」。残念ながら文校の大先輩・田辺聖子さんは「桐壷」の部分を現代語訳なさっておらず、シリーズ2回目以降で、取り上げられたらうれしいと思っています。・・・・・・】
(小原)
祝☆第50回部落解放文学賞を文校生2人が受賞!《小説部門》・・康玲子さん<昼・伊藤クラス> 《記録・表現部門》・・入江達宏さん<通・音谷クラス>
大阪文学学校の在校生が、第50回部落解放文学賞(主催/部落解放文学賞実行委員会)を2部門において受賞しました。ともに、賞金20万円。
◎《小説部門》・・京都市の康玲子(カン・ヨンジャ)さん「ウンチョル先生」。康さんは、昼間部・研究科・伊藤クラスに在籍中。小説部門の選者は、黒古一夫さんと佐伯一麦さん。
受賞作「ウンチョル先生」は、選ばれて『樹林』23年11月(在校生作品特集)号に載っています。同人誌に既発表の作品も応募OKでした。
◎《記録・表現部門》・・鳥取県の入江達宏(イリエ・タツヒロ)さん「人生のパスポート」。入江さんは、通教部・研究科・音谷クラスに在籍中。記録・表現部門の選者は、鎌田慧さんと野村進さん。
●「ウンチョル先生」、「人生のパスポート」は他部門の受賞作とともに、7月末発行の雑誌『部落解放』増刊号(部落解放文学賞特集号)に掲載されます。
(小原)