2024年度春期『入学案内書』(樹林4月号) が仕上がってきました。所望の方には、すぐ郵送します。ご連絡を!
今日昼1時前、印刷所から春期『入学案内書』が仕上がってきました。68ページだて。2,100部刷りました。
速攻で今日のうちに、まだ入学に至っていないこの2年半の資料請求および公開講座参加の283名へ、袋詰めした『入学案内書』を郵送しました。3/19(火)を皮切りに計5日間にわたって開く“一日体験入学(オープンキャンパス)”の案内チラシ、3/16(日)“大阪文学学校創立70周年記念祭”へのお誘いチラシ、2枚ををはさみ込んで。
春期『入学案内書』に収録した在校生の作品(短編小説)は、森田純(通教部専科/静岡県)の「水たまり」(四〇〇字詰10枚)。『樹林』通教部作品集からの再掲です。
また、最近の「文校ニュース」から『入学案内書』に取り上げた好エッセイは次の7編。顔写真付き。緑北洋(昼間部/兵庫県)「庭にアジサイ咲いた」、池永修治(夜間部/奈良県)「一発当てたい」、小池和代(昼間部/大阪府)「入学式に一番乗り」、古松惠子(通教部/愛知県)「等身大の自分を書く」、塩﨑拓(通教部/大分県/21歳)「ぼくの願い」、和田幸世(通教部/静岡県)「Mission in Osaka」、阿部慈子(通教部/大阪府)
「特別講座(ゲスト/三田誠広)に参加して――感激の夕べ」。
その他、谷良一・学生委員長の「学生委員会の活動紹介」、間瀬翠(昼間部・夏当クラス)と足立崇(夜間部・西村クラス)のそれぞれの「クラスのメンバー紹介」も載っています。
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今日、春期『入学案内書』(樹林4月号) を、昼・夜間部生(169名)とその担当チューター(17名)、休学生(83名)、そして春期新入生(今日現在16名)の皆さんに発送しました。
その『入学案内書』といっしょに送ったものは、「文校ニュース」3月2日号と学生委員会発行の「在特号(樹林6月号)掲載作品決定」の速報チラシの2点です。
『樹林』定期購読者(36名)の皆さんにも今日、『入学案内書』と「文校ニュース」を送りました。
◆すでに「文校ニュース」3月2日号は郵送してある通教部生(137名)の皆さんには、3/10スクーリングのとき『入学案内書』を手渡しします。スクーリング欠席者には後日、郵送します。
(小原)
3日(日)昼、「文校ニュース」3月2日号を全国各地の通教生へ向けて発送! 届いていませんか? ◆10日(日)通教部スクーリング(合評会)に76名出席予定(うちZoom10名)。
日曜出勤して南郵便局にタクシーを飛ばし、3日の午後2時、文校事務局が作成・発行する「文校ニュース」3月2日号(B4紙18ページだて)を、通教部生(137名)と通教部チューター(12名))に郵送しました。
3月2日号は、悪化している郵便配達の事情を考慮して、一日でも早くお届けしようと、真銅くんと二人して2日の朝11時30分から夜11時までかけて、作成・印刷・袋詰めの諸作業をおこなったものです。
「文校ニュース」今号は、3月末の修了生名簿(109名)、23年度秋期第2回通教部提出作品総合評(12クラス分)、各種文学賞の受賞ニュース、津木林洋チューターや在校生・修了生などの新刊紹介、2/3締切の「読書ノート」提出者46名のリスト、3/16文校創立70周年記念祭に関連して会場(クレオ大阪東)案内や新聞記事(朝日と毎日)の紹介、4月(春期)からのクラス分けやカリキュラム・スケジュールなどが載っています。
◆通教部の秋期第2回スクーリングは5日後です。
各クラスごとに分散しての『樹林』2・3月合併号の<合評会>をメインに、その前後に教室での<全体講義/講師;平居謙チューター>と<交流会/飲食付き>をおこないます。
“出欠ハガキ”によると今のところ、前回12月を3名上回って各地から66名が出席予定です(ほかにZoom参加10名)。遠来組は、北海道、福島、千葉、東京、神奈川、静岡、愛知、岐阜、徳島、愛媛、岡山、鳥取、島根、福岡、大分、鹿児島などからです。
スクーリングの前段にもたれるプレ・スクーリング(9日午後、10日午前)への出席は、教室12名、Zoom4名、計16名の予定です(ほかにチューター3名。佐伯敏光、若林亨、津木林洋さん)。
“出欠ハガキ”がまだの方は、電話でもメールでもかまいませんから至急、事務局まで連絡ください。出席できなくなった方も連絡ください。いろいろと準備があります。“メッセージ”もできるだけ添えてください。
(小原)
速報! 『樹林』在特号(6月号)掲載作品決定・・・学生委員会より
2024年3月4日
大阪文学学校 学生委員会
在校生作品特集号編集部
今年5月発行予定の『樹林』在校生作品特集号の掲載作品は、昨日小説部門の選考会が行われ、大激論の末、つぎのとおり決定しました。2月18日に決まりました詩部門・エッセイ部門の掲載作も挙げていきます。
※なお、順番は掲載順とさせていただいております。
応募してくださった皆様、選考委員の皆様、さらにはお手伝いしてくださった方々、本当にありがとうございました。
小説部門 (6作 / 応募全27作)
売り家・・・・・・・・・・・・・間瀬翠(昼・夏当クラス)
エモーショナル・・・・・・・・・ちゃちゃみ(夜・西村クラス)
青・・・・・・・・・・・・・・・小村詩穂子(昼・大西クラス)
夏炉・・・・・・・・・・・・・・黒田サリュー(昼・夏当クラス)
M・海・チョコレート・・・・・・西條柚(夜・西村クラス)
海浜病院にて・・・・・・・・・・久保苑(夜・西井クラス)
詩部門 (6作 / 応募全19作)
春の空・・・・・・・・・・・・・ひとみ・けいこ(夜・松本クラス)
雨ニモマケル・・・・・・・・・・谷河良一(夜・平野クラス)
縄文の邑・・・・・・・・・・・・藤原功一(通教・平居クラス)
豚肉が・・・・・・・・・・・・・水田賢一(昼・中塚クラス)
猩猩星・・・・・・・・・・・・・野村真吾(通教・塚田クラス)
アイスティー・・・・・・・・・・五十嵐ゆうき(夜・高田クラス)
エッセイ部門(3作 / 応募全11作)
墓を探しに・・・・・・・・・・・WM(通教・平居クラス)
助産院物語―あの日その時・・・・桂ミカ(昼・中塚クラス)
脱「整理整頓」・・・・・・・・・菱田律子(昼・伊藤クラス)
表紙部門(応募全4作)
無念!・・・・・・・・・・・・・谷良一(夜・平野クラス)
《一次選考通過作品について》
なお、小説部門の一次選考通過作品名は以下の通りです。(五十音順)
応募のあった全作品の作者名および詳細な選考経過については今年5月発行予定の『樹林』在校生作品特集号に掲載します。発行まで今しばらくお待ちください。
小説部門(一次通過12作)
「青」「売り家」「駅」「M・海・チョコレート」「エモーショナル」「夏炉」「海浜病院にて」「最後の男友達」「小説家と悪魔 渡辺温に捧げる」「チャンキーヒールとコンバース」「吸い込まれる・私=もの」「リスタート@ソラ×SORA」
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今夜(3/4)、23年秋期の第8回学生員会が開かれました。出席8名。
3/16文校創立70周年記念祭のとき、学生委員会が総出で受付を手伝うことになりました。
【一挙に春期新入生3名】●3/1(金)夜間部クラスを見学した豊中市の33歳女性が夜・小説クラスへ ●散歩中にビル玄関前の看板で文校を知った大阪市の25歳男性が昼or夜の小説クラスへ ●雑誌で金時鐘さんに関わる話を眼にとめた福岡市の50代女性が通教部・小説クラスへ。
◆オンラインで入学申込書がとどいた今日の入学者3名を紹介します。【 】内は、入学申込書の中の「入学のきっかけ・書きたいテーマなど」欄からの引き写しです。“ ”内は、影響を受けた作家・詩人・作品名、です。
●≪仕事で行っていた中国から関空に到着後、重いキャリーバッグを引きずりながらクラスゼミを見学するために文校にやって来た豊中市の女性は、仕事の予定をにらみながら何曜日にするか思案中≫―――→夜間部・小説クラスへ
【十代の頃に文章とも呼べない文章を書いていました。忙しさや感受性の鈍麻でまったく書けなくなってしまいましたが、久しぶりに書いてみたい衝動に駆られ、しかし上手く書き出せずにいるときネット検索で文校の存在を知りました。皆さんから刺激をもらいながら、文章に向き合い、書く力を身につけたいという思いから入学を決めました。書きたいテーマはまだ自分の中で整理できていないので、それを言語化することもひとつの目標です。】
“高橋和巳(憂鬱なる党派)、三島由紀夫(奔馬)、日野啓三(あの夕陽)”
●≪文校のすぐ近くに住む25歳男性。若者向けの奨学制度が適用され、年間学費は通常より2万9千円割り引き≫―――→昼間部or夜間部・小説クラスへ
【散歩中に看板があるのを見つけたのと、文学に対して興味があったので入学しようと思いました。
書きたいテーマはこれから考えていこうと思います。】
“村上龍さん、朝井リョウさんが好きです。最近は髙田郁”
●≪福岡市の50代女性は、電話を掛けてきて、その1時間後にオンラインで「入学申込書」を送信してきました≫―――→通教部・小説クラスへ。
【先月は、樹林と入学案内書を郵送いただき、ありがとうございました。大変参考になりました。今後、ペンネームを使用するタイミングを教えてください。
入学のきっかけは、「こころの科学」という雑誌のコラムに、金時鐘先生の詩作の教室に通ったお話が出ていたのを見かけたことです。以来、一年以上経っても気になるため、今回思い切って申し込むことにしました。
書きたいテーマはまだ決まっていません。】
“志賀直哉”
(小原)
毎日新聞をみて、宮城県からオンラインで「入学申込書」がとどく。登米市の69歳男性が通教部/エッセイ・ノンフィクションCへ。<東北3県・震災復興支援>制度が適用され、学費は通常の2万9千円引き。
いきなりオンラインで届いた「入学申込書」をたよりに、宮城県登米(とめ)市という知らなかった町に住む69歳男性へ電話をしてみました。大阪では2月26日の毎日新聞・夕刊・文化面に載せてもらっていた“大阪文学学校創立70周年記念祭”と“文校・春期生募集中”のダブル記事が、夕刊のない登米市では4、5日前の朝刊に載っていたようです。
バイタリティにあふれていて、話していてとても楽しくなる方でした。それもそのはず、高校の教師をやめたあと現在、電気関係の会社を営み農業もやっているとのことでした。スクーリングのついでに、(女房と一緒に)大阪見物をしたいとのことでした。
次に紹介する、「入学申込書」の中の“入学のきっかけや書きたいテーマなど”欄をご覧いただければ、電話の内容が想像できるのではないでしょうか。
【農家の長男。高校教師歴34年、会社経営歴6年、大学講師歴6年、バジル農家歴6年、東日本大震災ボランティア歴13年、いずれも中途半端。振り返ると、独りよがりになっています。もっときちんと振り返りたいなあ。これが、入学しようと思ったきっかけです。
また、私は昭和29年7月生まれ。古希です。
貴校と同じなのが気に入りました。
また、「毎日農業記録賞2023年」で優秀賞をいただき、10万円の賞金がありました。これを元手に入学します。書きたいテーマは「教師ほど素敵な商売?はない」です。変わるかもしれませんが・・・。】
なお、“影響を受けた作家”欄には、【佐藤正午さんが、なんか好きです】と書かれていました。
(小原)