『樹林』在特号、応募締め切る。小説部門に27編、エッセイ部門に11編、詩部門に12名19編。
朝井まかてさん(直木賞受賞/文校特別アドバイザー)や木下昌輝さん(直木賞に3度ノミネート)、馳平啓樹さん(文學界新人賞受賞)、藤岡陽子さん(京都本大賞受賞)らも文校在籍時に載ったことがあり、応募から選考・編集まですべて学生委員会が仕切る『樹林』在校生作品特集号。その6月号に向けて、きょう13日(土)の午後3時、作品の応募が締め切られました。
【写真】は、仕分けられた応募作品の山を前に、応募作品リストや選考委員名簿作りに励む学生委員会のメンバー。【左から】田原朱理さん<通・美月c>、林隆司さん<昼・佐伯c/在特部キャップ>、間瀬翠さん<昼・夏当c/秋の新入生>、谷良一さん<夜・平野c/学生委員長>。その右は、締切3時の20秒前に応募作品を持参してきた藤本夕穂さん<夜・西井c>。なお、委員会メンバーの福井良馬さん<夜・大西c>も4時に駆けつけてきました。
午前11時に始めて、封筒詰めまでの作業を終えたのは午後9時15分。
応募状況について、学生委員会から知らされた情報を以下に記します。
◆小説部門・・・今回27編〔23年7月・36編/23年1月・33編/22年7月・30編/22年1月・24編/21年7月・36編〕
◆エッセイ部門・・・今回11編〔23年7月・7編/23年1月・14編/22年7月・7編/22年1月・13編/21年7月・11編〕
◆詩部門・・・今回12名19編〔23年7月・17名23編/23年1月・16名23編/22年7月・14名18編/22年1月・13名17編/21年7月・9名11編〕
◆表紙部門・・・今回4名〔23年7月・2名/23年1月・2名/22年7月・6名/22年1月・1名/21年7月・3名/21年1月・1名〕
今回、応募総数が前回よりいくらか減ったとはいえ、『樹林』6月・在特号に載るのは狭き門になりそうです。
【小説部門において、100枚の規定枚数を超過していた2編が失格となりました。お二人には連絡し、了解していただきました。】
林キャップや谷学生委員長をはじめとした学生委員会の皆さんが手分けして、通教部スクーリングや昼・夜間部の教室ゼミにじかに足を運び、PRにこれ努めたために、選考委員や応募作品数が極端に減るということはありませんでした。
『樹林』在特号の発行・活用は、文校のカリキュラムにも組み込まれているように、文校活動の紛れもない一つの大きな“舞台”です。在特号の6月発行へ向けて、確かな一歩を踏み出すことができました。
★小説部門の1次選考(在宅選考)の選考委員は休学生もふくめ各クラスから、26名の方に引き受けてもらっています。その26名には、応募27作を4つのグループに分けたうえで、そのうちの一つの作品群(4百字詰め総計305~318枚)をレターパック・ライトに詰めて今夜ポスト投函しました。2月2日(金)午後3時が、「小説部門1次選考採点表」の締切です。そこで原則、4グループそれぞれ上位3作品を選びます。
2次選考会は、3月3日(日)午後1時から8名によって文校教室でおこなわれ、『樹林』6月・在特号の掲載作を決める予定です。
★1度だけで選考するエッセイ部門と詩部門の選考委員はそれぞれ、3名と5名の方に引き受けてもらっています。計8名の方へは、応募作品をあさって15日(月)に郵送します。
エッセイ部門と詩部門の選考会は別々に、2月18日(日)午後1時からおこなわれます。エッセイ部門、詩部門それぞれ3名と5名によって文校教室で選考し、『樹林』6月・在特号の掲載作を決める予定です。
各選考委員の皆さん! がんばって読んでしっかり審査してください。
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◆今度の公開講座は、1月20日(土)午後3時から昼・詩の連続講座(担当講師;近藤久也さん)です。課題作品の提出はきょう締め切り、18名から届いています。
◆その次は、1月27日(土)午後3時から昼・文章講座(担当講師;馳平啓樹さん)です。課題作品の提出はきのう締め切り、39名から。
(小原)