文校ブログ

ブログメニュー
カテゴリー
最近の記事
バックナンバー
年別アーカイブ

月別アーカイブ

2025年4月
« 3月    
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
27282930  

【6/2(日)昼】山形隆鋭さん(昼間部・佐伯C)の出版パーティー、心斎橋で盛大に!


山形隆鋭<やまがた・たかとし>さんの自伝的小説『雲流るる果て』(ブイツーソリューション)
<オモテ表紙>朝、奈良県三郷町の山形さんの自宅庭から東の若草山をのぞむ。
<ウラ表紙>夕方、自宅近くの大和川にかかる橋から西の方をのぞむ。

『雲流るる果て』は、60歳まで親族とともに会社を経営していた、当年84歳の山形さんにとって2冊目の自費出版本。
1冊目の『年老いた夢は適う』は、海外旅行のトラブルや大切にしているもの、日常雑感などをつづったエッセイ集で、2022年10月に大阪文学学校・昼間部へ入学する数カ月前に刊行しています。文校に入っのは、若い頃から84歳に至るまでの“我が恋愛”を書き残すためでした。
その大部分を昼間部・佐伯敏光クラスの合評会で批評を受けて仕上げた『雲流るる果て』には、今は亡き夫人との関係もふくめて幾多の体験的恋愛が盛り込まれています。どの恋愛も、常人は体験することがないようなもので、興味深く面白く読めます。
また、57歳から取り組んできたトライアスロンのことにもかなりページが割かれています。62歳のとき、マレーシア・ランカウイ島でアイアンマンレースに挑戦し、水泳3800m、ロード用自転車180km、マラソン42・195kmをやり抜き、16時間57分44秒という記録を打ち立てています。国内・国外の大小さまざまなトライアスロンに毎年何度も挑みつづけていて今年も、9月におこなわれる兵庫県の芦屋浜アクアスロン大会(水泳500m+ランニング5km)に出場予定。そのために朝5時から、週3回の4kmランニングは欠かさないそうです。


出版パーティー会場で、マイクの前で挨拶する山形隆鋭さん。会場は、大阪心斎橋のど真ん中の中華料理店3階の貸切部屋。


2時間半のパーティーの最後に、山形さんを囲んで記念撮影。総勢19名。
文校からは佐伯チューター、新旧の佐伯クラス生+クラス生の母親、小原。そして、山形さんのトライアスロン仲間の男性2名、山形さんがひいきにしている北新地のラウンジの文学好きな女性2名。

山形さんに大散財させてしまいましたが、とても楽しい1日でした。

(小原)

【7/13(土)東京】『源氏物語』の女君たちⅠ――その情念を語る、奏でる 「桐壷」★松浦このみさん<通教部・菅野c>が“朗読”で出演!

松浦このみさんは、東京在住。大阪文学学校・通信教育部には2020年4月入学で、エッセイ・ノンフィクション/音谷Cの4年間を経て、この4月からは同/菅野Cに在籍中。
評伝「箏(こと)に選ばれた女~箏演奏家・八木美知依の歩む道」(85枚)で今春、第44回大阪文学学校賞<エッセイ・評論・ノンフィクション部門>を受賞。受賞作は、『樹林』24年5月号に一挙掲載されています。

●上に載せたチラシ<おもて・うら>は、松浦さんから届けていただいたものです。次のような便りが添えられていました。
【・・・・・・今回同封したのは、大阪文学学校賞に選んでいただいた作品で書いた箏奏者の八木さんと取り組む『源氏物語』です。原文と様々な作家の現代語訳を組み合わせて、オリジナルの箏曲とともに、語っていこうと思っています。今回は初回なので「桐壷」。残念ながら文校の大先輩・田辺聖子さんは「桐壷」の部分を現代語訳なさっておらず、シリーズ2回目以降で、取り上げられたらうれしいと思っています。・・・・・・】

(小原)

祝☆第50回部落解放文学賞を文校生2人が受賞!《小説部門》・・康玲子さん<昼・伊藤クラス> 《記録・表現部門》・・入江達宏さん<通・音谷クラス>

大阪文学学校の在校生が、第50回部落解放文学賞(主催/部落解放文学賞実行委員会)を2部門において受賞しました。ともに、賞金20万円。

◎《小説部門》・・京都市の康玲子(カン・ヨンジャ)さん「ウンチョル先生」。康さんは、昼間部・研究科・伊藤クラスに在籍中。小説部門の選者は、黒古一夫さんと佐伯一麦さん。
受賞作「ウンチョル先生」は、選ばれて『樹林』23年11月(在校生作品特集)号に載っています。同人誌に既発表の作品も応募OKでした。
 
◎《記録・表現部門》・・鳥取県の入江達宏(イリエ・タツヒロ)さん「人生のパスポート」。入江さんは、通教部・研究科・音谷クラスに在籍中。記録・表現部門の選者は、鎌田慧さんと野村進さん。

●「ウンチョル先生」、「人生のパスポート」は他部門の受賞作とともに、7月末発行の雑誌『部落解放』増刊号(部落解放文学賞特集号)に掲載されます。

(小原)

6/9学生委員会主催【『樹林』6月(在特)号の合評会】

来週の昼・夜間部は、合同クラスで『樹林』在特(6月)号・合評会週間

6月11日(火)から15日(土)にかけて昼・夜間部では、合同クラスで『樹林』6月(在校生作品特集)号に載っている学生作品の合評会が行われます。
上の一覧表のように、ほとんどが合同で行いますが、単独クラスで行うところもあります。また、Zoomを使うところもあります。
●作品が取り上げられる作者は、できるだけ教室で参加してください。
●来週の『樹林』合評会週間に先立って、6月9日(日)には学生委員会主催で“『樹林』6月(在特)号の合評会”が行われます。

(小原)