文校ブログ

ブログメニュー
カテゴリー
最近の記事
バックナンバー
年別アーカイブ

月別アーカイブ

2025年4月
« 3月    
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
27282930  

藤岡陽子さん(文校修了生)の小説『晴れたらいいね』<光文社文庫>が原作のドラマが、テレビ東京開局60周年特別企画ドラマスペシャルとして放映される!3月30日(日)夜9時~11時15分/テレビ東京・テレビ大阪・テレビ愛知・テレビ北海道・九州放送など

★★★以下、【テレビ東京のHP】より<一部抜粋>―――
テレ東では3月30日(日)夜9時から、テレビ東京開局60周年特別企画ドラマスペシャル「晴れたらいいね」の放送を予定している。

原作は、自身も看護師の経験がある藤岡陽子の人気小説『晴れたらいいね』(光文社文庫刊)。仕事への活力を失った看護師の主人公が、1945 年のフィリピンの戦場で働く陸軍看護婦としてタイムスリップするところからドラマの物語がスタートします。戦時中で物資も少なく、死と隣り合わせの過酷な状況の中、原作タイトルの元となったDREAMS COME TRUEの名曲『晴れたらいいね』を歌いながら、希望を見失わず、仲間たちとともに強く生き抜こうとする姿を描きます。

≪ドラマ概要≫
放送日時
2025年3月30日(日)夜9時~11時15分

放送局
テレビ東京 テレビ大阪 テレビ愛知  テレビせとうち テレビ北海道 TVQ 九州放送

原作
藤岡陽子『晴れたらいいね』(光文社文庫 刊)

主演
永野芽郁

出演
芳根京子 萩原利久 藤間爽子 豊嶋花  富山えり子 うらじぬの 白本彩奈 宮澤美保 高橋努
倍賞美津子 吉行和子 江口のりこ 稲垣吾郎

・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・
◆京都府在住の藤岡陽子さんは、1999年に大阪文学学校夜間部クラス、2006年に昼間部クラスにそれぞれ1年間在籍されています。在校生たちに選ばれて、『樹林』在校生作品特集号(00年9月号/Vol.427)に小説「白球の行方」(65枚)が載っています。
昨年3月、『リラの花咲くけものみち』(光文社)で第45回吉川英治文学新人賞を受賞されています。その小説は、北海道の大自然を舞台に獣医師を目指す若者たちの青春物語で、NHK土曜ドラマの原作となり、ドラマは総合テレビで今年2月1日から3週連続、土曜夜10:00~10:49の時間帯に放映されました。

★藤岡陽子さんの小説は以前にもよく、テレビドラマ化、映画化されています。≪以下、『小説宝石』23年8月号に収録されている「藤岡陽子クロニカル/全作品自作解説」を参照した≫
◎藤岡さんが30歳の時に入学した東京の看護学校をモデルにして、看護の理想と現実をリアルに描いたデビュー作『いつまでも白い羽根』(光文社文庫)は、18年4月に東海テレビ・フジテレビ系でドラマ化。
◎京都府の丹後半島を舞台に過疎地医療を題材にした『満天のゴール』(小学館文庫)は、23年9月にNHK総合でテレビドラマ化。
◎史実をもとに、明治時代に福井県で眼鏡産業を興した増永兄弟とその家族を描いた、挑戦と情熱と愛の物語『おしょりん』(ポプラ文庫)が映画となって、23年10月に福井市先行公開、11月には全国ロードショー。

●藤岡陽子さんは、今年2月15日(土)に持たれた特別講座に来校されました。【小説創作へのアプローチ――藤岡著『リラの花咲くけものみち』をテキストに】というタイトルのもとに、玄月さん(文校出身の芥川賞作家)、葉山郁生代表理事との間で2時間近く語りあい、会場を沸き立たせました。

(小原)

◆今日・5回目の体験入学(昼・夜)に10名参加。体入後に昼2名、夜1名入学◆【入学/4名】①大阪市の68歳男性が昼・小説c<火> ②富田林市の女性と③西宮市の47歳女性が昼・小説c<金> ④岐阜県の61歳女性が昼・小説c<土>◆6回目の体入は、27日(木)


【佐伯敏光チューターが担当した体験入学<昼の部>に7名(うちZoom2名)参加。合評会のあと、文校のシステムについて質問が相次ぎました。―――終了後、2名が入学手続き】


【西村郁子チューターが担当した体験入学<夜の部>に3名参加。22年前在籍していたOB、3/15馳平講座に初参加ながら交流会まで残った女性、文校に来ること自体初めての女性―――終了後、1名が入学手続き】

・・・・・・・・・・・・・
◆今日、入学された4名を紹介します。
【 】内は、入学申込書の中の「入学のきっかけ・書きたいテーマなど」欄からの引き写しです。“ ”内は影響を受けた作家・詩人・作品名、≪ ≫内は大阪文学学校を何で知ったか、です。

①大阪市の68歳男性が、昼・体験入学の終了後に入学手続きをされました。半年前にも体入に来られていたのですが、ぶじ「〇〇〇大学」を卒業されて、今度はわが「学校」の昼・佐伯クラスに入ります。
自転車通学を考えていらっしゃるようなので、文校の入っているビルのM4階にある自転車置き場へ案内しました。

②大阪府富田林市の女性は、今春の体験入学<昼の部>に教室2回・Zoom2回で計4回(水・金・土・今日の火)も参加されていました。その結果、一番通いやすい曜日ということで、金曜日の小説・名倉弓子クラスを選択されました。
【自分の話(経験)を小説に創作したい】
“森見登美彦 高野秀行”
≪知人・佐伯厚子さん≫ ※2016年4月に文校入学の佐伯厚子さんは、通教部・研究科・飯田クラスに在籍中で、23年1月に第18回木山捷平短編小説賞<岡山県笠岡市主催>を受賞しています。222編応募の中の1等賞で賞金50万円。

③兵庫県西宮市の47歳女性は、3/12朝日新聞・夕刊の“文校・春期生募集”の記事で文校のことを知り、3/15馳平講座に参加し、今日の体験入学<夜の部>に参加した後、昼・金・名倉クラスへ入学手続きをしました。
【職場での経験や思いを書きたいと願ってきました。日記はときどき書いているのですが。空想をふくらませて小説として書きたいです。】
“遠藤周作 重松清”

④岐阜県揖斐郡の61歳女性は、2/1(土)に昼・大西智子クラスを見学に来られています。首を長くして待っていた「入学申込書」が今日オンラインで届きました。大西クラス希望。さっそく電話をしてみました。できるだけ多く、JR在来線や新幹線をつかって文校教室にやってきたいとのことでした。
【下手な小説を書き、同人誌が発表の場でした。同人の高齢化により原稿が集まらず一時休刊となり、発表の場、合評の場がなくなりました。
書き続けたい思いは強く、この機会に学ぶことができたらと考え、入学させていただくことを決めました。】
“夏目漱石”
≪インターネット≫
・・・・・・・・・・・・・

◆大阪文学学校へ入学を希望されている方、既に入学手続きを終えた方を対象とした一日体験入学(オープンキャンパス)。残すところ、27日(木)昼・夜【どちらも詩・エッセイ】、28日(金)夜【小説】の開催です。
それらに、何度参加していただいても結構です。すでに入学手続きを終えている方の参加も歓迎します。
事前の申し込みがなくても参加できますが、できれば予約の電話かメールをください。
◆体験入学には、Zoomからでも参加できます。メールで事前連絡をください。Zoom招待状と合評作品をお送りします。そして、その日の体験入学が始まる30分前にミーティングルームを開きます。

(小原)

【今日の新入生は2名】①大阪市の44歳女性が5年半ぶりに復帰し夜・専科小説・谷口cへ②箕面市の27歳男性が夜・本科小説・西村cへ◆5回目の体験入学(オープンキャンパス)は、あした(火)午後2時からと午後6時30分から。予約9名、飛び入りも歓迎!

◆大阪文学学校へ入学を希望されている方、既に入学手続きを終えた方を対象とした一日体験入学(オープンキャンパス)。残すところ、25日(火)昼・夜【どちらも小説】、27日(木)昼・夜【どちらも詩・エッセイ】、28日(金)夜【小説】の開催です。
それらに、何度参加していただいても結構です。すでに入学手続きを終えている方の参加も歓迎します。
あした25日(火)は昼・夜あわせて9名(うちZoom2名)から予約があります。事前の申し込みがなくても参加できますが、できれば予約の電話かメールをください。
◆体験入学には、Zoomからでも参加できます。メールで事前連絡をください。Zoom招待状と合評作品をお送りします。そして、その日の体験入学が始まる30分前にミーティングルームを開きます。

●【文校紹介動画(short ver.2分版)は、Ⅹ上における今現在の視聴回数は14,042回です】●

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
★今日入学された2名を紹介します。

①大阪市の44歳女性からオンラインで「入学申込書」が届いていました。2010年10月から9年間半夜間部に在籍していて、印象深く覚えている女性でした。さっそく電話をしてみました。今の生活状況、前回文校を辞めたいきさつなど、いろいろ話してくれました。前に在籍していたとき、小説が『樹林』在特号に載るなどの実績があるため、飛び級を認め専科クラスからのスタートです。

②箕面市の27歳男性からは、事前に電話やメールでの問い合わせはありませんでした≪近年、こういう方が目立ちます。文校HPの内容で入学を決断していただいているようで、ありがたいことです≫。
オンラインによる「入学申込書」は、必死の思いで綴られているように感じられましたので、少々長いですが、全文紹介します。
【≪入学のきっかけ≫
19歳の頃、芥川龍之介の「歯車」を読んでから、自分の人生を小説に捧げるために、故郷を離れ、縁もゆかりもない街に引っ越して8年が経ちました。
その間僕は小説を書き続けてきましたが、自分の思い描いたものを書けたことは一度だってありませんでした。
小さな賞に応募することも何度かありましたが、いつも小説を書いている途中、また書き終わる頃には、こんなものを書きたいわけではなかった、という思いが強く、失望してばかりの日々です。
そして当たり前みたいに結果は伴わない。そりゃそうだろう、と半ば呆れ、
悔しささえ生まれないのが、悔しい。
なぜ書けないのか。
才能がないのか、技術が足りないのか。あるいはその両方か。
僕は一人で模索しましたが、それを明瞭にするためには他者に面と向かって、自分の小説を批難されることで、狭まって堅固になった視野を一度破壊しなければならない、という考えに至り、本校へ入学する決断をしました。

≪書きたいテーマ≫
僕にとってこれまでの人生は、10代の頃ノートの端くれに書いていた小さな物語から始まり、20代に入って本格的に小説を書き始めてきて、その行為こそが生きる全てでした。
小説を書く、物語を創造する、その視点を持っていなければ今日まで生きることはできなかった。そしてこれからも生きることはできないと確信しています。
改めて書きたいテーマを考えてみたとき、僕は幼少の頃、或いは今日に至るまでに、積み重なった疑問の数々を小説を書くことで解決していきたいと思っています。
それはなぜ僕は生きているんだろうということから、なぜあの時あんなくだらない嘘をついたのかという大きな人生の核になる疑問や、一ヶ月前には胸を張って通れた大きな交差点を避けてしまうような自分の気弱さに戸惑った水曜日のこと。
体調は変わらないはずであるのに、昨日と今日とで睡眠の深さが違うことなど、日常に転がる些細な疑問を一つの点として、そこから物語を作っていきたいと考えています。】

◎影響を受けた作家・作品は、【芥川龍之介「歯車」「河童」 フランツ・カフカ「橋」「変身」 古井由吉「行隠れ」「杏子」】とのこと。
◎文校(春期生募集)は、【インターネット】で知ったとのこと。

(小原)

今春4回目の体験入学[昼の部]に10名(うち東京・岡山・香川などからZoom5名)。在校生の応援は5名◆5回目の体験入学(オープンキャンパス)は、25日(火)午後2時からと午後6時30分から。7名の予約がありますが、飛び入り参加も歓迎!


【今日の体験入学〔昼の部〕に、既入学生3名、入学検討者7名で計10名(うちZoom5名)が参加。在校生も5名が応援に駆けつける】

◆大阪文学学校へ入学を希望されている方、既に入学手続きを終えた方を対象とした一日体験入学(オープンキャンパス)。今日は昼の部<Pm2~4>のみで、担当は土曜日・小説クラスの大西智子チューターでした。

◆ただいま文校ブログやⅩで、冒頭に固定して流している文校紹介の動画〔full ver.7分版〕を見てもらいながら、文学学校の歴史や現状、システムやカリキュラム、諸行事、文校名物の“合評”について事務局から説明をおこないました。
そして、小説や本とのかかわりは?、なぜ文校に関心を持ったのか、実際作品を書いているのか、などを軸に参加者各々に自己紹介をしてもらいました。
その後、クラス生の書いた掌編小説(400字詰換算8枚)をテキストにして、大西チューターの仕切り役・助言役で1時間余り合評会をくり広げました。鋭い意見や、作品のいい部分をつかんだ感想が相次ぎ、いつものクラスゼミ並みに大いに盛り上がりました。
2時間の予定を10分超過して、体験入学は終わりました。
今日の体験入学で、文学学校のおおまかな形や雰囲気をつかめてもらえたのではないでしょうか。

◆体験入学(オープンキャンパス)は、残すところ、25日(火)昼・夜【どちらも小説】、27日(木)昼・夜【どちらも詩・エッセイ】、28日(金)夜【小説】の開催です。
それらに、何度参加していただいても結構です。すでに入学手続きを終えている方の参加も歓迎します。
25日(火)は昼・夜あわせて7名から予約があります。事前の申し込みがなくても参加できますが、できれば予約の電話かメールをください。
◆体験入学には、オンライン(Zoom)でも参加できます。メールで事前連絡をください。Zoom招待状と合評作品をお送りします。そして、その日の体験入学が始まる30分前にミーティングルームを開きます。

●【文校紹介動画(short ver.2分版)は、Ⅹ上における今現在の視聴回数は13,857回です】●

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
★下のハガキをお読みください。大阪文学学校のことを簡潔にまとめてあります★
・・・・・・・・・・・・・

2023年7月以降に『入学案内書』を請求されて、いまだ入学に至っていない方々206名へ、上のような“体験入学”の案内ハガキ〈上;オモテ面 下;ウラ面〉をお届けしてあります。公開講座や24年3/16文校創立70周年記念祭など文学学校が催した公開イベントに参加された方々も含めての206名です。

(小原)

3/19神戸新聞・文化面“同人誌”欄・・・真銅孝(文校事務局員)が同人誌『babel』で発表した小説「タクシーと菅原のためのバガテル」が取り上げられる。

神戸新聞紙上で、評者の葉山ほずみさんによって取り上げられた真銅孝の小説は、文校修了生が集う同人誌『babel(バベル)』7号で発表していたものです。
『babel』は2017年秋創刊で、バックナンバーが文校第3教室の“同人誌販売コーナー”に並んでいます。

(小原)