祝☆第16回銀華文学賞(『文芸思潮』主催)において、有汐明生さん(通教部研究科休学中)の小説「花筏(はないかだ)」が優秀賞を受賞! さらに、奨励賞に神郷愛光さん(通教部研究科休学中)の小説「老人ホームの再会」が選ばれる!
昨年度の第16回銀華文学賞には、全国から207編の応募があったそうです。
最優秀賞(1編のみ)に次ぐ優秀賞(6編)を受賞した有汐明生(うしお・あきお)さんは、20年間ほど大阪文学学校に在籍しています。1986年頃の入学から再入学や休学を繰り返しながら、夜間部、昼間部、通教部それぞれの在籍をあわせるとおよそ20年に及びます。
2年前に優秀賞を獲得していた神郷愛光さん(愛媛県の出身小学校と出身中・高校をあわせたペンネーム)は、今回は奨励賞(13編)でした。16年4月昼間部入学で現在は通教部に移っています。
有汐さんの受賞作「花筏」は、昨年末に発売されたアジア文化社発行『文芸思潮』90号(24年冬号)に全文掲載されています。応募限度の50枚。『文芸思潮』90号は、ネットでアマゾンから買い求められます(1300円+税)。
有汐さん(優秀賞)、神郷さん(奨励賞)につづいて、入選(13名)には夜間部専科休学中の佐藤勉さんと修了生・渡利真さんの小説が選ばれています。
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以下に、『文芸思潮』90号から、関連する箇所を抜粋します。
今回の銀華文学賞の選考委員は、五十嵐勉さん、小浜清志さん、大高雅博さん、八覚正大さんの四氏でした。その方々の選評を抜き出しました。
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●『文芸思潮』90号(24年冬号)の“全国同人雑誌評”欄(評;殿芝千恵)で取り上げられている文校修了生の小説は次のとおり。( )内は同人誌名と号数。
◎奥谷梅子「メスキュード箱のなかに棲むコオロギの物語」(組香・8号)
◎安見二郎「アンティグア・バーブーダ」(組香・8号)
◎黒住純「ここではなく、今日でもなく」(ココドコ・4号)
◎田中さるまる「細く長い路地」(ココドコ・4号)
◎水無月うらら「ぽんこつ」(ココドコ・4号)
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(小原)