3月、4月の神戸新聞・文化面“同人誌”欄において、大阪文学学校生[3/23・月林真音、4/27・田中さるまる]、文校チューター[4/27・夏当紀子]、文校修了生[4/27・水無月うらら、凪和]がそれぞれの所属同人誌で発表した小説が取り上げられています。
【3/23神戸新聞】
◎神戸新聞紙上で、評者の葉山ほずみさんによって取り上げられた月林真音(つきばやし・まのん)さんの小説は、同人誌『文芸百舌』8号に掲載されている「松風を聴く女達」。月林さんは、2013年10月に文校昼間部に入学し現在、通教部・飯田クラスに在籍中。
月林さんは、23年4月18日・文校ブログでも登場しています。
【4/27神戸新聞】
◎同じく葉山ほずみさんによって取り上げられている夏当紀子・昼間部チューターの小説は、同人誌『飢餓祭』51躍進号に掲載されている「古墳公園の入り口で」。
◎田中さるまるさん(夜間部・青木クラス)の小説は、同人誌『ココドコ』4号に掲載されている「細く長い路地」。田中さんは、2010年4月文校入学で、第16回(2022年度)神戸エルマール賞を受賞しています。
◎文校修了生・水無月うららさんの小説「ぽんこつ」は、同じく『ココドコ』4号に掲載されています。
◎文校修了生・凪和(なぎ・なごむ)さんの小説は、同人誌『文の鳥』5号に掲載されている「魔がさす」。
◆『飢餓祭』、『ココドコ』、『文の鳥』の3誌とも、大阪文学学校の修了生やチューターが集っている同人誌です。
(小原)
☆新刊紹介★月川奈緒さん(文校夜間部/松本クラス)第1詩集『いちご月の夜』(澪標/1,980円)
京都市右京区の嵯峨野に住む月川奈緒さんは、2017年4月に大阪文学学校に入学し現在、夜間部/詩・エッセイ/松本衆司クラスに在籍中。
この度、澪標から刊行した詩集『いちご月の夜』は、月や満月をテーマにしています。加えて、月川さんが子どもの頃から馴染んできた渡月橋(とげつきょう)、桂川、大堰川(おおいがわ)、大沢池、亀山公園、嵐電嵐山(らんでんあらしやま)駅などが出てきています。
また、バラ栽培家として著書も持つ93歳の父親・亀山寧<やすし>さんが日々手入れしているバラ園の中で、月川さんは“薔薇色カフェ・ラビアンローズ”を営んでいます。よって、32編収められている『いちご月の夜』の中には、バラをモチーフにした詩が3編載っています。
さらには、第39回(2018年度)大阪文学学校賞奨励賞を受賞した「ひろば」、第44回(2023年度)文校賞の本賞を受賞した「血闘」も収められています。
◎先だっての日曜日(26日)、電車を乗り継ぐこと2時間、“ラビアンローズ”をわが娘と二人で訪れました。バラの花びらを織り込んだケーキやクッキーを食べ、バラの花びらを浮かべたティーを飲んだ後、月川さんにバラ園を案内してもらいました。手入れが行き届いていることがよくうかがえ、だからこそ150種類に及ぶバラそれぞれが色鮮やかでした。
バラの花の咲く季節限定のため、今春の“ラビアンローズ”の営業は6月2日(日)まで、とのことです。5月30日(木)は定休日。
◎文校生たちも、グループや個人で、よく“ラビアンローズ”を訪れています。
23年6月2日・文校ブログ参照。
(小原)
●第1回/夜・詩の連続講座に、春の新入生2名、岐阜の通教部生、20数年前の文校OBなど15名出席 ●別室でもたれた第3回学生委員会に6名(うち1人はZoomから)参加
◎冨上芳秀・通教部チューターが担当する公開・詩の連続講座(春期1回目)は、今夜6時30分から9時まで、15名の出席でおこなわれました【写真】。
あらかじめの作品提出は14名からあり、12名が出席。
◎次回の公開講座は、6月8日(土)午後3時から、昼・詩の連続講座(春期1回目)です。1年前から近藤久也さん(詩人)が担当しています。
その講座の課題作品の提出締切は、6月1日(土)です。文校事務局まで、郵送か持参のこと。整理に手間取るため、メールでは受け付けていません。
今日までに6名から作品が届いています。
◆今夜、ほぼ同時刻に別室で、春期の第3回学生委員会が開かれました。
一昨日(25日)・昨日(26日)と2日がかりで、藤崎・イベント部キャップ、林・委員長、浅井・委員の3人が、夏季合宿の予定地を下見してきたそうです。その結果、7/14~15に予定されている夏季合宿は、概略、次のような行程にしようということになりました。
14日(日)11時 JR姫路駅集合⇒姫路城/姫路文学館⇒[JR播但線]福崎町(泊/文殊荘) 15日(月・休日)[貸切バス]柳田國男記念館⇒出石城⇒豊岡市・植村直己冒険館⇒17時 JR姫路駅解散 【5/13学生委員会で案の出ていた城崎温泉は時間がなくて取りやめることになりました】
※宿舎に定めた文殊荘(もんじゅそう)は、食事が豪華で、播磨平野を一望できる大浴場が備わっているとのことです。
そのほかに、今夜の学生委員会では、5/12文学散歩を特集する「学生新聞・コスモス」の6月中旬発行、6/9(日)に開催する“『樹林』6月・在特号”合評会の段取りについて話しあわれました。
更に、各クラスに《学生委員会との連絡員》の選出をお願いすることが決められました。学生委員会の活動をよりよく知ってもらうために、各クラスに最低一人は学生委員会の連絡員がいるようにしたいとのことです。その連絡員は学生委員会の集まりに出席する必要はなく、委員会がメーリングリストで発する連絡事項を各クラス内に伝える役目をになってほしいとのことです。
◎学生委員会はいつでも、新しい委員を募集中です。Zoomからも参加できます。
学生委員会は、隔週月曜日の夜開かれています。次の第4回学生委員会は、6月10日(月)午後7時からです。
各クラスからいろんな人が集まってきています。
1回だけでもいいですから、気軽にのぞいてみてください。
(小原)
細見和之・文校校長/京大教授が、6月1日<土>13時10分~45分、京大吉田寮祭にギター演奏でライブ出演します。会場は吉田寮の食堂です。
藤岡陽子さん(小説家/大阪文学学校修了生)が特別審査員を務める「さばえ近松文学賞~恋話(KOIBANA)RETURNS 2」の締切(6月末)迫る!
●「さばえ近松文学賞」のHPより●
世界に誇る文豪・近松門左衛門が生まれ、多感な少年時代を過ごした福井県鯖江市。「近松作品の原点になったまち さばえ」が再び恋にまつわる短編小説を募集します。
[ 募集要項 ]
恋にまつわる短編小説。※男女の恋愛だけに限らない。400字詰め原稿用紙10枚まで。
小説の中に、最低1ヶ所は鯖江に関する歴史・文化・産業などを入れてください。
◆文校修了生の藤岡陽子さんについては、24年3月26日・文校ブログ参照。
(小原)