秋期最後の昼・詩の連続講座【担当:詩人の近藤久也さん】に、あらかじめ作品提出のあった、岐阜県の通教生を含む16名全員が出席。加えて、未提出者も1名。
午後3時から6時まで、公開/昼・詩の連続講座(秋期3回目)がおこなわれました。
講座の初めに近藤講師から、井川博年さんの詩「胸の写真」について、10分ほど話がありました。
その後近藤講師は、事前にプリントを配布してあった提出作品16編について1編ずつ懇切で鋭い批評をくわえていきました。
恒例となっている“私がいいと思った作品”として2編の発表もありました。提出16編の中から選ばれたのは―――◇南条ひろし「小さなアパルトヘイト」 ◇山上直樹「もう一つの道」。お二人とも、昼間部・中塚クラス所属。
◆詩の連続講座の始まる前、つい最近、第1詩集『モカの香り』(澪標/1,650円)を上梓した今井清博さん(通教部休学中)に、詩集を出すに至るまでの話をしてもらいました。そのあと、『モカの香り』を出席者に無料で配布されていました。まだ残っていますので、ほしい方は事務局まで連絡ください。
今井さんは、2010年文校入学で、詩集を出したことを区切りに文校を卒業され、『樹林』購読会員になられます。
●今秋期13回あった公開講座の締めくくりとして、3月2日(土)午後3時から、馳平啓樹講師が担当する昼・文章講座があります。すでに締め切っている提出作品は、24年春期の新入生を含めて42編。
その日取り上げる古典的な名作は、谷崎潤一郎「陰翳礼讃」(中公文庫など)です。あらかじめ読んでおいてください。
◇作品未提出の方も公開講座には参加できますし、勉強になります。
◇公開講座には、在校生と24年春期新入生は無料で参加できます。
休学生・文校OBは1000円、一般は1500円です。
(小原)