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【【速報】】市街地ギャオさん<大阪文学学校昼間部・休学中>、第40回太宰治賞受賞!

昨日(10日)東京都三鷹市で、第40回太宰治賞(筑摩書房・三鷹市共同主催)の最終選考会がおこなわれ、文校生・市街地ギャオ(しがいちぎゃお)さんの小説「メメントラブドール」(161枚)がみごと受賞を果たしました。応募総数は1405編。賞金100万円。
近いうちに筑摩書房からムック本『太宰治賞2024』が刊行される予定です。そのムック本には、市街地さんの受賞作「メメントラブドール」のほか最終候補3作品すべてが収録され、選考委員四氏(荒川洋治、奥泉光、中島京子、津村記久子)の選評、受賞者の言葉なども掲載されるようです。
筑摩書房HP参照
三鷹市HP参照

◆現在休学中の市街地ギャオさん<大阪市/31歳>は、23年4月から24年3月まで昼間部・大西智子クラスに在籍されています。大西Cへは再入学でそれ以前、18年4月から19年3月までは夜間部・小原政幸Cで、衿さやかさん(現在は昼・津木林C在籍/23年上半期同人雑誌優秀作に選ばれ『文學界』に転載される)などと切磋琢磨していました。

◆文学学校生および文校修了生からは過去に3人、太宰治賞の受賞者が出ています。第14回(1978年)の福本武久さん、・・・《79年から98年まで中断》・・・第18回(2002年)の小川内初枝さん、第19回(03年)の小林ゆりさんで、いずれの受賞作も筑摩書房から単行本化されています。
さらに、受賞には至りませんでしたが、太宰治賞の最終候補4作に選ばれた文校修了生が二人います。第31回(15年)の稲葉祥子さんと第36回(20年)のにゃんしーさんです。

(小原)